ゑんら:妖怪ディスコ ~ここで踊るのならば、この命尽きるまで~

ゑんら:妖怪ディスコ邦楽レビュー

ゑんら(えんら) 2枚目のシングルである「妖怪ディスコ」。

前作「さよならを教えて」から約5カ月ぶりとなるシングルは、よりゑんらならではの世界観を持った内容になっています。2曲ですけれど、とても濃いです。

アルバム「KEMURI」、「さよならを教えて」は今聞くと探りの部分もありますが、今作はゑんらだからこそできる音を掴んだような気がしました。

独自な世界観だからこそ、2曲とも面白く興味深く聞くことができますよ。

妖怪ディスコ 収録曲概要

「妖怪ディスコ」の収録曲は以下の通りです。

  1. 妖怪ディスコ
  2. つぼみ
  3. 妖怪ディスコ (Instrumental)
  4. つぼみ (Instrumental)

ゑんらとしては3作目となるシングルですが、ジャケットにメンバーの顔写真が載るのは初めてです。他のアイドルグループではないことですよね。

タイトル曲の曲名も面白い今回のシングルですけれど、メンバーの後ろのふすまの裏に妖怪が隠れていそうな気がするのも、見ていて面白く感じました。

少しぼやけた妖艶な色使いは、見えていないものが見える気がします。

妖怪ディスコ

本来あまり組合わさらない曲名が面白い「妖怪ディスコ」。(1曲目)

妖怪というとゲゲゲの鬼太郎のオープニングテーマから運動会というイメージはあっても、ディスコというのはなかなか思い浮かばないですよね。

ディスコといってもシーケンスの音ではなく、アコーディオンと三味線の音が重要になっているというのが、妖怪の世界だからこそディスコの気がします。

ディスコという楽しい時間が妖怪であっても徐々にいなくなるというのに、切なさを感じます。続けられないのはなぜ? というメッセージをある気がしました。

奇を狙った曲ではなく、すごく考えられた曲であるのは聞いていて分かります。すごく面白い曲だと思いますし、アレンジの参考と練習になる曲ですよ。

つぼみ

僕はここにいるよと叫べと歌った「つぼみ」。(2曲目)

つぼみのままでなく、どうせ生まれたのであれば咲いてみせろ! 笑っても泣いてもいいから、自分であることを存在証明するんだと言っている気がしました。

本当は自分がやりたいことではないことをする、自分を抑えなければいけない場面はあるけれど、それだけじゃダメなんだ! と背中を押してくれる曲です。

最後の「もう逃げてもいいんだ」は、つぼみのままでなくどんな形でもいいから咲いた人へのメッセージと同時に、自分たちゑんらへのメッセージですよね。

まだ自分たちがつぼみであるからこその、咲くまで逃げることはないんだという意志のように聞こえました。上モノの音使いが的確で、とても面白い曲です。

あとがき

元doropの滝口ひかりちゃん、木乃伊みさとちゃんの2人。ひかりちゃんの妹の滝口きららちゃん3人のゑんら。すごく面白いグループになってきました。

元のグループのイメージで聞くと違和感があるかもしれませんが、元のグループではできなかった独自の曲、独自の活動には面白さを感じます。

より色濃くなってきたゑんらの活動は、来月リリースされる2枚目のアルバム「UKIYO」でさらに濃くなるのは間違いありませんよ。

2枚のシングル曲は全曲収録されますので、その他のアルバムならでは曲がどんなもになるのか気になってしょうがないです。どんな世界観か楽しみですね。

 

以上、『ゑんら:妖怪ディスコ ~ここで踊るのならば、この命尽きるまで~』でした。

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