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Red Hot Chili Peppers:Poster Child ~過程として必要とあれば~

Red Hot Chili Peppers:Poster Child洋楽レビュー
洋楽レビュー

Red Hot Chili Peppers (レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) 配信シングル「Poster Child」。

前作「Black Summer」から1カ月。22年4月1日にリリースされる12枚目のアルバム「Unlimited Love」からのセカンドシングル。

ファンキーな音の中に描かれた淋しげな物語は、ジワジワと耳から入り込んできます。

Poster Child 概要

アルバム「Unlimited Love」のリリースは22年4月1日。ファーストシングル「Black Summer」のタイミング的に、このままでいくかと思ってました。

実際はそうではなくこうして急遽で告知をしてリリースができるのは、CDやレコードなど物理的メディアではできない配信ならではのメリット。

その奏でる音はアナログですが、デジタルならでは良さをしっかりと使ってくるのはビックバンドならでは。見せ方、楽しませ方を分かってらっしゃいます。

その上でリリースされるのは、初期インパクトよりもジワジワ感が強い曲。描かれる内容からアルバムの想像も膨らむのですから、面白いものです。

Poster Child

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僕がなるよ「Poster Child」。

何かがトピックとなるのは、きっかけがあるから。それは話題の内容が良い悪い関係なく…。自分だけの頭だけにあっても、広がることはありません。

だからこそそれが悲しいものであっても、提示する。少し寂しい物語です。

We talk about the life and death of everything in analog

「俺たちはアナログであらゆるものの生と死を語るんだ」。アナログをどう受け取るかですが、デジタルの0か1のような絶対的な数値ではない形。

人としてのそれぞれの感情を持ってというような、表現でありそうです。

I will be your poster child

「僕があなたの広告塔になる」。誰かに物事を知ってもらうには、提示する必要がある。それが悲しみが伴うものであったとしても…。

病気や惨劇の本来は提示したくないものを見せ、現状を知ってもらい寄付を募る。得るのはお金でないにしても、同情などの人の感情。

良いことであればまだしも、目的があるとはいえ負の部分を見せるのは、すごく勇気のいることのように思います。だからこそ、その音も少し寂しげ。

本来したくはなくとも、知ってもらうにはせざるを得ないこと。その内容がどうであれ人によって受け取り方は様々ですから、難しい問題だなと思いました。

また、聞いていてすごいなと感じたのは、ギターの音数の少なさ。自分も含めて特にカッティング部分はもっとというか、恐らく倍は弾いちゃうと思います。

これは正にというか、マイナスの美学。エゴがないのに決して引いているわけれはない興味深いプレイです。

あとがき

12枚目のアルバムのタイトルは「Unlimited Love = 無限の愛」。それだけを見ればハッピーそのものですが、先行シングルで感じるのは、少し異なる感覚。

痛みや悲しみがあるからこそ、愛に気付き求めていく。アルバムではその過程を描いていき、最終的に「Unlimited Love」となるのではないでしょうか。

17曲収録で「Black Summer」、「Poster Child」は、前半の曲順。だからこそ余計に思ってしまうのかもしれません。気にさせるやり方が実にうまいです。

また、「Poster Child」のジワジワ感。アルバムへの期待感を高めてくれます。

 

以上、『Red Hot Chili Peppers:Poster Child ~過程として必要とあれば~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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