Motley Crue:Shout at the Devil ~一緒に叫ばずにはいられない~

Motley Crue:Shout at the Devil洋楽レビュー
洋楽レビュー

Motley Crue (モトリー・クルー) 2枚目のアルバム「Shout at the Devil」。

前作「Too Fast for Love」から約1年11カ月の間隔で、1983年にリリースされました。収録されている曲が、格段にパワーアップしています。

主要曲はベスト盤や「The Dirt Soundtrack」でも聞けますが、今も全体を通してしっかりと楽しめるハードロックアルバムです。

Shout at the Devil 収録曲概要

「Shout at the Devil」収録曲は以下の通り。

  1. In the Beginning
  2. Shout at the Devil
  3. Looks That Kill
  4. Bastard
  5. God Bless the Children of the Beast
  6. Helter Skelter
  7. Red Hot
  8. Too Young to Fall in Love
  9. Knock ‘Em Dead, Kid
  10. Ten Seconds to Love
  11. Danger

11曲で35分。オープニングSEとインストゥルメンタルはありますが、走る抜けるようなコンパクトさ。一気に最後まで聞き終わりますよ。

Shout at the Devil

「Shout, shout, shout」と一緒に叫びたくなる「Shout at the Devil」。(2曲目)

7枚目のアルバム「Generation Swine」の方を先に聞いていたのですが、オリジナルの方があらためて聞くと圧倒的にカッコいい!

この曲の持っているヘビーさは、今のローチューニングだからこそ重さ表現できているバンドには、太刀打ちができないものを感じさせます。

Shout, shout, shout
Shout at the devil

「叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ、悪魔に叫ぶ」。なんだかよく分からなかったとしても、カッコいい! と思わせる魅力のある言葉。シンプルだからいいんでしょうね。

1983年の曲を2020年に新しいMVが作られるというのも、魅力が時間によって消えないからだと思います。繰り返し回数を聞いても、カッコいい曲。

Looks That Kill

首を横に揺れならが弾きたくなるリフがカッコいい「Looks That Kill」。(3曲目)

テンポ自体はまったく早くないんですけれど、スピード感のある曲。ハードロックが好きであれば、気にならずにはいきません。

She’s got looks that kill

「彼女は殺すようなルックスをしている」。キラーチューン = 人をひきつける魅力のある曲を指すのと同様、すごい美人のことを歌っているんでしょう。

いまだに歌詞の意味は理解ができないですけれど、カッコいい曲です。

Bastard

曲名の通り歌詞の内容がまさにろくでなし「Bastard」。(4曲目)

古いタイプのハードロックなのですが、それでも魅力を感じる曲。アレンジをし直して今の形に変化をしたら、面白くなりそうな曲でもあります。

面白くなりそうだと感じてしまうのは、もっと過激なSteel Panther を想像していまうからこそでしょうか。興味深く面白い曲です。

God Bless the Children of the Beast

インストゥルメンタル「God Bless the Children of the Beast」。(5曲目)

ギタリストらしいミック・マーズが書いた曲。MTRを買ったギタリストが多重録音をする時に似たタイプの曲をしてしまうからこそ、心を引かれます。

「獣の子たちに神の祝福を」というタイトルもいいですよね。この曲を聞くと「Shout at the Devil」を聞いているなと感じてしまいます。

耳コピするのも弾くのも難しくないのにカッコいいので、初心者ギタリストはコピーしてみることをオススメします。

Helter Skelter

The Beatles のカバー「Helter Skelter」。(6曲目)

多くのバンドにカバーされていますが、1983年の時点でしているというのに驚いてしまいます。しかもアルバムの中にしっかりとはまっているんです。

さもオリジナルの様に歌っているのが、興味深く面白く感じます。

個人的に先にモトリー・クルーを聞いているので、The Beatles のオリジナルを聞くと、逆にカバーをされたのかと思ってしまう不思議な曲。

ヴィンス・ニールから入ったので、聞いたのはモトリー・クルーも含めてだいぶ時間が立ってからですが、The Beatlesを聞くきっかけの曲でもあります。

Red Hot

アルバムの中で一番テンポも速く、若さを感じる「Red Hot」。(7曲目)

ギタリストであればよく聞くタイプのザクザク弾くリフですが、モトリー・クルーが元にあるんだなと感じさせてくれる曲。

Shout at the devil

「悪魔に叫ぶ」。あらためて聞いていて気づきましたが、他の曲の要素が隠れているのが面白く感じてしまいます。サブリミナル効果でしょうか。

Too Young to Fall in Love

繰り返すコーラスが特徴的な「Too Young to Fall in Love」。(8曲目)

コーラスはもちろん、ヴィンス・ニールの歌声だからこそ、映えている曲。

Too young to fall in love
I’m too young

「恋をするには若すぎる、若すぎるんだ」。モトリー・クルーが歌うと、もっと遊んでいたいんだというように聞こえるから、不思議で面白い。

まとめていて初めてPVを見ましたが、昔だからこそを感じさせてくれる内容がまたいい感じ! ヴィンス・ニールが細くてカッコいいのも特徴です。

あとがき

今のような多重録音ができる時期ではないので、音数は多くありません。リマスタリングされているのもありますが、音が前に出ているのが特徴です。

曲もいいですし、聞き取りやすいので、ギタリストの耳コピをするのにもオススメします。曲がいいからこそ、楽しんで作業ができますよ。

歌詞はいまだによく分からない部分もありますが、カッコいいアルバムです。

 

以上、『Motley Crue:Shout at the Devil ~一緒に叫ばずにはいられない~』でした。


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JOE (ジョウ)

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