The Halo Effect：Days Of The Lost ~あなたはただそこに立ち尽くす~

The Halo Effect (ザ・ヘイロー・エフェクト) 配信シングル「Days Of The Lost」。

前作「Feel What I Believe」から3カ月。22年8月12日にリリースされるファーストアルバム「Days Of The Lost」からのタイトルトラック。

聞けばメロディックデスメタルってめちゃくちゃカッコいいじゃん! と思うことと請け合いです。

この記事の目次(もくじ)

Days Of The Lost 概要

元In Flamesのメンバーの楽器隊に加えて、結成時のセッションボーカリストからなるThe Halo Effect。その経緯もですが、何より奏でる音が実に面白い!

先の配信シングル2曲でもその魅力は充分に伝わってきていましたが、恐らく聞き手が想像している以上のバンドに成長して行きそうな気がしてきました。

本曲をタイトルトラックに掲げるアルバム「Days Of The Lost」。既にトラックリストも公開されていますが、曲名だけを見ても期待が高まります。

表現するメロディーはキャッチーなのですが、表現する内容は寂しげなことばかり。それがまたギャップというか差になって、心に突き刺さってきそうです。

そこにあるのは「Days Of The Lost」。

何かおかしいと感じる日々。何が理由なのかと探り、気付く時。それが何かと言えば、時が失われていた…。現在の世界状況と似ているとも言えそうです。

Now I see you standing all by yourself

「今、あなたが一人で立っているのを見たよ」。誰かとではなく、一人きり。孤独でありたくはないけれど、気付いたら一人になっていた…。

それは距離を取るこをを推奨されるからとも言えそうです。近づけないからこそ人を不審に思い、より離れて行く距離。疑いと悪い感情の連鎖でありそうです。

These are the hours
These are the days
These are the hours
These are the days of the lost

「時間、日、時間、これらは失われた日々」。以前は当たり前のことが、非日常的になる。それは正に失われた日々と言えるのではないでしょうか。

ここ近年で聞かれる様になった、個人的に違和感が最もある言葉「有観客ライブ」。こんな風に呼ばれるのも、失われた日々があるからでこそなのかなと…。

その上でミカエル・スタンネの吐き捨てるように歌う言葉に、寂しさを感じてしまいます。それは演奏のメロディーがポップであるからこそ、余計に…。

1曲、2曲が良いのであれば、名の知れたメンバーが結成したバンドではよくあること。ですがこう3曲も続けてくると、特別なものを感じてしまいます。

まだリリースまでに時間はありますが、アルバム「Days Of The Lost」。もう1曲ぐらいシングルもですし、その内容にも期待をして良さそうです。

また、AMON AMARTH、MACHINE HEADと22年9月から行われるツアー。この組み合わせを見たい方が多そうなので、日本にも来てくれらたいいのに!

特にMACHINE HEADなんて、進撃の巨人にインスピレーションを受けたコンセプト・アルバム「ØF KINGDØM AND CRØWN」を22年8月にリリース。

メンバーは当然の様に発症元の日本に行きたい! と思いは持っているはず。音源だけでも楽しめますが、ライブもズレずにあるとより強い物になりますから。

ここ最近はフェスと含めて続々と海外アーティストの公演が決まってきていますし、うまくことが運んだら、バンドとしてより面白い存在になりえそうです。

以上、『The Halo Effect：Days Of The Lost ~あなたはただそこに立ち尽くす~』でした。

2022/4/13 release Digital Single
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Cyhra (サイラ)

「The Halo Effect」を

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。もっとプロフィール & あぶまいについて