Official髭男dism:Traveler ~一緒に行く旅の先で見られる景色~

Official髭男dism:Traveler邦楽レビュー

Official髭男dism 2枚目のアルバムである「Traveler」。

1枚目のアルバム「エスカパレード」から、1年6カ月ぶりのリリースとなりました。先行の2枚のシングルの大ヒットで、大注目されたアルバムです。

注目を集めるというのはプレッシャーにもなるのは間違いありませんが、期待にしっかりと答える以上の内容で、アルバムをリリースしてきてくれました。

内容からさらにヒゲダンが注目を集めるのが間違いないであろう、聞かずにはいられないアルバムです。最初から最後まで、55分の時間があっという間ですよ。

Traveler 収録曲概要

「Traveler」の収録曲は以下の通りです。

  1. イエスタデイ
  2. 宿命
  3. Amazing
  4. Rowan
  5. バッドフォーミー
  6. 最後の恋煩い
  7. ビンテージ
  8. Stand By You
  9. FIRE GROUND
  10. 旅は道連れ
  11. 052519
  12. Pretender
  13. ラストソング
  14. Travelers

聞いてみると分かりますが、この曲順がベストだといえる曲順になっています。シングルやEPでの既発曲と、新曲とのバランスもとてもいいです。

1曲目の「イエスタデイ」。ラストの「Travelers」が重要度が高いのは事実ですが、単曲ではなくアルバムとして楽しめるのが、完成度を上げています。

アルバム・ジャケットには今はない使われない過去の物が描かれていて、時計があるというのが、意味がありげですよね。旅をして見てきた物なのかも…。

聞いていくうちに、見える景色が変わってきそうなアルバムです。

イエスタデイ

オープニング曲であり、先行配信されていた「イエスタデイ」。(1曲目)

アニメ映画「HELLO WORLD」主題歌でした。世間体を気にしていて本当の自分ではない昨日までにさよならをして、前に進もうというのはいいですね。

イエスタデイという曲はBeatlesの名曲をはじめ多くの曲がありますが、ヒゲダンのイエスタデイは、振り返らずに前へ進もうというポジティブさでした。

ただ先に進もうでなはく、虹の先へというのは、どれだけ振り返らずに前に進もうとしているんだと。先に進むのであれば、とんでもなく先がいいですよね、

収録曲を全て聞いても、この曲ほどオープニング曲にふさわしいのはない感じがしました。前に進もうというのは、旅の始まりを感じずにはいられません。

最後の恋煩い

聞く前から曲のタイトルを見て気になっていた「最後の恋煩い」。(6曲目)

恋煩いは恋で悩む恋の病のことをいいますけれど、言葉の前に最後のが付くと、ても興味を強く引く言葉になります。これが多分センスの良さですよね。

恋をしている時は新しい恋のことなんて考えませんから、ずっと一緒にいようなんていいますが、ずっとにならないこともあるのが恋です。

どうなるのか分からないからこそ恋はしてしまうものですが、この曲の最後「大丈夫だな Uh」で終わっているのが、恋って面白いなと感じました。

この曲の演奏は面白くて、アルバムで聞いた初の曲の中で一番コピーをしたくなった曲です。特徴的なベースラインだけでなく、他のパートも面白いですよ。

ビンテージ

思い出が色あせるくらい一緒にいようねと歌った「ビンテージ」。(7曲目)

今まで一緒に月日を重ねてきたねではなく、これから重ねていこうねという表現は、聞いていて温かい優しさを感じる曲です。

0〜1になるのは始まりだからこそ、今を大切にこれから思い出を作っていこうねという思いは、いい思い出に変わっていきそうな気がしました。

曲名からの聞く前のイメージと、聞いた後では少しイメージが変わる曲です。

052519

Official髭男dismの最大の謎でもある数字が曲となった「052519」。(11曲目)

2枚目のシングル「Pretender」のジャケットにニキシー管で表示されている数字で、どんな意味があるのだろう? と見た誰もが気になってしまった数字です。

アルバムの収録曲を見た時に「052519」が含まれているので謎が解けるかと思いましたが、聞けるのは「Pretender」のイントロのアルペジオのみ…。

謎がまた深まった気もしますけれど、アルペジオのみになったことで感じたのは、追憶の感じです。追憶から考えると、19年5月25日であるかなと。

「Pretender」のリリース日は19年5月15日で未来の日付ですので、思い出の日ではない。であるとしたら、何か記念となる予定の日だったのかと考えました。

意味がない数字だとは思えないので、記念となる日と考えると、「Pretender」の歌詞が重要なヒントになっているのかなと思います。

君の運命の人に自分はなれなかったけれど、「君は綺麗だ」で思い浮かぶのは、結婚式です。ですから、19年5月25日は歌詞の女性の結婚する日なのかなと。

であれば未来の日でも成立しますし、歌詞を見ているとフィクションには思えないので、ヒゲダンからの祝福の意味が込められているように思いました。

「052519」が19年5月25日で、その日が結婚式というのは自分の想像で、実際にはどうなのかは分かりません。ですが、数字には夢がありますよね。

「Pretender」の前に「052519」で1度イントロが強調されることで、「Pretender」の良さがより強調されているように感じました、

Travelers

アルバムのラストを飾る曲の「Travelers」。(14曲目)

1分47秒というアルバムの中で最も短い曲ですが、「Traveler」と名付けられたこのアルバムを締めくくるのに、これ以上の曲はない気がします。

「Traveler = 旅行者」に「s」が付いて複数形になっているのは、バンドのメンバーが含まれるだけでなく、聞いてくれるファンも含まれていますよね。

バンドにライブには付き物のツアーは旅をするなんていいますし、このアルバムのツアーは「s」の存在がとてつもなく大きくなるものになりそうです。

短い曲、短い歌詞だからこそ、思いがより強く伝わってくる気がしました。

あとがき

充実度がとても高いアルバムです。大きな注目と期待された中でのアルバムのリリースでしたが、この内容であれば聞いた人も納得ではないでしょうか?

逆にこれだけのアルバムを作って、次が大変ではないなか? と感じてしまいました。そんな心配をしてしまうのも、アルバムの出来が良い証拠ですよね。

Travelerのツアーは長いですから、ツアーを行うことで見えてくるものが、次につながるのは間違いありません。どんな結果になるのか、今から楽しみです。

アルバムの内容もいいし、Official髭男dismはライブを見てみたいですね。

 

以上、『Official髭男dism:Traveler ~一緒に行く旅の先で見られる景色~』でした。

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