Motley Crue:Too Fast for Love ~華麗に舞い降りたクルーたち~

Motley Crue:Too Fast for Love洋楽レビュー
洋楽レビュー

Motley Crue (モトリー・クルー) 1枚目のアルバム「Too Fast for Love」。

1981年リリースとかなり古いですが、リミックス、マスタリングが行われているため、今も当たり前のように聞いて楽しめるます。

主要曲はベスト盤で聞けてしまうのですが、せっかくモトリー・クルーを知ったり気に入ったのであれば、本来のアルバムの形で聞いておきたい1枚。

アルバム・ジャケットも現代ではない、当時だからこそのカッコよさがあります。ツアー停止契約を破棄した今だからこそ、より楽しめる内容ですよ。

Too Fast for Love 収録曲概要

「Too Fast for Love」収録曲は以下の通り。

  1. Live Wire
  2. Come on and Dance
  3. Public Enemy #1
  4. Merry-Go-Round
  5. Take Me to the Top
  6. Piece of Your Action
  7. Starry Eyes
  8. Too Fast for Love
  9. On with the Show
  10. Toast of the Town
  11. Tonight
  12. Too Fast for Love (Alternate Intro)
  13. Stick to Your Guns
  14. Merry-Go-Round (Live)

もともと13曲目の「Stick to Your Guns」が8曲目に入る10曲入りでインディーズとしてリリースされましたが、デビュー時に改定されています。

「Stick to Your Guns」がカット、リミックスとボーカルの一部録り直しが行われ、9曲入りのアルバムとしてリリースされました。

レーベル移籍の際にリミックス、マスタリングとボーナス・トラックが追加されているので、9曲目までが本編。10曲目以降はボーナス・トラック。

古いからこその変化ですが、少し面白いですね。日本盤では「華麗なる激情」と邦題が付けられてリリースされた、ファースト・アルバムです。

Live Wire

オープニング曲「Live Wire」。(1曲目)

ミック・マーズのギターリフのカッコよさに加えて、ヴィンス・ニールだからこその歌声がマッチして、めっちゃくちゃカッコいい曲。

ギターはそんな難しいことはしていませんし、演奏も荒く揺れているのに、ピッキング・ハーモニクスなどカッコいいと思わせてくれるものがあります。

ドラマーでカウベルを鳴らす人は今もいますが、トミー・リーは40年近く前にしていました。この曲を聞くと、さすがという感じがしますよ。

歌詞で言っている意味は今もよくわかりませんが、それでもカッコいい曲です。

Public Enemy #1

俺は敵の中でもナンバーワンだと歌った「Public Enemy #1」。(3曲目)

敵だと言っているのに楽しいメロディーを聞いていると、いい人なのかなと感じさせてくれるものがあります。聞いていて面白い曲。

当時はクリックなんて聞いていないでしょうし、リズムがかなり揺れてます。それでも面白く聞けてしまえるのは、曲にオリジナリティがあるからでしょうね。

モトリー・クルーの多くはリフ主体で、ギターのメロディーがある曲は少ないので、今聞いてもとても新鮮な気がします。とても面白く聞ますよ。

Take Me to the Top

展開が多くて面白い「Take Me to the Top」。(5曲目)

ストレートなハードロックバンドでは珍しい、何曲にも分けられるアイデアが取り込まれている1曲。複雑ではないので、分かりやすいですけどね。

モトリー・クルーでこの曲が特に好きだと言う人は、掘り下げてどんな音楽が好きか聞いてみると、プログレを好きな人が多かった気がします。

例にもれず、歌詞の意味が分からないのですが、なぜかカッコいいんですよね。

Too Fast for Love

アルバムタイトル曲「Too Fast for Love」。(8曲目)

これぞとうカッコいいギターリフに、キャッチーなサビが印象に残るのは、さすがタイトル曲という感じ。かっこよさとポップさを併せ持ったハードロック!

ポップな曲を歌うハードロックバンドは多いですけれど、「Too Fast for Love」に通じるものを感じることが多く、この曲の偉大さを感じます。

音数も少ないですし、やっていることはシンプルでもすごくカッコいい!

あとがき

リミックスがされてもリズムも揺れているし、演奏もかなり荒いのですが、それでも聞いていてカッコいいと思えるマジックがあります。

全曲がいいかというとそうでもないのも、面白いアルバム。それでも飛ばすことなく聞けてしまうのは、全体が1枚として成立しているからだと思います。

モトリー・クルーの音としてはベスト盤であったり、最新の「The Dirt Soundtrack」で聞けてしまうのですが、オリジナルもオススメします。

録音した時代だからこその、熱量がが聞けるからです。ツアー停止契約を破棄たからこそ、各アルバムの再現ツアーとかを期待しちゃいますね。

代表曲だけではない1枚ごとの再現をしたら「The Dirt Soundtrack」で広がった新たなファン層が、さらに盛り上がる気がしましたよ。

古いアルバムですが、今もカッコよく通して聞ける1枚です。

 

以上、『Motley Crue:Too Fast for Love ~華麗に舞い降りたクルーたち~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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