lynch.:OVERCOME THE VIRUS ~乗り越えた先の生き様を見せようぜ~

lynch.:OVERCOME THE VIRUS邦楽レビュー
邦楽レビュー

lynch. (リンチ) ライブハウス支援企画シングル「OVERCOME THE VIRUS」。

3月に14枚目のアルバム「ULTIMA」をリリース。伴うツアーが中止になる中、バンドとして男気のある行動を示してくれました。

「OVERCOME THE VIRUS = ウイルスを克服する」。制作費を除いた全ての利益をこれまでに出演した全国すべてのライブハウスに分配する企画のシングル。

CDは4月28日に先行、配信は5月13日からで、148の施設に分配。行いも男らしいのですが、聞いてロックならではの熱さを感じられる内容です。

【DAZN (ダゾーン)】
DAZNDAZN

OVERCOME THE VIRUS 収録曲概要

「OVERCOME THE VIRUS」収録曲は以下の通り。

  1. DON’T GIVE UP
  2. WALTZ
  3. A GLEAM IN EYE

新曲2曲と再録の1曲。ライブハウスに収益を分配する企画から生まれたシングルですが、1枚として充実の内容になっているのも特徴。

3密になるからこそ、いつ再開ができるかわ分からない箱。お金で助けるというだけでなく、聞いた人がしっかりと楽しめるというのもポイント!

活動期間が長いからこそ、アウトテイク集を出すとかもできたはず。アルバムを出した直後であるのに、さらに最新を出してきたのに、カッコよさを感じます。

DON’T GIVE UP

応援でもありバンドの進むべき道を強く感じる「DON’T GIVE UP」。(1曲目)

激しさの中に、強さと優しさを感じる曲。みんなもやりきれない思いを叫びたいだろ? と言わんばかりのシャウトは、めちゃくちゃ熱いです。

生き様を 描いて

だからこそ、「DON’T GIVE UP = あきらめないで」。強い思いと、俺たちも描くからと言っているような気がしました。素直にカッコいいなと思えます。

WALTZ

こんなに激しいワルツもあるんだと感じさせる「WALTZ」。(2曲目)

歌詞はピンポイントなので短いのですが、演奏にポイントが多い曲。楽器を弾く人であれば、聞けばきっとコピーしたくなりますよ、

すべてが壊れてゆく 世界が終わりゆく時を
創らせない

バンドからの強い意志。終息は見えないし、ライブはいつ再開できるかわからないこその思いではないでしょうか?

“創らせない”という言葉の書き方にも、強い意味を感じます。創造させることなんて絶対にさせないから! と宣言しているかのようです。

いつになるのかは分かりませんが、別の形の「WALTZ」を聞いてみたい気がしました。楽しさと安らぎのある踊りがあることを祈らんばかりです。

A GLEAM IN EYE

インディーズ時代にリリースした曲の再録「A GLEAM IN EYE」。(3曲目)

デビュー・アルバム「I BELIEVE IN ME」にも収録された曲。現在のバンドで再録することで、音がよりクリアになるとともに、より思いが強く聞こえます。

誰にも奪わさせない
瞳に突き刺したこの光を

今のバンドからの思いに通じるからこそ、再録されたのかなと。「A GLEAM IN EYE = 目の輝き」さえ消えなければ、先はありますから…。

もともとカッコいい曲でしたが、芯が強くなることによって、さらにいい感じになりました。lynch. は以前の曲を今に演ってもカッコいいですよ。

あとがき

間違いなく動こう! と決めてすぐに行動しているからこそ、今形になっているシングル。インディーズならまだしも、メジャーでこの動きはロックそのもの。

救済の形ではあっても3曲に意味があり、楽しめる内容。負けるなよ! のメッセージを感じる思いは、きっと多くの方に届くのではないでしょうか?

「ULTIMA」も良かったですが、また違い意味の感情の高ぶりを感じさせてくれます。聞いた人、バンド、ライブハウス。すべてがいい形になりますように!

 

以上、『lynch.:OVERCOME THE VIRUS ~乗り越えた先の生き様を見せようぜ~』でした。


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