X JAPAN:We Are X (Original Soundtrack) ~まだ薔薇は枯れない~

X JAPAN:We Are X (Original Soundtrack)邦楽レビュー
邦楽レビュー

X JAPAN (エックスジャパン) サウンド・トラック「We Are X (Original Soundtrack)」。

同名のドキュメンタリー映画の公開に合わせてリリース。Xの始まりから、解散と復活。そしてこれからを描いたのが「We Are X」。

ファンであれば、音と映像のどちらも触れておきたい内容です。

We Are X (Original Soundtrack) 収録曲概要

「We Are X (Original Soundtrack)」収録曲は以下の通り。

  1. La Venus (Acoustic Version)
  2. Kurenai (From The Last Live)
  3. Forever Love
  4. A Piano Strings of Es Dur
  5. Dahlia
  6. Crucify My Love
  7. Xclamation
  8. Standing Sex (From X Japan RETURNS)
  9. Tears
  10. Longing 〜Setsubo no Yoru〜
  11. Art of Life -3rd Movement-
  12. Endless Rain (From The Last Live)
  13. X (From The Last Live)
  14. Without You (Unplugged)
  15. Rusty Nail (DAHLIA TOUR FINAL 〜Mubouna Yoru〜)
  16. Forever Love (From The Last Live)

ドキュメンタリー映画ということで、ライブ音源が多いのが特徴。スタジオ音源でないからこそ、リアル感が増している形に。

このサウンド・トラックでしか聞けないというものは少ないですが、それでも順分に楽しめるのですから、面白いものです。ファンというのもありますが…。

今回はオリジナルアルバムに収録されていて、これから記事にする際に間違いなく触れそうな曲は省き、紹介をしていきます。

La Venus (Acoustic Version)

We Are Xのための新曲「La Venus (Acoustic Version)」。(1曲目)

映画のエンディングではバンドでの音ですので、Acoustic Versionが聞けるのは、このサウンド・トラックのみ。

面白い趣向であると同時に、順調にいけばアルバムのリリースが近かったのを感じさせてくれます。だからこそ、あえての選択ですよね。

Everything’s fake
Everything breaks
And we won’t be the same

「全てが偽物で壊れる。俺たちは同じではないから」。消えていくものは確かにあるけど、俺たちは違うんだと。伝えるのは「La Venus = あなた」へ。

No reason to let the world take your life tonight

「今夜世界に命を奪われる理由はない」。生きることを選択していいんだ。なぜ生きているのかは、終わりを迎えた時に考えればいんじゃないという形かなと。

聞く人によって受け取り方は変わってくるれしょうけれど、「We Are X = 俺たちがX」が希望であり、これからも生き続けると宣言しているかのようです。

ライブだと顕著ですが、メンバーだけというよりも、同じ場所を共有している全ての人が「We Are X 」ですから…。

TOSHIの歌声あってこそのX JAPANというのが分かるのも、ポイントです。

A Piano Strings of Es Dur

インストゥルメンタル「A Piano Strings of Es Dur」。(4曲目)

3枚目のアルバム「Jealousy」のオープニング。基本は繰り返しなので、X JAPANのピアノの中でも最もコピーがしやすい曲。

鍵盤ができる人であれば、聞けば合わせて弾きたくなります。子どものころエレクトーンを習っていたので、鍵盤を目の前にすると思わず弾くのはこの曲。

美しいメロディであるのに一瞬の静寂のあと、一気に不協和音で崩れていく後半が印象的。狂気的であるのに、嫌な感じがしないんですよね。

Xclamation

インストゥルメンタル「Xclamation」。(7曲目)

2枚目のアルバム「BLUE BLOOD」に紅とオルガズムに挟まれる形で収録。インド風の雰囲気が特徴で、後半のスラッピングのベースがカッコいい!

ギタリストならば気になって購入してしまうけれど、使用頻度の低いオクターバー。この曲の前半部分で、大活躍するというのもうれしい!

インストゥルメンタルがカッコいいと思ったのは、これが最初かも…。

Standing Sex (From X Japan RETURNS)

7枚目のシングル「Standing Sex (From X Japan RETURNS)」。(8曲目)

タイトルが強烈で、1度見たら覚えてしまう曲。オンタイムのリリース時は女の子に興味を持ち始めたころでしたから、衝撃だったの覚えています。

英語もほぼ分からないし、当時は何を歌っているのか全くは分からなかったですが、ドキドキさせてくれました。激しいのを想像しちゃうという感じて…。

Lady Lady Are you ready to go?
Why do you have to be laying down?

「おねえさん準備はいい? なんで横になっているの? 」。やっぱりエロいですねというか、X JAPANの他の曲にはないパターン。

テンポはだいぶ早いですが、ロックンロールであるのも面白い!

Without You (Unplugged)

HIDEが急死後に作られた楽曲「Without You (Unplugged)」。(14曲目)

インストゥルメンタルとして「ETERNAL MELODY II』に収録。映画の中でも語られていますが、TOSHIでなければ歌ってつもりはなかったという曲。

HIDEへの思いが詰まった歌詞に、心がぐっときます。

夢も求めていた日々を
限りなく広がる空に もう1度

世界デビューというのは、大きな夢。映画でも描かれていましたが、言語の違いと少なくはない偏見があるからこそ、海外の難しいじゃないかという声。

実際にアルバムをリリースすることなく、バンドは崩壊の方向へ…。肉体としてはもういないけれど、一緒にもう1度行くよの思いを感じさせます。

終わりのない愛の詩を 今貴方に

形としては変わったとしても、もう俺たちは突き進むことをやめない。ずっと詩を届け続けるから空から聞いていてねとういう感じでしょうか。

メロディーがよく、これでもかと優しい。TOSHIでなければ歌ってほしくなかったというのは、なんとなく分かる気がします。思いが強くなりますよね。

あとがき

WOWOWで放送されたのを録画していたので、あらめて見直したドキュメンタリー映画「We Are X」。何回が見ていたのに、興味深かったです。

本来は触れてほしくないであろう部分まで、ドキュメンタリーとして記録。X JAPANファンならずとも見て楽しめるのではないでしょうか?

サウンド・トラックで音は楽しめますが、絵も見て欲しいですね。逆に少しでもX JAPANに興味があるのであれば、見ておいた方がいい感じですよ。

過去の記録であり、未来へとつながる映画の終わり方。あらためて見たことによって、より早く新しい姿を聞かせてほしいなという思いが強くなりました。

また、エンディングの部分で音源としては未発表の「Hero」がながれるからこそ余計に…。そういえば、ライブで演奏しても未音源の曲が大分ありますね。

2021年こそX JAPANがWe Are Xの続きを見ててくれますように!

 

以上、『X JAPAN:We Are X (Original Soundtrack) ~まだ薔薇は枯れない~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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