The Darkness:Permission to Land ~ロックンロールに許可はいらない~

The Darkness:Permission to Land洋楽レビュー
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The Darkness (ザ・ダークネス) 1枚目のアルバムである「Permission to Land」。

2003年にリリースされると同時に、注目の新人として話題を集めたデビューアルバムです。イギリスのみで150万枚オーバーの売上枚数にもなりました。

ボーカルであるジャスティン・ホーキンスならではのハイトーンボイスと、独特なビジュアルはインパクトがあり、注目するなというのが無理な感じです。

支える演奏も影に隠れつつも的確であるのが、功を奏しています。

現在6枚のアルバムをリリースしているザ・ダークネスですが、バンドの始まりの歴史というだけでなく、ぜひとも聞いておきたい1枚目のアルバムです。

Permission to Land 収録曲概要

「Permission to Land」の収録曲は以下の通りです。

  1. Black Shuck
  2. Get Your Hands Off My Woman
  3. Growing On Me
  4. I Believe in a Thing Called Love
  5. Love Is Only a Feeling
  6. Givin’ Up
  7. Stuck in a Rut
  8. Friday Night
  9. Love On the Rocks With No Ice
  10. Holding My Own
  11. Makin’ Out

11曲で42分というコンパクトな内容のアルバムの中に、ザ・ダークネスだからこそのロックンロールが満載です。他に類を見ない感じですね。

独自だからこそクセがあるのですが、嫌なクセではなく楽しくなってしまうようなクセです。面白くもカッコいいロックンロールは、デビュー時からでした。

Black Shuck

オープニング曲の「Black Shuck」。(1曲目)

イントロのリフだけで、カッコいいと分かるロックンロール曲です。ライブで一緒に歌えるコーラスが入っていて、ライブ映えをするのは間違いありません。

歌詞の意味を考えると少しいやらしい感じもするのですが、そのものの名前ではなく比喩して歌っているからこそ、セクシーなんだと言っている気がします。

このアルバムのオープニング曲には、この曲しかありません。

I Believe in a Thing Called Love

俺の女から手を離せ! という特徴的な曲名の「Get Your Hands Off My Woman」。(2曲目)

1番最初に聞いたThe Darknessの曲だと記憶していますが、インパクトが大きかったのを覚えています。こんな歌い方をする、ボーカルは他にいません。

またPVでのジャスティン・ホーキンスの衣装が特徴的過ぎて、1度見たら記憶から離れませんよ。フレディ・マーキュリーっぽいですけれど、少し違います。

今見ても強烈なインパクトがありますので、少し古いですけれどPVを見ることをオススメします。演奏が的確だからこそ、しっかりと聞ける曲です。

男の嫉妬心を歌った曲は、ファーストインパクトを与えるのには十分でした。

Growing On Me

「Black Shuck」に続く少しやらしい曲の「Growing On Me」。(3曲目)

あなたは私の上で成長するなんて、行為中としか考えられない歌詞です。直接的ではないですけれど、Steel Pantherを感じさせる曲かもしれません。

Steel Pantherの場合はもろなので、聞こえ方は違いますが…。このタイプの曲は少なくなってきたので、初期のThe Darknessならではの曲といえます。

演奏はシンプルなんですけれど、カッコいいロックンロールが聞けますよ。

Get Your Hands Off My Woman

愛を呼ばれるものを信じると歌った「I Believe in a Thing Called Love」。(4曲目)

ハイトーンボイスがうまくハマった曲で、リリース当時よく耳にした曲です。ラジオでも、伊藤政則のROCKCITYでもよくPVが放送されていました。

「Get Your Hands Off My Woman」と同じように、こんな曲を聞いたり、PVを見て気になるなと言う方が無理です。インパクトが強いですね。

演奏している内容はシンプルなんですけれど、独自性とはこういうことかと分かる曲です。まねをしようとしても、できないのがまたカッコいいですね。

Friday Night

あなたと踊る金曜の夜が恋しいんだという「Friday Night」。(8曲目)

典型的なロックンロールの曲だと聞いた当時は思っていたのですが、歌詞に目を向けると違った感覚で聞けた曲です。金曜の夜があるから、頑張れます。

平日勤務の会社員であれば1番気持ちが安らぐのが、金曜日の夜。さらにあなたと踊ることが出来たらと考えたら、1週間で1番の楽しい時間ですよね。

日本的な感覚が海外の人も同じなんだと考えると、面白みが増した曲です。とはいえっても、ミュージシャンに曜日は関係ないですが…。その点も面白いです。

あとがき

アルバムを通して聞いて楽しいアルバムなのですが、特に4曲目までの破壊力は今聞いても強いものになっています。聞いていると世界に引き込まれますよ。

多くのバンドがいる中で独自性を無理なく出すのは難しいですけれど、自然と独自性が出ていたThe Darknessの登場はインパクトが強かったです。

急に売れたしまったからこそジャスティン・ホーキンスの薬物問題で1度解散はしていますが、復活してからは精力的に現在も活動中となっています。

今のThe Darknessもカッコいいですけれど、この1枚があるからこその始ったThe Darknessも聞いてみてはいかがでしょうか? きっと気に入りますよ。

 

以上、『The Darkness:Permission to Land ~ロックンロールに許可はいらない~』でした。

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