乃木坂46:Sing Out! ~自分に迷ってしまう前に大声で歌ってみよう~

乃木坂46:Sing Out!邦楽レビュー

乃木坂46の23枚目のシングルである「Sing Out! 」。

現時点でシングル24枚、コンピレーションを含むアルバムを5枚リリースしている乃木坂46の中で、タイトルが唯一の英語のみの音源です。

曲名では今作にも収録の「Am I Loving」他、ほんの数曲はありますけれど、英語のみは極端に少なくなる乃木坂46では、とても英語が新鮮に見えます。

日本語と英語の組み合わせや、カタカナ英語の曲はありますが、面白いですよね。日本語を大切にするというコンセプトが、乃木坂46にはあるのかもです。

タイトルが興味深い今作ですが、聞いても興味深いシングルなっています。

どんな意味だろうと迷ってしまう

「Sing Out! (Special Edition)」の収録曲は以下の通りです。

  1. Sing Out!
  2. 滑走路
  3. のような存在
  4. Am I Loving
  5. 平行線
  6. 4番目の光
  7. 曖昧

Type-A・B・C・DのBlu-ray付属盤、CDのみの通常盤の5形態でリリースされたシングルですが、配信ではSpecial Editionとして曲がまとめられています。

MVは見れませんが曲を聞くには取り込む必要もありませんので、配信で聞くのが曲もれもありませんし、オススメな聞き方です。

歌詞も全曲表示されますので、曲を聞くと考えると配信に軍配が上がります。

収録方法ではなく曲名を見てみると、曲名を見て引っかかる曲が多いのが特徴です。英語タイトルの「Sing Out! 」だけではないですね。

一見は普通に見える「滑走路」「平行線」「曖昧」も、一言の曲名であるからこそ想像をするのが逆に難しくて、面白く感じた収録曲の曲名です。

一緒に歌おうよ

シングルタイトル曲の「Sing Out! 」。(1曲目)

日本コカ・コーラ「ファンタ」「ファンタ坂学園 みんなでぶっちゃけボト」編 CMソングでしたので、CMで目にすることが多かった曲です。

「Sing Out! = 大声で歌う」ですが、楽しくないことやつらいことがあったら、大声で歌おうよ。勇気を持って歌ってみたら、平和になるよと、優しい曲です。

単に歌おうではなく、大声で歌おうというのがポイントですね。確かに大声で歌うと気が楽になるので、たまっている人は大声で歌うのはオススメです。

1人カラオケボックスでもいいですし、たまったものは吐き出さないと消えることはありません。自分も昔たまった時、大声を出しにいっていました。

人に迷惑をかけるのではなく、思っている以上にすっきりとできますよ。

ライブでメインになる曲ではないでしょうけれど、この曲は拍手と乃木坂46のメンバーと一緒に歌うことで幸せをもたらしそうな曲です。

特定の存在になりたい

主語がない曲名が特徴的な「のような存在」。(3曲目)

曲名だけでなく、歌詞、音使いも含めて面白い曲です。自分の存在価値はなんだろう? と存在価値のあるアイドルが歌うのが、真逆で面白く感じます。

氷のように後で溶けて消えてしまうなら、「○○のような存在」になりたいと考えるのは忘れてもいいんじゃないかというは、本当の気持ちではないですよね。

最後に「Just a moment = ちょっと待ってください」というのは、忘れるための時間が欲しいのではなく、必要な存在になりたいという思いに感じました。

歌い方もあえて無機質に歌うことで、ぐるぐると考えまくっているように聞こえます。聞く人によっていろいろな取り方ができそうな、面白い曲です。

恋って不思議な感覚

シングルのタイトル曲でもいけそうなポップな曲の「Am I Loving」。(4曲目)

恋をしているのか、自分でも分からないという、恋の始まりの曲です。一目惚れでもない限り、自分でもこれは恋なのか分からないことってありますよね。

同じ迷いでも恋の迷いで好きになりかけの片思いは楽しいですから、楽しい恋の迷いをうまく表現できている曲です。楽しい恋なのが、聞いていて分かります。

この曲はMVにしたらすごく面白そうなのに、なんでないんでしょうね? 今回のシングルの中で一番興味を持ったのは、自分はこの曲です。

なれそうな気がする

なんで4番目? と気になってしまう「4番目の光」。(6曲目)

1番や2番、まだ3番目というのはありますが、4番目というのは面白い順番です。2番、3番だと、○番目に安い店! とかの表現でよく見かけますが…。

光となるから少し変わっているなと感じますけれど、歌詞を見るとなんとなく意味が分かった気がします。4番目なら私にもなれそうという意味かなと。

トップ3になるような光にはなれないかもだれど、光ることは誰にでもできるし、自分だけの光であればきっとなれそうな気がします。

どんなに輝こうとしても追いつけない人がいるからやめてしまおうではなく、私だけの色となって輝きたいというのは、応援したくなりました。

アイドルだとメンバーのトップ3には入れないけれどというのは、よくありますよね。乃木坂46の4期生の楽曲というのも、興味深さを増している曲です。

「この坂道 登れ! 」という歌詞も、意識がある感じで面白く感じました。

Sing Out! あとがき

シングルというとタイトル曲が一番注目されるのはもちろんですが、曲名を含めてカップリングの6曲も面白く興味深い曲がそろったシングルです。

7曲ともそれぞれのカラーがあって面白いので、シングルを通して聞くことをオススメします。1曲として聞くよりも、楽しめるのは間違いありません。

乃木坂46はかわいさにプラスして、興味深く、面白いアイドルグループです。

 

以上、『乃木坂46:Sing Out! ~自分に迷ってしまう前に大声で歌ってみよう~』という記録でした。

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