新年あけましておめでとうございます。
2020年は令和2年であり、西暦も20が2つ並ぶ年。だからといって何かあるわけではありませんが、なんとなくわくわくしてしまう元旦になっています。
2020年はうるう年であるというのも、面白く特別な感じがしますね。
新年の1記事目は昨年を振り返ることも兼ねて、2019年にリリースされた物に限定して、個人的ベスト10として振り返ってみることにしました。
邦楽、洋楽、ジャンルを問わない音楽レビューサイトの管理者として、他ページのベスト10とは変わってくると思います。違う点もお楽しみください。
2019年レビュワーが選ぶベスト10
冒頭で記載した通り、邦楽、洋楽、ジャンルは問わず。元旦にこの記事を書いている時の感覚ですので、なんでこれがないんだ! というのもあるかも…。
同じ音楽であっても時と場所によって感覚が異なるのも、音楽の面白さ。更新記事は古い音源もありますが、2019年リリースの物に限定しています。
① Dream Theater:Distance Over Time
Dream Theater (ドリーム・シアター) 14枚目のアルバム「Distance Over Time」。
個人的に、2019年に1番回数を聞いたのは間違いありません。今回記事としてまとめる時に、1番最初に思い浮かんだ1枚でもあります。
アルバム・タイトル「Distance Over Time」の通り、時間の経過が重要になっていて、歌詞には考えさせられることも多い内容です。
歌詞、演奏ともに近年のドリーム・シアターで、ベストと言って過言ではないのも大きなポイント! 新規ファンの導入としてもオススメです。
今もなお、止まることなく進化をし続けるドリーム・シアターが聞けますよ。

② 堀江由衣:文学少女の歌集
堀江由衣 10枚目のアルバム「文学少女の歌集」。
ほっちゃんこと、声優である堀江由衣ちゃんの4年半ぶりとなる1枚。
もうアルバムは出ないかも…? と心配するぐらいでしたが、リリース期間が開いていたのを埋めて、まだ余るぐらいの内容となりました。
空いている期間をつなげてしまう、魅力がこのアルバムにはあります。「文学少女」のコンセプトで制作された内容は、思いがこれでもかと詰まっていました。
派手さはないですけれど、ほっちゃんだからこそのアルバムです。

③ As I Lay Dying:Shaped by Fire
AS I LAY DYING (アズ・アイ・レイ・ダイング) 7枚目のアルバム「Shaped by Fire」。
先行配信曲からの期待を爆発させた、バンドの完全復活となる1枚。
ボーカルTimが別居中の妻の殺害を計画した殺人教唆の罪で逮捕されて服役していたので、もうアルバムどころか曲を聞ける機会もないと思っていました。
前作「Awakened」から6年の中で過ごした、Timの服役と反省。その他メンバーが行っていた「Wovenwar」の活動が、あるからこそのアルバムです。
いろいろなことを経験してきたからこその、AS I LAY DYINGが聞けます。

④ あいみょん:空の青さを知る人よ
あいみょん 9枚目のシングル「空の青さを知る人よ」。
同名映画の主題歌。男性目線で書かれた曲は、ずるさもあり、引きずってしまう感情がストレートにうまく表現されています。
シンプルな構成であるからこそ、心により響いてくる曲。
あいみょんは興味深く引かれるものが多いですが、現時点で1番好きですね。カップリング「葵」も含めて、あいみょんの良さが出た強力なシングルです。

⑤ Lady Antebellum:Ocean
Lady Antebellum (レディ・アンテベラム) 7枚目のアルバム「Ocean」。
先立つ人と、残された人の思いが、ストーリーになっている1枚。聞くと情景が浮かんできて、涙が自然と出てきてしまいました。
1曲単位では泣かなくても全体を通して聞くと、毎回涙を流してしまう自分がいます。自分本位ではない、優しさで包まれる感じがするのも特徴です。
ストーリに沿い、歌詞を確認しながら聞くことを強くオススメします。

