うらみちお兄さん：得手不得手/猫が何もない空間を見てる ~存在理由~

うらみちお兄さん (うらみちおにいさん) 配信シングル「得手不得手/猫が何もない空間を見てる」。

前作「傘持ってないときに限って雨降るのなんで」から20日。番組内容に合わせて、順調なリリースを続けるうらみちお兄さんの第3弾。

内容はシュールなんだけど、大人こそ共感せずにはいられない歌です。

この記事の目次(もくじ)

得手不得手/猫が何もない空間を見てる収録曲概要

「得手不得手/猫が何もない空間を見てる」収録曲は以下の通り。

タイトルそのままの並び。工夫がないとも言えますが、だからこそうらみちお兄さんには逆に妙に合ってしまうという面白さがあります。

これは番組の内容上で、めちゃくちゃに得をしている部分ではないでしょうか。また、どちらも存在に対する内容であるのも、大きな特徴です。

いけてるお兄さん、うたのお姉さんのデュエット「得手不得手」。(1曲目)

誰にでもある得手不得手。たまになんでもできてしまう人は確かにいるけれど、その他多くは普通の人。誰かを頼りにしていいし、違うからこそ楽しい。

その音自体は子供向けですが、対象は大人に向けているように聞こえます。

できることできないこと
何でも一人でやろうとしないで

自分もよくやってしまうこと。言葉で詳細を伝えるよりも、少し苦手だと分かっていても自分でやってします。これってよくもあり、マイナスもありますよね。

みんがな人間ふつうの人間

すごくなりたくとは思っても、その多くはふつうの人間。自分を特別視しないほうが、世の中に対してうまく向かっていけるのではないでしょうか。

言葉ではそうは書けるのですが、中々しづらいことでもあります。

すごいねって友達になれること
それが一番すごいこと

自分にはできないことも、友達ならできることがある。その逆もあるからこそ助け合いが生まれ、かけがえのない友だちにもなる。

相手を認めるというのが、自分が成長することなのかもしれません。大人になるほど固定概念が生まれますが、柔軟であることが重要なのでしょう。

できることとしたいことは、人それぞれで異なってくるのですから…。

うたのお姉さんが歌う「猫が何もない空間を見てる」。(2曲目)

確かに猫を見ていると、よく見かけること。逆に犬だとそんなことはないですから、面白いところに目線を向けた歌でもあります。

何もないない

猫の見ている先には何もない。ただの空間だけ。無心になっているだけかもしれませんが、実際に猫にしか見えない何かがあるのかもしれないですね。

猫がいる
それだけでいい

猫の手も借りたいとことわざがありますが、実際には何もしてくれない。それでもその存在が嬉しい。歌詞の通り、他に何もなくても生きていけます。

多くの猫がツンデレであるからこそ、面白いし、この子のために頑張ろう! という気になるんですよね。忠実になついてくれる犬とは、少しだけ異なる部分。

正直深い意味はこの曲にはないと思うのですが、それだからいんです。

テレビアニメ「うらみちお兄さん」いいですね。毎週録画して見ていますが、シュールでブラックな要素があるのが、また楽しくていい感じです。

加えて番組の肝となってくる、うたもいい感じ。こういう構成はありそうでなかったからこそ、より気になるし、聞いていて楽しくなってしまいます。

番組内で冬の海で撮影したMVの曲など、まだまだこれからも曲が披露されるはず! どんなシュールで共感してしまう内容なのか、楽しみでしかありません。

リアルに大人こそ内容を思いっきり楽しめますので、テレビアニメ「うらみちお兄さん」はガチにオススメです。

以上、『うらみちお兄さん：得手不得手/猫が何もない空間を見てる ~存在理由~』でした。

2021/8/5 release Digital Single
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水樹奈々 (みずきなな)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。もっとプロフィール & あぶまいについて