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TrySail:誰が為に愛は鳴る ~僕らは同じ夢をここで見るんだ~

TrySail:誰が為に愛は鳴る邦楽レビュー
邦楽レビュー

TrySail (トライセイル) 12枚目のシングル誰が為に愛は鳴る」。

前作「ごまかし/うつろい」から1年3カ月。途中リミックス「僕らのシンフォニー (2020 Winter Remix)」を挟みましたが、本筋では久しぶりのリリース。

3人の歌声がハーモニーとなる2曲は、正にTrySailと言える内容です。

誰が為に愛は鳴る 収録曲概要

「誰が為に愛は鳴る」収録曲は以下の通り。

  1. 誰が為に愛は鳴る
  2. ひだまりの場所
  3. 誰が為に愛は鳴る (TV ver.)
  4. 誰が為に愛は鳴る (Instrumental)
  5. ひだまりの場所 (Instrumental)

タイトル曲「誰が為に愛は鳴る」は先行配信が行われましたが、今作にも収録されるTV ver.が先に来て、間をおいてフルーバージョンがリリース。

MVもリリックビデオとしてですが、カップリングでも公開。久しぶりの音源ということもありますが、すごく力が入っている1枚なのでしょう。

組み合わせは、強い意思とありがとうの思い。それぞれ個でありながら、うまくハマっています。3人の歌声も個でありなが絡み合いますし、面白い1枚です。

誰が為に愛は鳴る

テレビアニメ「SDガンダムワールド ヒーローズ」オープニングテーマ「誰が為に愛は鳴る」。(1曲目)

TrySailの特徴でもあるポップで、かつ勢いのある曲。サビ始まりは中落ちすることも多々ありますが、最後まで突き通しているのが気持ちよさになっています。

アニメの期待を高めるのは、オープニングテーマとしてもピッタリです。

が為に戦うこと
孤独をいとわぬこと

その結果として、夢がつながっていく。その瞬間は孤独であるようでも、実際は異なるのでしょう。少し難しい表現ですが、そこが逆にいい感じです。

今夢を

続けて歌うのではなく、間を置いてから、それだけに思いが強くなっています。シンプルで典型的な構成ですが、あるべき場所に必要な物を置く。

同じ言葉でも意味の伝わり方が変わってきますし、作曲の参考になる構成です。

愛し合うことが許されている
かけがえのない世界

だからこそ、同じ夢をみようと思う。起承転結で最後にこの言葉がくるからこそ、よりしっくりとする形。文字で表現すると軽いですが、いい感じです。

文章だとPREP法が主にはなってきていすが、歌詞は起承転結のが説得力が増しますね。この歌のように、メッセージが強い場合は特にです。

また、間違いなくギタリストが書いたと思って作曲者を見ると、川崎智哉。今までの経歴を見ると、アーティストのキーとなる曲を書いてますね。素直に納得!

この「誰が為に愛は鳴る」は、聞くだけでなく思わず弾きたくなりますし、今後もTrySailに楽曲提供をしてくれることを期待しちゃいます。

ひだまりの場所

いつまでも暖かい「ひだまりの場所」。(2曲目)

この曲で描かれているのは、ライブなのでしょう。配信なども行っていましたが、レンズを通しから端末で見るのと、実際の目の前とでは異なるライブ。

どちらも体験したかこそ、大切な場所であること改めて認識した形でしょうか。

明日が来るのと同じように
繰り返す「またね」の約束

当たり前のことが、普通ではなくなった現在。時間が解決してくれる予測は見えてはきましたが、まだそれがいつとは断言できないのも現実。

何気ない「またね」の約束が、果たせることを心待ちにしているのでしょう。

ずっとこれからもよろしくね

今までにありがとうもありつつ、これからも。まだまだ一緒に楽しめることはたくさんあるから! という思いも含まれていそうです。

また、楽しさを心待ちにしたら、時間なんて一瞬で過ぎていますから…。音源でもいい感じですが、ライブだとさらによくなる想像が難しくない歌です。

また、リリックビデオの画像は、21年3月6、7日に国立代々木競技場第一体育館「LAWSON presents TrySail Live 2021 “Double the Cape” 」の写真。

歌詞の内容としても、過去ではなく最新のライブというのがきっと重要な意味を持っているんでしょうね。込めた思いをより強く伝えるために…。

あとがき

タイトル曲、カップリングのどちらもTrySailらしい曲。それぞれのソロ活動もあるからこそですが、久しぶりであっても一気に戻ってくる感じです。

また、声優のユニットは数多くありますが、歌声の分離という意味では、断トツなTrySail。3人の誰がどこを歌っているというのが、すぐに分かります。

それでいてハーモニーとなった時の相性もいいですから、やっぱりなるべくして揃った3人なのかもしれません。分離ではなく、重なった濃厚さですから。

それぞれのソロも興味深くてよく聞きますが、TrySailも実にいい感じです。

 

以上、『TrySail:誰が為に愛は鳴る ~僕らは同じ夢をここで見るんだ~』でした。


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JOE (ジョウ)

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