⑥ Fullfull Pocket:自分革命/キラメキサマー
Fullfull Pocket (フルフルポケット) 4枚目のシングル「自分革命/キラメキサマー」。
アイドルは好きで個人、グループを含めてたくさん聞く自分。今まで知らなかったグループで、2019年に1番衝撃を受けたのが、このフルフルポケット。
アイドルは数が多くてもこれは! というグループは限られてくる中、一線他とは上をこえてくる曲のクオリティの高さには、眼を見張るものがありました。
いくら何でも曲のクオリティが高いなとプロデューサーの経歴を見たら、思わず納得。過去には嵐やAKB48、渡り廊下走り隊など制作は、さすがという感じ。
放送されているラジオも面白く、メンバーも興味深いのですが、4月4日にグループとして現体制では活動終了となるのが、惜しくもあり寂しい限りです。

⑦ Bad Wolves:N.A.T.I.O.N.
Bad Wolves (バッド・ウルヴス) 2枚目のアルバム「N.A.T.I.O.N.」。
1枚目「Disobey」のクオリティが高かったですが、アルバムの目玉がカバーという、2枚目のジンクスにはまる要素を持っていた中での1枚。
短期間でリリースされたことも心配要素となっていましたけれど、見事に心配を覆してきてくれました。相当な曲数を作った中から絞られた内容なのでしょう。
モダンメタルならではの重さ、歌詞も興味深く優れたアルバムになっています。
メンバーは強面ですけれど、楽曲のクオリティは非常に高いバンドです。

⑧ ゴールデンボンバー:首が痛い
ゴールデンボンバー 配信のシングル「首が痛い」。
2019年配信限定された5曲のうちの第4弾。バンドマン、ファンならばなることも多い「首が痛い」がテーマとなった曲。
クオリティーが高く、楽しいゴールデンボンバーらしさもあるので、面白い展開が起こるのを予感をさせてくれます。さらっとも、深くも楽しめる曲です。
4枚目のオリジナル・アルバム「もう紅白に出してくれない」でも、核になっていますよ。

⑨ Cyhra:No Halos in Hell
Cyhra (サイラ) 2枚目のアルバム「No Halos in Hell」。
1枚目「Letters To Myself」がクオリティが高かったので期待していましたけれど、期待を裏切らないカッコいいモダンメタルが聞ける1枚。
歌詞もメロディーも切ないのですが、切ないからこその良さがここにあります。絶対的に抑えておきたいバンドであり、アルバムです。
メンバーに元が付く経歴がありますけれど、もう不要といって問題ありません。海外アーティストで、2020年に1番来日公演を期待しています。
※祝! 初来日公演が決定しました
- 東京・Cyclone:6/12(金)、6/13(土)
- 名古屋・HUCK FINN:6/14(日)
- 大阪・心斎橋VARON:6/15(月)

⑩ 錦戸亮:オモイデドロボー
錦戸亮 (にしきど りょう) 配信シングル「オモイデドロボー」。
12月20日リリース。記事としても紹介したばかりなのですが、この曲は歌詞が本当にステキ! 素直な男性の恋する気持ちが、伝わってきます。
初のソロ・アルバム「NOMAD」もステキですけれど、この曲は女の子が聞いてキュンとしてしまうのが、想像に難しくありません。素直にステキな曲。
元ジャニーズの経歴ではなく、面白い展開を期待できるアーティストです。

あとがき
記事にしている時点で興味を持って聞いているので、ベスト10を選ぶのが思いの外に大変でした。結果として、30くらいから減らしてのベスト10。
2020年である今年もいろいろなアーティストのリリースがありますが、どんな楽しみ方、感情を感じさせてくれるのが楽しみでしかありません。
微力ですが、音楽を聞く、演奏してみたくなるきっかけの1つにでもなれたら、とてもうれしく思います。有名無名、ジャンルを問わず、いい音楽はあります。
音楽には特別な力がありますので、ますます音楽にハマってしまう1年になりますように! というか、なるんでしょうね。 本年もよろしくお願いします。
以上、『【2019年振り返り】音楽レビュワーが選ぶ、個人的ベスト10』でした。
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JOE (ジョウ)
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