Steel Panther:Feel the Steel ~あなたの心をわしづかみ~

Steel Panther:Feel the Steel洋楽レビュー
洋楽レビュー

Steel Panther(スティール・パンサー) 1枚目のアルバム「Feel the Steel」。

2009年に発売されたアルバムは、邦題で「鋼鉄の女豹」となんじゃこりゃ? というタイトルでリリースがされました。

ハードロック系の洋楽は「なぜこんな邦題を付けたの? 」というものがよくありましたが、このアルバムも例にもれずにダサいアルバム・タイトルでしたね。

最近は邦題を付けられるアルバムは減ってきましたけれど、Steel Pantherは毎回ネタのように「鋼鉄」が邦題で付いているアーティストになっています。

来月(9/27)5枚目のNewアルバム「Heavy Metal Rules」がリリースされますが、どんな「鋼鉄」がアルバムタイトルに付くのか逆に楽しみです。

ネタのようになっていたり、若干…。全力全開でお下劣なSteel Pantherですけれど、アルバムの内容はカッコいいハードロックアルバムになっています。

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Feel the Steel 収録曲概要

「Feel the Steel」の収録曲は以下の通りです。

  1. Death to All But Metal
  2. Asian Hooker
  3. Community Property
  4. Eyes of a Panther
  5. Fat Girl
  6. Eatin’ Ain’t Cheatin’
  7. Party All Day
  8. Turn Out the Lights
  9. Stripper Girl
  10. The Shocker
  11. Girl From Oklahoma
  12. Hell’s On Fire (Bonus Track)

英語を習い始めた中学生レベルでも、「なんじゃこりゃ! 」という曲名がこれでもかと並んでいます…。逆によくぞここまでこの曲名にしたという感じです。

すごくふざけているようにも思えるのですが、聞いてみると下品には変わらなくてもカッコいい! と思える、不思議な感じがするアルバムになっています。

これをやったらどうだろう? というふざけた感じではなく、心から楽しんでやろうというのが、このバンドがカッコよく聞こえる理由でしょうか。

どんな形でも本気でやりきれば変わるんだと、感じさせてくれるアルバムです。

メンバーが実は実績があったり、テクニックが優れているのも、このバンドがパロディで終わっていない理由といえます。継続しているというのも、強いです。

ネタだけのバンドであれば、今までに4作。5枚目がもうすぐ出るというようなことにはならなかったことでしょうね。とても面白く、興味深いバンドです。

Death to All But Metal

アルバムのオープニングを飾る「Death to All But Metal」。(1曲目)

やり過ぎましたという言葉が相応しい、ふざけて過ぎている歌詞です。曲を聞いているとカッコいいのですが、確実に怒られただろうなと歌詞になっています。

メタルだけが生きている! という内容で、やりきっています。英語が苦手でも時折、聞き覚えのあるアーティスト名が耳に入ってくると思います。

大好きなアーティス名が聞こえたのならば、翻訳はしないでくださいね。きっと翻訳しなければよかったと後悔します。分からないままがいいこともあります。

曲自体は良きハードロックのいい所取りをしたような、カッコいい曲です。

Eyes of a Panther

イントロからハードロックのカッコよさがある「Eyes of a Panther」。(4曲目)

歌詞の趣向がSteel Pantherとしては少し異なる曲です。いつものHなことが全開の歌詞ではありません。それでも少しでも含めているのは、らしいですが…。

いつもの引っかけてやろうではなく、引っかかりたいんだという歌詞には面白さを感じます。ハイテンポな曲も、まさに「Eyes of a Panther」ですね。

邦題の「鋼鉄の女豹」というタイトルは、豹(ヒョウ)のような目を持った女性を歌ったこの曲からきているに間違いありません。とてもカッコいい曲です。

ギタリストであれば、コピーしたくなる要素が満載な曲ではないでしょうか?

Fat Girl

曲を単純に聞くだけでは、感動さえ感じるようなバラード曲「Fat Girl」。(5曲目)

ラブソングで、曲はソロを含めて最初から最後まで文句無しのカッコいいのに、Steel Panther節となっている歌詞が特徴的です。

人それぞれで好みはあるので真面目な曲といえますが、MVを見るとふざけていますよね。とはいえ、このふざけには嫌みがないからこそ、面白いです。

歌詞を変えて他のバンドが演奏したら、完全に感動的なバラード曲になったのは間違いないでしょうね。悪意はないし、歌詞って面白いなと感じる曲です。

Party All Day

BON JOVIを完全に意識した曲の「Party All Day」。(7曲目)

曲はうまくオマージュをした曲でカッコいいのですが、歌詞を見ると下品で極まりない、なんだこれという面白い曲です。Steel Pantherしか歌えません。

一晩中パーティーであればパーティーソングでよくあるテーマですけれど、この人たちのパーティーは内容が違いますから…。カッコいいのに面白い曲です。

歌詞は見たほうが楽しめるので、英語の勉強のついでに見ることをオススメします。難しくない直接的な言葉だらけなので、わりとかんたんだと思います。

Steel Pantherの歌詞は、楽しんで英語を学ぶことができますよ。最初から楽しい歌詞ですが、最後にとびきりの面白さを追加しているのが、最高です。

Turn Out the Lights

文句なしにカッコいい「Turn Out the Lights」。(8曲目)

コーラスも含めてカッコよく聞こえるこの曲も、日本語にしてしまうと「ピー」が連続の歌詞になってしまうという、面白い曲です。

ナニでライトを消しているんだ…という。ナニはいわゆるナニです。

アルバムの中でも、この曲の歌詞が1番お下劣な歌詞ですね。下品であるのにカッコよく聞かせてしまうテクニックがあるSteel Pantherは、侮れないです。

英語が理解できる方であれば、聞いていてずっと「???」となる曲ですよ。

あとがき

意味を考えずに聞いていると手放しでカッコいいハードロックアルバムであるのに、歌詞の意味を考えてしまうと、クスッとしてしまうようなアルバムです。

ハードロックやメタルは変わった歌詞が多いですが、Steel Pantherは群を抜いて下品です。であるのに、音楽に乗るとカッコよく聞こえてしまうという…。

音楽には聞いた時の感情だったり、いろいろなマジックがあるのは多くの人が知っていることですけれど、Steel Pantherは本当に面白い存在です。

少し下品な歌詞はどんな意味なんだろう? という英語にも興味がわくので、英語を勉強する理由の一つにもなるという面白さも持っています。

音楽は英語を勉強するための興味を持つという、良いツールですよ。Steel Pantherである必要はないですが、洋楽から英語を学ぶのはオススメです。

邦題は「鋼鉄の女豹」とダサい1枚目のアルバム「Feel the Steel」から出てくる音は文句なしにカッコいいので、聞いてみてはいかがでしょうか?

 

以上、『Steel Panther:Feel the Steel ~あなたの心をわしづかみ~』でした。


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