ゑんら(えんら) 配信シングル「アバンギャルドおばけ」。
2枚目のアルバム「UKIYO」から約5カ月。曲名からして、らしい曲を提示してきてくれました。
他のアイドルでは表現できない独自性が、聞いていて楽しい曲。一度ハマったら抜け出せないような、面白いグループになってきています。
アバンギャルドおばけ 概要
本来は3枚目のシングルとして、20年5月20日にリリース予定だった曲。新型コロナウイルス拡大影響により、販売が中止になっています。
ライブ、リリースイベントができないからこそ、難しい判断だったとは思います。気持ちを切り替えて配信に変更するというのは、柔軟な判断力。
配信がされていなかった2枚目のアルバム「UKIYO」も合わせて開始されたのは、いい判断だと思います。曲にも鮮度があるので…。
販売形態を変えて再発売を検討するとのことですが、どうなるんでしょうか。
アバンギャルドおばけ
レトロ感と感情の融合が面白い「アバンギャルドおばけ」。
瓶を叩いたと思われる特殊な音使い、転調も多いのですが、自然と耳に入ってくる曲。無理やりではなく、あるべき音が集まったというのが特徴です。
きっと楽器を弾く人ほど、面白いと感じさせてくれます。
他の誰かなんてどうでもいい
これが愛の証明
恋は盲目なんていいますが、MVの表現している世界観と合わせて見るとなるほどねと。アイドル好きの方ほど、自分と重ねた情景が浮かぶと思います。
ガラガラのライブハウスの状況から、埋まったライブハウスまで表現しているのが面白くもあり、切なさも感じさせる作りになっています。
たた見ているだけでうれしかったのが、違う感情も生まれきたような…。
いろいろな解釈ができると思いますが、「アバンギャルドおばけ」とは熱心でもあり厄介でもある。ファンの表現方法とし興味深い! 嫌みはないのがいいです。
決してわかりやすいメロディではないのに、一度覚えたら耳からはなれません。
あとがき
レトロ感はあるのに、古すぎない、狙い過ぎていない絶妙なバランス。ゑんらは聞いて面白い、唯一無二のアイドルグループです。
入り口は狭めかもしれませんが、1度扉の中に入ってしまったら大きな部屋が広がっている。自分にはない世界だからこそ、興味が深くなります。
新型コロナウイルスの影響で経済的にはもちろん、考える時間ができるからこそ、消えるグループが多くなるのは間違いありません。
ゑんらもライブができなかったり、リリースが中止なったりしていますが、オリジナリティがあるからこそきっと生き残るでしょうね。
イベントでしか見たことがありませんが、フルで見たいなと思わせる力を感じます。
以上、『ゑんら:アバンギャルドおばけ ~思いの強さは甘くも辛くもある~』でした。
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