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富田美憂: OveR ~その場所へと辿り着くための始まり~

富田美憂: OveR邦楽レビュー
邦楽レビュー

富田美憂 (とみた みゆ) 4枚目のシングル「OveR」。

1枚目のアルバム「Prologue」から10カ月。彼女にとって新たな始まりは、無理に背伸びをしないで今できる形で表現をした2曲。

だからこそこの先に続いていく、未来への変化を感じさせてくれます。

OveR 概要

「OveR」収録曲は以下の通り。

  1. OveR
  2. ねえ、君に
  3. OveR (Instrumental)
  4. ねえ、君に (Instrumental)

タイトル曲、カップリングで見せ方は異なりますが、どちらも気になるタイトル。前者は表記で、後者は通常はあまりタイトルにならない形。

意図してだと思いますが、こういうのは面白いのではないでしょうか。特に後述しますけれど、あえて大文字にするというのは意味合いを感じてしまいます。

OveR

テレビアニメ「デート・ア・ライブIV」オープニング・テーマ「OveR」。(1曲目)

求めているのはただ時が進んで続いた世界ではなく、そこに行くための行動をした場所。結果ありきではなく、過程にこそある意味を感じさせます。

どこかに置き去りにした
正しさも 躊躇ためらいも

本当は意味があるのに、置き去りにしたもの。後から悔いとして残ってしまう行動は、捨てるべきではありません。

ちゃんとその予感があるからこそ、正しさと躊躇いもとあるのでしょう。

どこかではぐらかしてた
虚しさも 煩いも

置き去りと同様に、はぐらかしていたこと。表現を形を変えて強調をするからこそ、より過程の重要性が分かるようになっています。

歌だからこそできる表現は、歌詞を見ているだけでも面白いです。

はじめましょう
終わりましょう
すべて始まる前に

まだ本当の意味ではじまりも、終わりも無かった。これからこそ全ての始まりだというのは、これから続いていく先の未来を期待してしまいます。

その上でタイトルの「OveR」。”R”が大文字になっているのは、越えられてはいないけれど、そうする意味が分かったからこその意味なのかなと。

全てが大文字になった時こそが、辿りついたという感じで…。実際どんな意図があったのかは分かりませんが、想像させる部分があることが面白いですね。

ねえ、君に

伝えたい「ねえ、君に」。(2曲目)

私にとって特別な存在の君にだからこそ生まれた感情。頭の中で思っているだけでなく、言葉として伝えたい恋するからこそ受け止めて欲しい思いです。

ねえ、君と繋いだ手には 握った手には残る温もり
ずっとこの先も 君の隣にいたくて

今この時だけでなく、この先に続く未来も…。そう思わせるだけでなくためらうことなく言葉として言わせる状態というのは、いい人なんでしょうね。

誰かを好きになるのは誰にでもできますが、好かれるというのは何気に難しいこと。特に女の子から特別な存在になれる君にには、男なら憧れてしまいます。

いやらしくならないタメが絶妙な、素敵なラブ・ソングです。

あとがき

歌唱力が高いからこそ既存曲で逆に目立っていた、カタカナ英語になっていた部分。今回意図したかは分かりませんが、2曲とも英詩は含まれていません。

このことが冒頭に記述した、無理に背伸びをしていないように聞こえる要因になっています。タイトル曲、カップリングのタイトルもですが、これも面白い!

元々の潜在性が高く、これから伸びることは疑いのない彼女。すぐに結果が求められる時代ではありますが、無理をし過ぎない過程での進化を期待しています。

アルバムからリリースの間がこれだけ空いたのは、単にタイアップなのどタイミングだけでなく、成長の部分も加味した意図がある気もしました。

彼女のこれからの続く表現がどうなるのか楽しみです。

 

以上、『富田美憂: OveR ~その場所へと辿り着くための始まり~』でした。

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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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