SIA:Everyday Is Christmas ~私がプレゼントとして欲しいのは…~

SIA:Everyday Is Christmas洋楽レビュー
洋楽レビュー

SIA (シーア) クリスマス・アルバム「Everyday Is Christmas」。

前作「This Is Acting」から1年10カ月。自身初となるクリスマス・アルバムは、タイトル通りに毎日がその雰囲気を楽しめるもの。

聞くと少し体がポカっと温かくなるような、優しさのある内容です。

Everyday Is Christmas 収録曲概要

「Everyday Is Christmas (Deluxe)」収録曲は以下の通り。

  1. Santa’s Coming for Us
  2. Candy Cane Lane
  3. Snowman
  4. Snowflake
  5. Ho Ho Ho
  6. Puppies Are Forever
  7. Sunshine
  8. Underneath the Mistletoe
  9. Everyday Is Christmas
  10. Underneath the Christmas Lights
  11. Round and Round
  12. Sing for My Life
  13. My Old Santa Claus

10曲目までが本編。11曲目以降はDeluxe盤で追加されたボーナス・トラック。クリスマス・アルバムといっても、少し変わったことをしてくるシーア。

ボーナス・トラックとして追加された「Round and Round」を除くと、その他は全てオリジナル曲。これはクリスマス・アルバムとすると、かなり珍しい形。

オリジナル曲が入るとしても、通常は往年のクリスマス・ソングがメインになるので…。それもあるのか、よくあるクリスマスしすぎていないのが特徴。

ですから、雰囲気は味わいたいけれど、ベタ過ぎるのはちょっと…。という人にこそぴったりな1枚ともいえます。やりすぎないいい雰囲気です。

Santa’s Coming for Us

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サンタが街にやってくる「Santa’s Coming for Us」。(1曲目)

ウキウキしてしまう気持ちが伝わってくる曲。クリスマスは楽しいイベントなんだよというのも、しっかりと伝えてくれます。

Sing your heart out with all of your love
Santa’s coming for us

「全ての愛をこめて歌って。サンタがやってくるよ」。サンタもですが、みんなで集まって楽しくワイワイとするのが、一番の嬉しいことなのかもですね。

歌ったら笑顔になり幸せにもなる。アルバムの1曲目として、つかみはバッチリ!

また、5曲のMVが作られたアルバムの中で、趣向が異なる「Santa’s Coming for Us」。オールドアメリカンドラマな感じが、曲にぴったり!

たくさんの友人、家族が集まってのクリスマス。きっと楽しいでしょうね。

Candy Cane Lane

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楽しいクリスマスが待ち遠しい「Candy Cane Lane」。(2曲目)

キャンディケインといえば、杖の形をした飴。クリスマスの時期になるとよくみかけます。「Lane = 小道」が付くことで、遊びにくる人の通路になるんです。

Candy Cane Lane, bring a friend this holiday
Bring a friend who loves to play, we’ll eat all the candy canes

「キャンディケインレーン、休みの日に友達を連れてきて。一緒に遊んで全部食べるから」。道の役割だけでなく、甘く飴を食べてみんなで笑顔になる。

楽しいことが想像できるからこそ、軽快な音に。とても楽しい曲です。

Snowman

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雪だるまへの思い「Snowman」。(3曲目)

日が当たれば溶けてしまうからこそ、長くは存在できない雪だるま。一時しか一緒に過ごせないからこそ、芽生える感情。その思いが優しいです。

Please don’t cry no tears now
It’s Christmas, baby

「泣かないで、雪だるま。クリスマスだよ」。物ではなるけれど、形になることで感情を持つかもしれない。きっと雪だるまを作った人にはあるのでしょう。

一緒に過ごした時間は短くても、クリスマスになるたびに思い出す。物として存在がなくなると泣くのではなく、特別な日だからこそ楽しもうよなのでしょう。

人や動物、植物でならありますが、雪だるまへの感情。優しい思いです。

Ho Ho Ho

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みんなで集まろう「Ho Ho Ho」。(5曲目)

