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Poppin’Party:Live Beyond!! ~私たちの特別なキミと一緒に~

Poppin’Party:Live Beyond!!邦楽レビュー
邦楽レビュー

Poppin’Party (ポッピン パーティー) 1枚目のミニ・アルバム「Live Beyond!!」。

前作「Photograph」から7カ月強。今作はシングルではなく、初のミニ・アルバム。また、全てがライブ向きの楽曲で揃えているのが大きな特徴。

歌声は可愛らしいですが、バンドならではの楽しさと勢いが聞ける1枚です。

Live Beyond!! 収録曲概要

「Live Beyond!!」収録曲は以下の通り。

  1. Live Beyond!!
  2. Sweets BAN!
  3. キミが始まる!
  4. Moonlight Walk
  5. ここから先は歌にならない

タイトルの「! (エクスクラメーション・マーク)」の多さ。5曲全てに付けてもよかったとも思いますが、そこはあえて抑えたという感じでしょうか。

また、聞けば分かる楽曲自体の勢いだけでなく、タイトルからもそれが伝わってくるのは、このミニ・アルバムだからの特徴と言ってよさそうです。

バンドならではの音圧と勢い。これは姿勢としていいのではないでしょうか。

Live Beyond!!

キミと「Live Beyond!!」。(1曲目)

本ミニ・アルバムのリード曲。そこに山があるから登るということわざのように、越えて行かなくどうするんだ? の思いを感じさせる曲。

ためらうことをしないのが、表現でする強さにつながっています

命 絆 勇気 覚悟
歌のチカラ 信じたら

バンドで表現する音楽は一人ではなく、メンバーがそれぞれ奏でる音が重なるからこそ。1+1+1+1+1+ = 5にならないのは、バンド経験者なら分かること。

このメンバーとならと気付けた時は、より力を感じる時でもあります。

いつか (いつか) キミと 創りあげよう
Live Beyond

まだ成長段階のPoppin’Party。安定を求めるのではなく、その先へを求めていくからこそ、成長が見られるのではないでしょうか。

また、「Live Beyond!!」の世界を表現するためには、シングルではなくミニ・アルバムの必要があったんだとも感じさせてくれます。

今は足りないことを知っているからこその、まだ見えないその先へ。越えて行くという思いがあるからこそ、実際に行動することができそうです。

Sweets BAN!

近づいてくる「Sweets BAN!」。(2曲目)

曲の中でバレンタインデーまでの日をカウントダウン。本命を渡すというよりも、友チョコであるのが面白みになっています。

これがそのまま恋の歌であれば、また全然違う曲になっていそうです。

バレンタインまであと五日
指折り数え 待っている

近くはなってきたけれど、まだ日数がある5日。遠すぎず近すぎずというのが、指折り数えてしまう理由なのかもしれません。

一番楽し見事として、あれこれと想像する時ではないでしょうか。

今年は人生で
一番甘い幸せチョコレイト!

当日まで我慢をしたからこそ、いつ食べてもではない美味しさになる。甘いものは特に少し我慢した方が心に染み渡りますから、気持ちが分かります。

やっていることはシンプルですが、面白い曲。バンドをしている人は思わずコピーをしたくなってしまうのも、大きな特徴です。

キミが始まる!

「バンドリ! ガールズバンドパーティ! for Nintendo Switch」主題歌「キミが始まる!」。(3曲目)

一応問いかけはするけれど、有無を言わさずに手を引っ張っていく強さ。楽しい明日を見るためには、これぐらい強引であってもいいかなと思わせてくれます。

ためらっている暇なんてないよ! の感じは、よく分からずとも楽しいです。

信じちゃおう! キミが始まる!

