STARMARIE (スターマリー) 16枚目のシングル「DEAD or ALIVE」。
昨年末リリースされたミニ・アルバム「化けビトたちの音楽会」から約3カ月と、短い期間でリリースがされました。
タイトルはもちろん、ジャケットもアイドルとは思えないような感じがしますが、収録されている2曲ともインパクトに残る形になっています。
DEAD or ALIVE 収録曲概要
「DEAD or ALIVE」収録曲は以下の通り。
- DEAD
- ALIVE
- DEAD (instrumental)
- ALIVE (instrumental)
「DEAD = 死」と「ALIVE = 生きる 」。1曲で表現するのではなく、それぞれを曲に分けて表現する。これは面白い試みですね。
これこそ2曲が対になる意味がありますし、うまい表現方法だと思いました。
DEAD
イントロで一気に心を奪う激しいロック「DEAD」。(1曲目)
今を真剣に生きているかい? と問いかけているような曲。「All tell me why = 理由を教えて」の歌の始まりも、イントロに負けないインパクトがあります。
まるで DEAD
息をしても 何もしなきゃ
DEAD いてもいなくても同じさ
考えさられる人もいるのではないでしょうか? 歌詞に「新型ウイルス」と入っていたり、タイムリーな部分が入っているのも興味深く感じました。
これだけの激しい曲だとアイドルグループだと何歌っているかよく分からなくなるところですが、しっかりと表現しているSTARMARIE。さすがな感じです。
曲の構成もカッコいいですし、思わずコピーしたくなってしまいます。
ALIVE
0であることを認めないでと歌った「ALIVE」。(2曲目)
メッセージ性がとても強い曲。メッセージ性は強いですが「昨日と書いて 後悔と読む まだ消えないで…」と、優しい思いも感じるのが曲を引き立てます。
0.01%なら まだまだ信じれる
もう1度 もう1度
諦めない…諦めないさ
多くのことは自分で0と決めてしまうからこそ、”0″になる。0.1%ではなく、さらに小さい0.01%からでも諦めないさというのはいいですね。
私たちもだから、諦めないでという思いを感じる曲は、すぐに自分はダメだと感じてしまう人にこそ聞いてほしいです。背中をささえてくれます。
ライブシーンでのMVはシンプルそのものですが、飾らないのが曲の思いにもあっている気がしました。カッコいいです。
あとがき
前作のミニ・アルバム「化けビトたちの音楽会」が内容的にしっとした感じでしたから、余計にタイプの異なる今回のシングルは印象が残ります。
ロックな曲を歌うアイドルグループは多いですが、STARMARIEは同列にいるグループとはだいぶ異なります。より多くの方にアピールできるグループ。
もっと評価されていいと思いますし、吹く風が変わってくればいいのに! と思わずにはいられない出来の今回のシングルでした。
欲をいえば配信時でも歌詞表示はこれからマストだと思うので、表示ができるとさらによかったと思います。歌詞を見ることで、世界観がより伝わるので…。
今年はまだライブを見ていないので、また見たくなりましたよ。
以上、『STARMARIE:DEAD or ALIVE ~君は生きて前に進むことを選んで…~』でした。
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