聞いているだけで、楽しくなる曲。それにプラスして、思いもとても優しい。恋人やファミリーだけが楽しむのが、クリスマスではないんです。

Ho ho ho, Santa’s hoping to meet
Ho ho ho, all the misfits and us
I hope the misfits show up, ho ho ho

「サンタが会いたいミスフィッツの全てと私たち。ミスフィッツが現れるといいな」。気になる「misfits(ミスフィッツ)」とは、環境にうまく順応できない人。

周りと合わせることができないので、孤独といっていい存在。そういう人たちとも会いたいし、楽しく過ごしたい。クリスマスだからの思いでしょうか。

楽しい曲調の中に、やさしい思いが含まれています。といっても自身が幸せだからことの感情ではなく、私もミスフィッツだからの思いじゃないでしょうか。

Underneath the Mistletoe

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私たちだけの秘密の集合場所「Underneath the Mistletoe」。(8曲目)

「Mistletoe = ヤドリギ類」。クリスマスの飾りとしてよく使われる木。日本だと、輪っかにした飾りとし飾られるのがヤドリギ類です。

Kiss me ‘til dawn, la la la la la la
Hold me close now

「夜明けまでキスして、私を抱きしめて」。クリスマスならではの、高まる恋心。お互いの気持ちが寄り添えば、したくなるのも当然といえます。

また、クリスマスの風習の1つとして、ヤドリギの飾りの下で出会った2人はキスをしなければいけない。2人だけの秘密でもあり、恋をする場所ですね。

タイトルだけ見ると「Mistletoe」が馴染みのない言葉なのでなんのことやらでも、歌詞を見ていくとなるほどねと感じてしまう、クリスマス・ソングです。

Everyday Is Christmas

アルバム・タイトル曲「Everyday Is Christmas」。(9曲目)

あなたへの思いを歌った曲。こういうクリスマスの例えもあるんだなと、聞くほどに興味深さがましていく思いです。

Oh, everyday is Christmas when you’re here with me

「あなたと一緒にいる時は、毎日がクリスマスなの」。嬉しいと同時に、一緒に過ごせる時間がとても楽しいんだよの思い。とてもいい例えです。

ちょっとつれない歌い方をしているのはきっとあえてで、ツンデレを表現していると思うと、かわいらしくもありより興味が深くなっていきます。

音にに派手さはないですが、多くの思いがこもった曲。1度気になるとクセになりますよ。

My Old Santa Claus

ボーナス・トラック「My Old Santa Claus」。(13曲目)

明るい音に対して、寂しさが伴う歌。クリスマスだからこその切なさは、歌詞にしっかりと現れています。

‘Cause if Christmas is so green and so red, then
Why am I so blue?

「クリスマスはとても緑と赤なのに、なんで私はブルーなの?」。ブルーになる理由はクリスマスなのに、私だけのサンタがまだ着ていないから…。

「My Santa Claus」でもいいのに、”Old”を付与することで、ずっと前からという意味もプラスされるのもセンスの良さですね。

クリスマスだからこそ、プレゼントが欲しいのではない。私だけのサンタが側にいてくれないとブルーになっちゃうのというのは、かわいらく感じます。

物じゃないあなたの帰りを待っている人がいんるんです。ボーナス・トラックですが、最後をしめるのに最適ともいえるのはないでしょうか?

あとがき

1曲目「Santa’s Coming for Us」を除くMVで使われている、クレイアニメ。「Everyday Is Christmas」の世界観を表現するのに、一役買っています。

また、クリスマス・アルバムでありながら、ボーナス・トラック「Round and Round」を除くと全てオリジナル曲。これは正しくシーアならでかなと。

シングルはともかく、アルバムとしてセオリーとなるのは往年の名曲になるこいとが殆ど。あえてマジョリティにのらないことで、独自な音に。

中にはキラキラ過ぎて、苦手な人という人もいるであろうクリスマス・ソング。そういう方にも、すんなりと聴けて楽しめるのではないでしょうか。

「Everyday Is Christmas」で聞けるのは、他のクリスマス・アルバムとは異なる1枚。楽しく優しい音の中に攻めた感じがあるのは、やっぱり面白いです。

 

以上、『SIA:Everyday Is Christmas ~私がプレゼントとして欲しいのは…~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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