YOASOBI:ハルジオン ~思い出にすがらずに未来に進むことを選んだ~

YOASOBI:ハルジオン邦楽レビュー
邦楽レビュー

YOASOBI (ヨアソビ) 配信シングル「ハルジオン」。

前作「あの夢をなぞって」から約4カ月。今回も変わらず興味深い世界を聞かせてくれました。着実にできることを、作品ごろに広げているユニット。

自ら選択で未来への希望を感じさせてくれる曲は、強く印象に残ります。

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ハルジオン 概要

YOASOBIは小説 & イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を原作として作曲するコンセプトをもった2人組のユニット。

短編は変わりがなくても、過去2作よりも長くなった原作。見せている世界も異なりますが、曲で大きく変わったのはイントロが付いたこと。

2ビートのリズムであったり、演奏だけに注目しても興味深いことをしているのですが、あくまでも歌が前面に出ているというのが興味深い。

さらっと聞いても、踏み込んでも楽しめる良曲です。

ハルジオン

橋爪駿輝の小説「それでも、ハッピーエンド」を原作とした「ハルジオン」。

心の中でゆれ動く感情。多くの方が体験することだからこそ、話の世界に自分が入り込むような感覚にとらわれます。小説と曲が融合している良さですね。

ギュッと濃縮された思いが、1曲の中に含まれています。

確かに動き出した
未来へ

印象的な最後のフレーズ。「もう1度描き出す」ことを選択したこその結果。分岐点だからこそ未来でも、選択方法の仕方で違った世界の場合もあったはず。

勇気はいることだけど、選択は間違っていなかったと感じさせます。ゲームのようにセーブしてやり直しができないからこその、選択。興味深い!

ハルジオンは春に咲く、生命力の強い花。花言葉もありますが、未来に進むことを選んだ強さ(生命力)からこの曲名になった気がしました。

原作もあることから明確に指定することもできるはずなのに、想像や個人の解釈で楽しむ部分が歌詞を含めて残されているのもいいですね。

あとがき

過去の2曲とも異なる世界。それでいてバラバラにならずに、ユニットならではの音楽を聞かせてくれる。面白く興味深いです。

過去2作は曲、小説のどちらが先でもよかったですが、今回は小説を先に読んでからのがより楽しめるようにに感じました。想像が強まる感じ…。

自分はYOASOBIというユニットを知ったのが数日前ですが、聞いても原作の小説を読んでも引き込まれちゃいました。演奏も面白いのもポイントですね。

曲を聞くだけでも楽しめますが、歌詞、原作の小説を読むと見えてくる世界が広がります。その時の状況などで、一人ひとりで異なる楽しみ方ができますよ。

 

以上、『YOASOBI:ハルジオン ~思い出にすがらずに未来に進むことを選んだ~』でした。


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