Motley Crue:Girls, Girls, Girls ~俺には男としてイカした時間が必要だ~

Motley Crue:Girls, Girls, Girls洋楽レビュー
洋楽レビュー

Motley Crue (モトリー・クルー) 4枚目のアルバム「Girls, Girls, Girls」。

前作「Theatre of Pain」から約1年11カ月ぶり、1987年にリリースされました。「アメリカンバイク = ロック」なジャケットが印象的。

サウンドが前作のグラム・ロックよりから、ハード・ロックに回帰しているのも特徴といえます。

Girls, Girls, Girls 収録曲概要

「Girls, Girls, Girls」収録曲は以下の通り。

  1. Wild Side
  2. Girls, Girls, Girls
  3. Dancing On Glass
  4. Bad Boy Boogie
  5. Nona
  6. Five Years Dead
  7. All In the Name Of…
  8. Sumthin’ for Nuthin’
  9. You’re All I Need
  10. Jailhouse Rock (Live)
  11. Girls, Girls, Girls (Instrumental Rough Mix)
  12. Wild Side (Instrumental Rough Mix)
  13. Rodeo
  14. Nona (Instrumental Demo)
  15. All In the Name Of… (Live In Moscow)

10曲目までが本来の形で、以降は再発時に追加されたボーナス・トラック。「Theatre of Pain」と同様に、基本的にコレクター向けです。

ただし「Rodeo」はバランスを考えてだと思いますが、なんで収録されなかった? というような佳曲。アウトトラックにも興味深い曲がありました。

全体的にハード・ロックな内容は、モトリー・クルーという感じがします。

Wild Side

欠かすことのできない代表曲の1つ「Wild Side」。(1曲目)

イントロのリフを聞くだけで、「キター〜! 」と感じること請け合いです。1度聞けばコピーして弾きたくなる、一緒に歌わずにはいられません。

Take a ride on the wild side
Wild side

「ワイルドサイドに乗る ワイルドサイド」。道を踏み外したからこそ、レールもなく舗装されていない荒れた道を行く。ロックですね。

「Wild」と曲名に入ったり、バンド名にあると対してワイルドでない場合がほとんどですが、この曲にいたってはガッツリとそのまま。

モトリー・クルーの1つの要素。トミー・リーの回転ドラムはこの曲が始まったと考えると、感慨深さが増えますね。ふと聞きたくなる魅力があります。

Girls, Girls, Girls

タイトル曲「Girls, Girls, Girls」。(2曲目)

バットボーイズなモトリー・クルーらしい曲。

Friday night and I need a fight

「金曜の夜は戦いが必要だ」。気合の入り方が違います。連呼するのもらしさですし、よく意味が分からなかったとしてもカッコいいことに変わりありません。

見せかけでなく地で行くからこそ良さ。演奏自体は特に難しいことをしていなくても、同じ様に再現するの不可な唯一無二な曲。だからこそカッコいい!

公式PVの別バージョン「Unsensored = 無修正」で、短くてもおっ○い丸出しになっているのは、イメージにもぴったり! ※上動画リンクは無修正ver.

ヴィンス・ニールは2012年に、同名ストリップクラブをラスヴェガスにオープンしていたなんてこともありました。

「Vince Neil’s Girls, Girls, Girls」。 まだもしあるなら男として行ってみたい!

You’re All I Need

あなたは俺が必要な全てだと歌ったロックバラード「You’re All I Need」。(9曲目)

バットボーイズなハード・ロックの中に、純粋過ぎる思いが入っているからこそ、心に入り込んでくる曲。有効な見せ方を知っているのは強いです。

The following vide
in based on a true story

PV 冒頭のメッセージ「実話に基づいて」。あなたには愛されなかったけれど、自分は愛しすぎたゆえに殺人を犯してしまう…。

きれいなロックバラードだからこそ、思いと現実に起こった内容を知ると、印象が変わってくる曲です。PVに合わせて、歌詞を見るのをオススメします。

Jailhouse Rock

エルヴィス・プレスリーのカバー「Jailhouse Rock (Live)」。(10曲目)

ご年配の方には「監獄ロック」といった方が伝わりやすい曲。ロックンロールの名曲をあまり崩さずに、モトリー・クルー流に変えちゃってます。

もともとの曲がいいのに加えて、ヴィンス・ニールの歌声とも相性がいいので、素直にカッコいい仕上がり。いいカバーの選択!

(Hey) (Hey) (Hey) (Hey)

ノリがこれでもかといいからこそ、思わず一緒に歌いたくなるはず…。

空気感を収められたライブ収録ですが、スタジオ収録で聞いてみたい! と感じちゃいます。他人の物でも、さもバンドの曲にしてしまうのはさすがです。

Rodeo

アンリリースド・トラック「Rodeo」。(13曲目)

ミディアム・テンポのロックバラード。同じタイプの「NONA」、「You’re All I Need」があるからこそ、収録されなかったんじゃないでしょうか。

Rodeo, rodeo, not my home

「ロデオ、ロデオ、俺の家じゃない」。いなたい感じで哀愁を感じる曲は、好きな人がきっと多いはず…。

追加されたボーナストラックは、これを聞くだけでも価値があります。

あとがき

グラム・ロックな部分も随所に残っているんですが、やっぱりハード・ロックがモトリー・クルーには似合います。

時代を感じさせる部分はあっても、バットボーイズな部分が前面にでてくるのはカッコいいと言わざるしかありません。

前作「Theatre of Pain」は全体を通して聞くのは微妙でしたが、この「Girls, Girls, Girls」は多くの方がきっと楽しめるはず。

思いの他に埋もれたいい曲がある! と思っちゃうんじゃないでしょうか?

 

以上、『Motley Crue:Girls, Girls, Girls ~俺には男としてイカした時間が必要だ~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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