Steel Panther (スティール・パンサー) 配信シングル「Fuck 2020」。
実にバンドらしいタイトル。内容はもっと過激で、スティール・パンサーでなければ頭がイッちゃったんじゃないか? と思ってしまう曲。
他のアーティストでは表現不可能な、痛快かつ豪快な音を聞かせてくれます。
Fuck 2020 概要
まず「Fuck 2020」は完全な新曲ではなく、昨年リリースされた5枚目のアルバム「Heavy Metal Rules」に収録で、上に貼った「Fuck Everybody」が原曲。
オリジナルも聞き方によってはかなりぶっ飛んでいますが、ついていない自分を楽しんでいるような表現。音は恐らく一緒ですが、歌詞が全編で変わりました。
「Heavy Metal Rules」の曲はver, が異なるMVを公開して致していたバンド。内容をリワークしてリリースするのは、遂にというか必然だったのかも…。
Fuck 2020
2020年に対するバンドからの思いと叫び「Fuck 2020」。
年の始まりに起こったことから、今の現状までを表現。過激な表現だけでなく、2020年に亡くなった人への追憶をしているのは、優しさを感じさせます。
Didn’t wash his hands and gave the plague to the rest on the planet
「彼は手を洗わず、地球上の残りの人々に疫病をばらまいた」。もう戻せないから言ってもしょうがないですが、始まりがあるからこそ今があるということ。
該当の国の人は怒るかもですが、前項を含め隠さずに歌詞にしたのはスティール・パンサーならでは。
Was asked to leave the establishment
Cause ! didn’t have a fucking mask
「出でいくように言われたぜ。マスクをしていなかったらから」。マスクを否定するのではなく、なんでこんなことになっちまったんだという思い。
今が普通じゃないからこそ、自分たちのライブも、映画を見行くことともできない。プラス、エッチなマッサージに行くこともできないというは、らしさです。
2020年でできるのは、俺の◯◯◯を吸うことだけじゃないか! と、結局やることはしているのは、曲の面白さにつながっています。
早く過ぎ去ってほしいという思いとともに、ただ文句を言うだけじゃない。制限がある中でも限りなく最大限に楽しむというのは、見習うべき部分かも…。
オリジナルもでしたが、聞いて英語が理解できる人に聞かせたらぶっ飛びますよ。面白いね〜。か、なんだこれ! と怒るかの二択です。
あとがき
記事を書くにあたって「Fuck 2020」なんてタイトルはスティール・パンサーぐらいだと思って検索したら、思いの他に多くリリースされていてビックリ!
そのままや、含む形でもいろいろとあって、逆に面白く感じちゃいました。ちょろっと確認してみたら、断トツ過激なのはスティール・パンサーでしたが…。
面白いとはいえ、「Fuck 2020」で歌っているプラス部分には同意はできませんが、マジでク◯みたいな2020年。早く変わることを期待しちゃいますね。
思っていることを全てを曲にしてしまうからこその、スティール・パンサー。日本語にしたらピーっが入りっぱなしになっちゃいますが、面白いバンドです。
人によってフザケているようにも見えるでしょうけれど、確立したテクニックがある上での表現であることも忘れてはいけません。
日本でいうなら「ゴールデンボンバー」に華麗な演奏テニックを付与し、過激なHを極限まで足した感じが、スティール・パンサー。
表現の仕方は異なっても楽しませようというのは共通なので、いつか共演をしたら面白くなるのにな! と個人的には思っています。
以上、『Steel Panther：Fuck 2020 ~もういいから早く過ぎ去ってしまえ! ~』でした。
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2017/4/5 release 4th Album
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2019/9/27 release 5th Album
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2020/12/4 release Digital Single
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JOE (ジョウ)
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