渡辺美優紀:17% -Repackage- ~私の変化をしっかりと受け止めて~

渡辺美優紀:17% -Repackage-邦楽レビュー

みるきーこと渡辺美優紀のファースト・アルバム「17%」を改変してリリースされた「17% -Repackage-」。

リリースして期間がたってから何周年記念や、リマスタリングで追加や改変がされることはよくあることですが、3カ月でされるのはまれです。

外タレの来日記念のツアーエディションで限定バージョンがリリースされることはよくありますが、日本人でこの対応は今までなかったのではないでしょうか?

10曲が15曲に増えていますので、トータルで聞いた時にかなり印象が変わったアルバムになっています。バージョン2ではないけど、バージョン1.5かなと。

アルバム収録曲概要

「17% -Repackage-」の収録曲は以下の通りです。

  1. 夕暮れセンチメンタル
  2. りんご麗し 実りの季節
  3. Milky Land
  4. Myself
  5. 好きだし
  6. Fly With Your Dream
  7. Milkyway
  8. Perfect Girl
  9. Love story
  10. あの日の空と、私の未来
  11. Cheek-tic-Cheek
  12. SUMMER LOVE〜私のYeah Yeah〜
  13. 乙女心キャンディ
  14. アシンメトリー
  15. 未来への春

10曲目までがオリジナル版と同じ、11〜15曲目までは今回の改変で追加された曲です。単にそのまま曲が後ろに追加されただけですね。

リパッケージというからには単に後ろに付けるのではなく、アルバム全体を変更してきても良かったのかなと感じました。

この内容だとリパッケージではなく、スペシャル・エディションといった方がいいのかもしれません。単に曲数が増えただけですから…。

Love story

みるきーが作詞をしている「Love story」。(9曲目)

ミディアムテンポのバラード曲ですが、アルバムの中でも印象に残る曲です。

永遠なんてないでしょう

あって欲しいけれど、何にでも永遠なんてないのは誰もが知っていること。知ってはいるけれど、マイナスには持っていかない素直な歌詞です。

正直みるきーの歌はうまくないんですけれど、うまくないからこそ素直に耳に入ってきて、印象に残る曲になっています。

この曲をめちゃめちゃ歌がうまい人が歌ったら、印象が変わることでしょう。

この曲があるからこそ、オリジナル版ではラストで底抜けにポップな曲の「あの日の空と、私の未来」にうまくつながっていましたよ。

Cheek-tic-Cheek

追加された曲の中でもMVも作られている「Cheek-tic-Cheek」。(11曲目)

新しい曲ではあるんですが、懐かしさを感じるような曲です。言葉の使い方、リズムが繰り返すという手法が、懐かしさを感じさせる理由でしょうか。

MVもかわいらしいですが、懐かしさを感じる作り方ですよね。

単に曲が追加されただけなのでしょうがないですが、曲順が11曲目ではないような感じがします。もっと前半にあっていい曲じゃないかなと。

アルバムの中で聞いて印象が残る曲というよりも、曲順から印象が急に浮く曲になっています。面白い曲であるのに、少しもったいない感じです。

あとがき

いろいろな事情はあるのでしょうけれど、3カ月でデジタル配信版だけでなくパッケージ版も用意されているのは、前もって決まったいたリリースですよね。

アルバムの印象が変わるだけでなく、オリジナル版を購入している人にはなんだよ! と印象がわるくなるようなリリースの仕方ではないでしょうか。

追加された5曲はデジタル主体で急に印象が変わりますし、アルバムとしてのまとまりは、断然にオリジナル版のがありましたよね。

みるきーがどうこうというよりも、周りの大人にはもっといい対応の選択があったんじゃないかと思ってしまうアルバムです。

リリースの必要があるにしても追加ではなくて、ミニアルバムにすればよかったのに…。同じ短期間のリリースでも、印象も結果も違ったんじゃなかなと。

苦言というかもっとこうだったらいいのに! というのはありますが、オリジナルの10曲目まではよくできた女性アイドルのアルバムだと思います。

このアルバムを聞く時は1曲目〜10曲目まで、11曲目〜15曲目は違うアルバムという感覚で聞くことをオススメします。きっと印象が大きく変わりますよ。

やっぱりアルバムは、単に曲数が多ければいいわけじゃないですね。

 

以上、『渡辺美優紀:17% -Repackage- ~私の変化をしっかりと受け止めて~』でした。

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