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Mia Rodriguez:Emotion ~理解をしてもらえなくてもいいわ~

Mia Rodriguez:Emotion洋楽レビュー
洋楽レビュー

Mia Rodriguez (ミア・ロドリゲス) 配信シングル「Emotion」。

オーストラリア出身で、2002年7月14日生まれの彼女のデビュー作。少し表現が独特でありながら、変に狙った感がないのも興味深いところ。

刺激的ではないですが、じわじわと耳から入ってくる面白さがあります。

Emotion 概要

デビューのきっかけは、TikTokにカバー動画などをアップしていたこと。SNS世代とも言っていい、若い世代だからの注目のされ方です。

彼女の興味深いところは、表現する音のみならず、ビジュアルが独特であること。まるでお人形さんのようでありながら、そこだけにとどまらない形。

音だけでなく、MVを含めての表現で完結する形は、面白く感じてしまいます。突飛なことをせずともオリジナリティーがでるのは、興味深いです。

Emotion

私の心に存在する「Emotion」。

歌で感情というとやる気に満ちた思いや、何かをしたいという場合が多いですが、この曲は異なるもの。何もしたくも感じたくない思いが、心の闇です。

感情を込めずに淡々と歌うことも、逆に興味を引かれていまいます。

So you want me, boy
No, I don’t need it

「私が欲しいのね、少年。でもいらないの」。冒頭から思いっきりに、引き離す言葉。それでいて、あなただから断るのではないよというのが、面白い!

No, I don’t wanna

「いいえ、私はしたくないわ」。何に対しても。お互いの思いや意見をぶつけることなんて、もってのほかという感じでしょうか。

言葉としては冷たいのですが、無心で言われると妙に納得してしまいます。

No, I don’t want to call it emotion

「いいえ、感情とは言いたくないの」。口元まで出かかった思いも、言葉としては発したくない。なんとしても、感情を出したくない気持ちが伝わってきます。

それでも曲中に何回か入る、スクリーム。唯一感情が入っている思いで、自らふさぎ込んでいる自分に対しての反発なのかも…。

感情を表には出したくないけれど、実際は変わりたいような複雑な思い。ネガティブが感情を少し持っている人の方が、じわっとくるのが早いかもしれません。

あとがき

今作はデビュー作。若い世代の場合は特に明るくキラキラなものになってもおかしくはないのに、内にこもる闇を表現。これが逆に面白い!

メロディーもおそらくあえての単調ですし、最初のうちは曲中のスクリームが異端に思うぐらいですが、聞いているうちにじわじわと入り込んできます。

どんな人であれ表面上は明るく振る舞っても、同時に闇の部分も大小の差はあってもあるもの。だからこそ、徐々に浸透してくるのかもしれません。

今作でも注目を集め、次作「Psycho」ではスマッシュヒット。そこから続く「Beautiful & Bittersweet」も、実に興味深い表現をしています。

加えて若い世代には珍しく、リリースペースがゆっくりな彼女。だからこそそれぞれの曲のチェックもしやすいですから、聞いてみると楽しめると思います。

ファースト・インパクトはそう強くなくても、じわじわときますよ。

 

以上、『Mia Rodriguez:Emotion ~理解をしてもらえなくてもいいわ~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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