新年あけましておめでとうございます。
昨年は日本のみならず、世界全体でよろしくなかった年。まだ大きな良くなる見通しはなくても、下がる限界までいったからこそ、変化が大きくなるでしょう。
だからこそ、2021年は結果として楽しかったなと言える1年にきっとなるはず!
新年の1記事目は振り返りも兼ねて、2020年にリリースされた物に限定し、個人的ベスト10を振り返ってみます。あぶまいで行うのは、通算2回目!
邦楽、洋楽、ジャンルを決めていないからこそ、恐らく他の音楽レビューサイトのベスト10とは趣向が少し変わっているはず。異なる点もお楽しみください。
2020年レビュワーが選ぶベスト10
まず、2020年に新規で更新をした記事件数は以下の通り。
数字で見ると分かりやすいですが、聞くタイミングが多いからからこそ、新譜が多め。邦楽は特にその傾向が多いんだなと、あらためて感じます。
今回は2020年リリースの物に限定するので、邦楽と洋楽を合わせて269枚。その中からこれは良かったと個人的に思う10枚をリリース順に紹介していきます。
① コレサワ:失恋スクラップ
コレサワ 全曲”失恋ソング”のコンセプトミニアルバム「失恋スクラップ」。
恋愛の歌が多いコレサワ。オール失恋ソングというのは、遅かれ早かれ出す必要があったのでしょう。7つの異なる失恋に、聞いていてキュンとする1枚。
女性の共感だけでなく、男性にもオススメしたい内容。中止になったツアーは見に行く予定があったので、今年は参戦できればいいなと思っています。

② Hollywood Undead:New Empire, Vol. 1
Hollywood Undead (ハリウッド・アンデッド) 6枚目のアルバム「New Empire, Vol. 1」。
バンドの新しいサウンドと銘打って、リリースされたアルバム。現在は続く「Vol.2」も発売されていますが、まずは「Vol.1」が聞き逃がせまん。
2月の時点でこれは年間のベストアルバムの1枚になりえるかもと思っていた感覚は、全く変わることはありませんでした。変化を含めて魅力的なバンドです。

③ Ozzy Osbourne:Ordinary Man
Ozzy Osbourne (オジー・オズボーン) 11枚目のアルバム「Ordinary Man」。
途中Black Sabbathも挟みましたが、ソロ名義では約10年ぶり。やっぱりオジーは普通じゃないと、感じさせてくれるクオリティーの高い1枚。
ロックで大御所になると内容自体は可も不可もないようなアルバムを作る場合が多々ありますが、オジーには当てはまりませんでした。ガチにカッコいいです。

④ Rina Sawayama:SAWAYAMA
Rina Sawayama (リナ・サワヤマ) 1枚目のアルバム「SAWAYAMA」。
イギリスで活動する日本人シンガー。表現する音は完全なる洋楽なのですが、時折で日本的な要素が含まれていて、聞いていてニヤッとしてしまいます。
ジャケットやMVのインパクトにも目を引かれますが、何よりも曲のクオリティーが高いからこそできることでしょう。歌詞で描く世界観も面白いですよ。

⑤ 楠木ともり:ハミダシモノ
楠木ともり (くすのき ともり) 1枚目のEP「ハミダシモノ」。
声優としても活躍する彼女のデビュー作。なんといっても作詞作曲ができるというのは、大きな魅力。それでいて、クオリティーが高いのも特徴です。
ビジュアルも可愛く、ラジオを聞いてもパーソナリティーもいいので、声優だけでなく音楽活動も期待していい存在。すごくこれからが楽しみです。

⑥ ギヴン:gift
ギヴン 1枚目のミニ・アルバム「gift」。
アニメ「ギヴン」で劇中に登場するバンド「given」の音をまとめたもの。ボーイズラブを描いているからこその、少し異なる切なさが心にきます。
アニメきっかけのガールズバンドは数多く存在しますが、男性版も捨てたもんではありません。リアルバンドとしても、存在したらいいなと思っています。

⑦ GRANRODEO:情熱は覚えている
GRANRODEO (グランロデオ) 31枚目のシングル「情熱は覚えている」。
その存在も曲もなんとなくは聞いていましたが、このユニットはカッコいい! とあらためて感じさせてくれたのは、カップリングの「Scorn」。
黒子のバスケの主題歌なのでなんとなく聞いている人も多いと思いますが、本質としてハードなロックがある音は、大きな注目に値します。
ラジオも面白いので、気になりだしたらハマってしまう人も多いはず!

⑧ Ava Max:Heaven & Hell
Ava Max (エイバ・マックス) 1枚目のアルバム「Heaven & Hell」。
期待のポップディーバの1枚目。これでもかとポップかつ、聞けば口ずさみたくなってしまう曲が満載! 全てが楽しさだけなく、いなたさがあるのも特徴です。
洋楽初心者にも入りやすい内容は、チェックしない方がもったいないですよ。

⑨ アクアノート:アクアソニック
アクアノート 1枚目のシングル「アクアソニック」。
2021年に飛躍が期待される、アイドルグループ。まだ未完成でありながら、ピュアなキラキラがあり、伸びが容易に想像できるのが特徴です。
正直アイドルはもういいかなと思い始めて進んでいた時に、ちょっと待った! とストップしてくれたアクアノート。リアルにハジけることを期待しています。

⑩ System of a Down:Protect The Land
System of a Down (システム・オブ・ア・ダウン) 配信シングル「Protect The Land」。
ライブの活動は再開していましたが、15年ぶりの新曲。もう新作が出ることはないと思われていた中で、”らしい”音を提示してくれました。
リリースのきっかけはナゴルノ・カラバフ戦争という寂しさもありますが、さらなる新しい曲を期待せずにはいられません。カッコいいバンドです。

あとがき
2021年の元旦での感覚ですので、きっと日を変えてみると選択する内容に変更があるでしょうね。また、配信ならではの、単曲はあえて外してみました。
その理由は今回の趣旨とはちょっと外れる気がしたからこそですが、逆に単曲のみで記事にしてみても面白いかもですね。全く違う形になるかも…。
冒頭にも記載しましたが、2020年が世界的によろしくなかった1年だからこそ、今年は良くなっていくしかないはず!
その中で音楽が、楽しむ要因となるのは間違いありません。心を揺さぶるような曲やアルバムにも出会え、ライブも気兼ねなく見に行けたらいいですよね。
また、よい変化があればいいなと、気分的に記事背景も一新で変更してみました。
好き勝手に語っているサイトですが、本年もよろしくお願いします。
以上、『【2020年振り返り】音楽レビュワーが選ぶ、個人的ベスト10』でした。
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JOE (ジョウ)
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