Poppy:A Very Poppy Christmas ~静かでも素敵な時間を一緒に~

Poppy:A Very Poppy Christmas洋楽レビュー
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Poppy (ポピー) 4枚目のEP「A Very Poppy Christmas」。

改定盤となった3枚目のアルバム「I Disagree (more)」から4カ月。初となるクリスマス・ソングは、飾りが全くないシンプルな音。

時と場合によって見た目に音も変わってくる彼女だからこそ、逆にとても興味深いサウンドに聞こえます。

A Very Poppy Christmas 収録曲概要

「A Very Poppy Christmas」収録曲は以下の通り。

  1. I Like Presents
  2. I Won’t Be Home For Christmas
  3. Kiss In The Snow
  4. Silver Bells

クリスマスはEP、アルバムだとしても定番のカバーの収録なるのが主流ですが、3曲がオリジナル。これはポピーならではの、拘りではないでしょうか。

EPの「A Very Poppy Christmas」というタイトルにも、思わず納得です。

I Like Presents

私の全てはあなたのために「I Like Presents」。(1曲目)

クリスマスといえばプレゼント。もちろん好きだけど、私が必要としているのはあなただけ。だだ必要ではなく、プレゼントよりもというのがいいですね。

ただ好き、必要というよりも比較対象があることで、思いの強さが分かります。

No one should be alone tonight
And I see Christmas in your eyes

「今夜は1人になっちゃため。あなたの目にはクリスマスが見えるよ」。クリスマスといのが私のことだと考えると、思いがつながるようです。

大勢いるパーティーでなくても、あなたがいればいい。静かなクリスマスでも、幸せであることは十分に感じられるのではないでしょうか。

I Won’t Be Home For Christmas

タイトルからして印象的な「I Won’t Be Home For Christmas」。(2曲目)

「私はクリスマスに家にいない」。え? と思わせると同時に、どういうことなんだろう? と気になってしまう…。見せ方がうまいよね〜と感じさせます、

An empty chair and a present with your name on it
What’s left to say?

「空いている椅子と、名前入りのプレゼント。何をいうべき? 」。興味深い表現であるとともに、比喩なんじゃないかなと。

本当に私がいなかったら寂しいでしょ? なんていう感じで。実際はどうなのかは分かりませんが、ポピーらしい面白い表現だと思います。

クリスマスだからこそ家にいるではなく、いない。興味を引かれます。

Kiss In The Snow

冬だからこそのロマンチックなキス「Kiss In The Snow」。(3曲目)

寒いのは嫌。それでも、だからこその楽しみ、幸せがあるんだという形。男性ではない、女の子ならではの感情と表現が聞けます。

But when we get cold
We get so close

「でも、寒くなると私たちはとても近くのいるの」。外で雪の中はとても寒い。温めることを理由にして、キスをするのというはいいですね。

キスをする時に言葉なんていらないですから、雪の中であってもとても温かくなりそうです。冬だからこその、特別な思い出にもなりますよね。

Silver Bells

1951年公開の映画「The Lemon Drop Kid (腰抜けペテン師)」の挿入歌「Silver Bells」。(4曲目)

クリスマスの定番曲を、ギター1本とうっすら上モノの音で表現。こんなにシンプルな「Silver Bells」の表現方法もあるんだなと、感じさせてくれます。

Soon it will be Christmas day

「もうすぐクリスマス」。この言葉があることが、EPの最期にあることが必要だったのかも…。すごく優しくシンプルな「Silver Bells」。

爪弾いて弾くギター1本。このアレンジは弾き語りにもいいかもです。

あとがき

モノクロのジャケット、おどろおどろしい文字は「I Disagree」を感じさせるもの。それだけに、聞こえてくる音のシンプルさは逆にビックリ!

この音になったのは、パーッと騒ぐクリスマスにするのは2020年は難しいというの関係しているのかも。静かにでも、楽しめることはあるよという感じで。

クリスマス・ソングは今年も多くのアーティストがリリースしていますが、キラキラ感があるもの。だからこそ、シンプルさが逆に印象的に聞こえました。

「Silver Bells」の歌詞の終わを含め、EPとしてプロローグ的なものを感じさせる内容。世界的な状況が改善した際は、別の形の1枚があるのかもですね。

いろいろと想像が膨らむのも含めて、ポピーは興味深いです。また、演奏としてギター1本でも再現可能ですので、ギタリストはコピーしてもいいかもです。

 

以上、『Poppy:A Very Poppy Christmas ~静かでも素敵な時間を一緒に~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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