St. Aurora (セイント・オーロラ) 配信シングル「Falling (Just Another Way to Fly)」。
フィンランドから、生きのいい新たなロックの刺客のデビュー作。
場所がらかHIMを感じさせるようでもあり、聞けば気になってしまう方も多いであろうサウンド。早めにチェックしておいたほうがよさそうです。
Falling (Just Another Way to Fly) 概要
St. AuroraはSanta Cruzに参加していた、Ero Lambergが中心となって結成されたバンド。かつ、今作は脱退を決めて自分のバンド用に作った初の曲だとか。
Santa Cruzは現在も活動中ですが、近年ラインナップの動きが激しめ。中心人物は変わらないですが、問題がちょっと多そうです。ある意味ロックですが…。
だからこその脱退せざるしかなかった鬱憤が、サウンドにも現れています。
Falling (Just Another Way to Fly)
もっと高く跳ぶために「Falling (Just Another Way to Fly)」。
イントロでためにためてから「Go!」。この時点でおっ! とさせておきならがら、サビまでは突っ込みすぎない表現。ドキドキするカッコよさです。
So many times you tried to change
「何度も変えようとしたんだ」。今が最高じゃないからこそ、変えようとする。反骨精神は、ロックで行う表現にこそピッタリ!
Raise your head and wake up
「頭を上げ目を覚ませ」。下なんて見ていたら、前に進むことはできない。当たり前のことは言われてではなく、自らが気付くというのが必要なことです。
you think falling is just another way to fly
「あなたは落下することが、飛ぶための別の方法だという」。確かに、落ちたら後は上がるしかない事実。マイナスをチャンスにしてやるの思いでしょう。
名の知れたバンドから、新規に始めるのは勇気のいることだけど自分の選択であり、後は登っていくしかない。上がってやる! の意思を感じさせます。
また、粗さの目立つ演奏が、ロックを感じを強くしているのもポイントです。
あとがき
新規バンドだからこそ、まだまだ知名度はないSt. Aurora。「Falling (Just Another Way to Fly)」にパワーはありますが、されど1作目。
当然ロックバンドとしても前に進む選択をすでにしていて、21年4月には新たな音源をリリース予定。どんな音を提示してくれるのか楽しみです。
冒頭にも記述しましたがそのサウンドはHIMを感じさせるようであり、ビジュアルもいい感じ。面白い進化が見られる可能性は、確実に持っているバンドです。
以上、『St. Aurora:Falling (Just Another Way to Fly) ~飛ぶための選択~』でした。
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2021/1/29 release Digital Single
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JOE (ジョウ)
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