Weezer:Teal Album ~今現在の曲として聞く10の名曲~

Weezer:Teal Album洋楽レビュー

Weezer (ウィーザー)のカバーアルバムである「Teal Album」。

洋楽ファンであれば誰も知っているような10曲の名曲を、原型を崩さずにWeezer流にカバーしたアルバムです。これがまた、興味深いカバーになっています。

有名曲であるのに、自然体のままWeezerの曲になっているんです。カバーアルバムというとしょうもないのも多いですが、このアルバムは全く違いますよ。

聞いていて自然のリスペクトが感じられるのが、理由なのかもしれません。

アルバム収録曲概要

「Teal Album」の収録曲は以下の通りです。

  1. Africa
    Toto
  2. Everybody Wants to Rule the World
    Tears for Fears
  3. Sweet Dreams (Are Made of This)
    The Eurythmics
  4. Take on Me
    a-ha
  5. Happy Together
    The Turtles
  6. Paranoid
    Black Sabbath
  7. Mr. Blue Sky
    Electric Light Orchestra
  8. No Scrubs
    TLC
  9. Billie Jean
    Michael Jackson
  10. Stand by Me
    Ben E. King

曲名の下がオリジナルのアーティスト名ですが、曲はもちろんアーティスト名も豪華な顔ぶれになっています。ジャンルがバラバラなのが、また面白いですね。

カバー曲でもWeezerとしての曲にできるかが基準にはなっていると思いますが、この10曲を選曲した基準はどうやって選んだのか、とても気になります。

また、最初からこの10曲のみを選んだとは考えづらいので、このアルバムの10曲からもれた曲はどんな曲だったのか、選曲基準と同じく興味がありますね。

おそらくAce of Baseの曲は選考の選曲に入っていたと思うのですが、どうなんでしょうね。TLCが入っているから、古い中でも新しすぎでもないですよね。

また、カバーアルバムを制作する時があれば、Ace of Baseの曲が入りますように!

Africa

アルバムのオープニング曲でTotoのカバーの「Africa」。(1曲目)

オリジナルのリリースは1982年ですから、37年前の曲です。ロックバンドの曲で40年近く歌い続けられて、これからも歌い続けられるのはスゴイ曲です。

さすがにオリジナルは古さを感じる曲になっていますが、Weezer流で現在の曲として形を崩さずにうまくカバーされています。この曲はWeezerに合いますよね。

MVは時代背景を伝えるためなのか面白い形になっていて、レトロなビジュアルと4対3の昔の画面比率で撮影がされているのが面白いです。そしてやっぱりいい曲!

Sweet Dreams (Are Made of This)

The Eurythmicsのカバーの「Sweet Dreams (Are Made of This)」。(3曲目)

この曲はアルバムの収録曲の中でも曲名を見ただけで、特に気になっていた曲の1つです。Marilyn Mansonがカバーしていますが、そのイメージが強いので…。

Marilyn Mansonのカバーはバンドのイメージ通りのおどろおどろしたイメージになっていますが、Weezerのカバーはオリジナルに近いです。

やっぱり曲の印象はカバーする人によって、全く違った形の曲になるんだなと感じた曲です。ただ、この曲のイメージはやっぱりMarilyn Mansonですね。

聞いている回数が違うからなのもありますが、おどろどろした感じが本来のオリジナル版よりもオリジナルとして耳に焼き付いてしまています。

聞いきた音楽環境から、聞く人によってこの曲のイメージは変わりそうです。

Take on Me

a-haのカバーの「Take on Me」。(4曲目)

名曲中の名曲です。a-haを全く知らない世代でも、この曲は聞いたことあると言う人が多いのではないでしょうか? 逆にこの曲は、名曲過ぎて難しいですよね。

この曲も他のカバー曲と同様に原型を崩さないアレンジになっていること、ヴァース・クオモの声質にぴったりな曲というのが功を奏していると感じました。

Weezerのカバーも、この曲は何回も繰り返して聞きたくなってします。

Paranoid

Black Sabbathのカバーの「Paranoid」。(6曲目)

このカバーアルバムの中で、1番選曲に意外性のあった曲です。もちろん影響は受けて聞いている曲なんでしょうけれど、びっくりしました。

「Sweet Dreams (Are Made of This)」と同じく、収録曲の曲名を見た時点でどうなるか予想がつかなすぎて、興味がひかれた曲です。

ロックであってもWeezerはポップ度が高いですから、あらためてロックバンドなんだと感じさせてくれる曲です。予想以上にカッコいいカバーになっています。

このアルバムの中で1曲と選べと言われたら選ばないですけれど、興味深い面白いカバーになっているのは間違いありません。

あとがき

2019年は12枚目のオリジナルアルバムの「Black Album」もこの後にリリースしているのですが、13枚目のアルバムのリリースが既に決定しています。

「Van Weezer」と名付けられたアルバムは、バンドのルーツであるメタルに由来したものというのは、きっと「Paranoid」をカバーしたのも影響していますよね。

2020年5月15日リリース予定とかなり先にはなりますが、先行ですでに配信されている「The End Of The Game」を聞くと楽しみでなりません。

聞いた音楽に影響されて音楽を好きになったり、演奏して曲を作り出すのですから、カバーアルバムというのはたまに聞くと面白いですね。

名曲中である10曲をWeezerが今の曲にしたカバーアルバム。オススメです。

 

以上、『Weezer:Teal Album ~今現在の曲として聞く10の名曲~』でした。

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