いろいろなことが曲の中で描かれていますが、1番言いたいのは一番最後のここかなと。信じるからこそ行動ができ、何かが始まっていく。

やりもせずに想像しているだけではなく、実際にやってみればいいんです。中にはできないものもあるけれど、その多くはやり直しができるのですから…。

コーラスと掛け合いも印象的で、勢いで押し切った思いと曲は、3分38秒という時間がもっと短く感じてしまいます。

Moonlight Walk

駆け抜ける「Moonlight Walk」。(4曲目)

その距離は他の星より近くても、神秘的に感じる月明かり。その上でキミと一緒に歩いていくというのは特別な出来事であり、楽しい瞬間。

ずっとこの関係が続きますように! の思いは、必然なことでありそうです。

キミとの”永遠”を信じていいでしょ?

実際には時が完全に一緒になることはない、人と人。それでも永遠であって欲しいと思ってしまうのは、特別な存在だからなのかもしれません。

言い切るのではなく、信じていいでしょ? というのが、またいい感じです。

Walking in the Moonlight
ずっと キミと歩いていこう

歩いていくではなく、いこう。願望であるのが逆にリアル。そうあって欲しいという気持ちがリンクすれば、長い期間特別な関係が築けそうです。

また、ジョギングが趣味の自分。一時期ランダム再生時に高頻度でこの曲がかかっていたのですが、後から確認すると走るスピードがペースアップ。

ちょっとではなく、明らかに上がっているのが面白く感じました。BPMがちょうど自分的に高ぶってドキドキするような感じなのでしょうね。

他の方にも同様かは分かりませんが、ジョギングのペースが上げられないという方は、この曲を聞きながら走ってみるとひょっとするかも…?

ここから先は歌にならない

テレビアニメ「ぼくたちのリメイク」オープニングテーマ「ここから先は歌にならない」。(5曲目)

今の実力を知った上で、表現ができることを。ただこのままでは終わらないからいつかきっと…を感じさせます。自分を過大評価しない。重要なことです。

情熱と一緒に I’ll be there
あの夢と一緒に We’ll be

今のままではいないことの宣言。今の状態をキープすることは、バンドにとって考えたらそれは停滞。下がる時は一気にというのは、過去を見れば分かること。

自分たちでやるんだ! と発破をかけるのは、この先を見ているからと言えます。

今はこれ以上 歌にならない
ただ 願いを心に ひたむきに

まだ今は表現ができない。だからこそ、心に願うだけ。それでもこのまま終わるつもりはないから! の気持ちを表現しているのも特徴的です。

それがいつになるかは分からなくても、追い求めていない限り辿りつけないもの。だからこそ、その思いをあえて今歌にしたというのもあるのかも…。

制作側がどう考えているのかにもよりますが、この曲を含めて「Live Beyond!!」で描いていることには、続きがありそうです。

いつか、同じミニ・アルバムとして聞ける時がくるかも…。期待しちゃいます。

あとがき

ライブ向きという統一感があるからこそ、シングルとして分けてリリースするより、こうしてミニ・アルバムにしたのはよかったのではないでしょうか。

Poppin’Partyがどんなバンドなのかということも分かりますし、初めて触れる方にもいい感じのアイテムと言ってよさそうです。

その上でPoppin’Partyが損していると思うのは、アニメが基にあるのでしょうがない部分もあると思いますが、MCが内輪のどうでもいい内容であること。

ちょうどANIMAXで恐らく日比谷野外音楽堂をモデルにしたBanG Dream!の各バンドが出演するものが放送していたのを見たのですが、完全に素人丸出し。

それをギャップとして見る人もいるでしょうけれど、アイドルが内輪だけで褒め合ったりするのと一緒。せっかくの音の表現も、盛り下がってしまいます。

中には自分のように曲から入る方もいるでしょうけれど、恐らくその大半はアニメから。すごくもったいないことをしているように感じました。

その理由は音楽の表現としては可愛らしいけれど、しかっりとした音なのですから…。Roseliaみたいにとは言わずとも、変化を見せてもいいのかもです。

時が進まない方式のアニメもありますが、BanG Dream! で表現しているバンドは、永遠にそうある必要は感じないので余計に…。

表現する音としては面白いので、いい変化があることを期待しています。

 

以上、『Poppin’Party:Live Beyond!! ~私たちの特別なキミと一緒に~』でした。


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Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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