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Motionless In White:Creatures X: To The Grave ~今度は俺がする側に~

Motionless In White:Creatures X: To The Grave洋楽レビュー
洋楽レビュー

Motionless In White (モーションレス・イン・ホワイト) 配信シングル「Creatures X: To The Grave」。

5枚目のアルバム「Disguise」から1年4カ月。途中にThe Killersのカバー「Somebody Told Me」を挟みつつ、続きでありながら新しい提示。

その世界観が興味深い、意味のある曲をリリースしてきてくれました。

Creatures X: To The Grave 概要

既存のファンであれば気付く方も多いと思いますが、バンドの1枚のアルバム・タイトルは「Creatures」。同名の曲も収録されています。

“X”が付いたその理由は、アルバム10周年記念した「reissue = リイシュー(再生産)」した曲だから。といっても録り治しではなく、その続きを描いた世界。

リリース直後に行われた配信ライブ「the Deadstream」でも披露され、この曲だけの動画をアーカイブ。今後に意味を持つ曲であるのなのかもですね。

固定概念ではなく想像させる部分を提示するのが、面白みでもあります。

Creatures X: To The Grave

堕ちた後の世界「Creatures X: To The Grave」。

「Creatures」では「This is the end of you = これで終わり」。嘆いても引きづまれて溺れていくさまで、今作堕ちた後。つながりがあるからこその世界。

Cursed, damned, and broken

「呪われ、呪われて、壊れた…」。堕ちたのは苦しみの世界。一瞬で終わるのではなく、呪われ苦しみ続けることに、恐ろしさを感じさせます。

一時の苦しみではなく、ただ延々と続く苦しみ。重さを感じさせます。

With no stain washed away

「汚れが洗い探されない」。汚れとは歌詞から想像するに、引きずりこまれる前に犯した罪のこと。時間がどれだけ経とうと、延々に消えることのない罪。

報われない生き地獄であることを想像するのは、難しくありません。

I’ll take this to my grave

「これを墓に持っていく」。罪の重さのようにも思えますが、10年前に自分が引きずり込まれたように、同じことをしようとしているようにも思えます。

より消える可能性がある、新たなる罪。怖さでもありますが、新たなる仲間が欲しい寂しさからかもしれません。寂しさを感じる曲だからこそ余計に…。

痛さを大きく感じるのに引き込まれて聞いてしまうのは、足元まで引きずりこませようとする手がきているからかもしれません。

あとがき

続きの世界というと、彼らの楽曲「Undead Ahead」でも、同じことをしています。初めてではないからこそ、その意味と理由を知っているのでしょう。

ジャケットにも共通点があり、「Creatures」は地上か地下から手が無数に伸び引きずりこまれる形。「Creatures X: To The Grave」は引きずりこまれた後。

見えていた月が光として見えてはいるけれど、何かは分からなくして深さを表現。歌詞にある「10 years 10 more」。まだ続きの世界も描けそうです。

制作に入っているという「Disguise」に続くアルバム。関係性は別として、「Creatures X: To The Grave」を経た後に描く世界がどうなるか楽しみです。

 

以上、『Motionless In White:Creatures X: To The Grave ~今度は俺がする側に~』でした。


『Motionless In White』をApple Musicで

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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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