=LOVE:ウィークエンドシトロン ~ずっと同じままじゃないから…~

=LOVE:ウィークエンドシトロン邦楽レビュー
邦楽レビュー

=LOVE (イコールラブ) 9枚目のシングル「ウィークエンドシトロン」。

アルバム「全部、内緒。」から3カ月。良い悪いどちらもの話題を振りまきながら、リリースは順調な提示をする=LOVE。

また、「探せ ダイヤモンドリリー」以来の久しぶりに姉妹グループ≠MEとのスプリット盤ではない今作。グループとして、変化の兆しを感じさせてくれます。

ウィークエンドシトロン 収録曲概要

「ウィークエンドシトロン」収録曲は以下の通り。

  1. ウィークエンドシトロン
  2. ズッ友案件
  3. 夏祭り恋慕う
  4. 祝祭
  5. ウィークエンドシトロン (instrumental)
  6. ズッ友案件 (instrumental)
  7. 夏祭り恋慕う (instrumental)
  8. 祝祭 (instrumental)

=LOVEの単独音源になっただけでなく、今までにない違い。「ウィークエンドシトロン」のワンパート、「ズッ友案件」の作詞を外部に託したこと。

外部といっても今回は気心の知れたさっしーの仲間ではありますが、これは英断です。実際今まで歌詞書いてきたわけですから、頼まずともできたはず。

それでも託したことに意味があります。良くも悪くも46,48,坂道などは秋元さんしか歌詞を書かないから、似たよった部分があるのも事実。

例外はOKL48での企画曲「永遠より続くように」ぐらいでしょうか?

まだそれも専業の作詞家ならありですが、プロデュースとタレントとしても活躍するさっしー。作詞まで全てを行うのは、ちょっと無理があるというもの。

≠MEを含めたアルバム以降から書き方が変わっていましたが、誤解を恐れずに言えば、質が落ちてきていたのは事実。初期にあった良さは薄れかけていました。

今後は書かない方がとは思いません。曲数を絞って担当し、その他は今作同様に外部に託すように変更していったほうが良い感じになりそうな気がしています。

アルバムを経て、仕組みを変えるなら今というタイミングだったのかもですね。

ウィークエンドシトロン

Apple Music Movie Iconウィークエンドシトロン
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君と過ごせる「ウィークエンドシトロン」。(1曲目)

ピコピコサウンドと、相手にスキを与えない勢いのある歌詞。一聴は面白いけれど、カップリング的な要素の大きい曲です。

タイトル気になりますが、残り香の多い柑橘系。週末は君に私のことをずっと忘れられないぐらいの匂いを残すよ! というような感じでしょうか。

愛情は マシマシです
今日は特別だよ

本当に君だから特別なんだよと。愛情をガツガツとぶつけてくる女の子は、素直な思いだからこそ、可愛らしくも感じます。

ただ、ラップパートは、正直いらないです。また、恋する勢いを表現するには曲が長過ぎると感じたので、ワンコーラスカットする形の方がよかったかも…。

カップリング的要素が強いので、なぜタイトル曲になったのか不思議な感じもします。特に今作は後半2曲がお強いので、余計にそう感じてしまいました。

ズッ友案件

宮脇咲良、村重杏奈 作詞「ズッ友案件」。(2曲目)

良い意味でうまく書こうとはしていない歌詞で、単純に君への思いを素直に描いたのが、逆にいい感じ。アイドルだからこその、表現が聞ける曲です。

人生で最初で最後の
ま・ぶ・だ・ち oh yeah

知り合いや友だちは沢山作ることができても、ずっと関係性があると思えるまぶだちはなかなか出会えないもの。それを楽しく言っているのが、いい感じです。

本当に出会えて嬉しかったんだよ! の思いを感じさせます。

道はどこかで分かれても forever
青春は君と共に続くの

グループ活動の部分も入っていますし、タイトルとも結びつく部分。存在する場所や進むべき道は異なっても、君と変わらずに続いていく関係。

損得を考えない部分は、ズッ友な関係であるからでしょう。本職であればもう少しうまく書くであろう歌詞。拙い部分があるのが、逆に面白く感じました。

夏祭り恋慕う

僕は君に「夏祭り恋慕う」。(3曲目)

曲名を見ての印象や曲のクオリティー的にも「ウィークエンドシトロン」ではなく、断然にこちらがタイトル曲だろう? と感じる方が多いかも…。

加えて曲もこちらのが断然長いのに、短く思えてしまうが特徴的です。

夏祭り 君に恋慕う
白いワンピース

輝いて見える白。いつもとは異なって見えるのは、夏祭りという要素がプラスされているからかもしれません。特に夏は恋する季節ですから…。

冷静 保っているけれど
恋心は 加速してくる

すごく分かるけれど、大人になると少しづつ忘れていく感情。心臓がドキドキしてしまうような恋を、またしたいなんて感じてしまいます。

特別な言葉でないけれど、その時の感情が思い浮かぶいい表現です。

何もいらない
君だけがいんだ

誰でもない、君だけがいい。自分にとって一番の存在なんだと言わんばかりの思いは、君に恋い慕うという表現がうまくがっつりとハマります。

また、男性目線というのがファン心理としてイメージがしやすく、より深く曲の世界観に入り込める形になっているのではないでしょうか?

それにしても既存の=LOVEの曲と比較しても、明らかに抜けた表現の形。この曲がなぜタイトル曲でないんだ? と不思議に思ってしまいます。

祝祭

さあ、ようこそ「祝祭」。(4曲目)

今までの=LOVEにはない毛色を持つ曲。使われる音階的に、一足早いハロウィンソングと言ってもよさそうです。

棘を抜いたバラじゃ物足りないのよ
パーティーは これから

刺激や毒があるからこそいい。リスクが何もないと達成感がないとの同じで、満足することをしたいなら、ちゃんとそのままを差し出せということでしょう。

パーティはここまで
もう 永遠に さようなら

ちゃんと締めているのが、いい感じ。楽しいことは永遠には続かないのよと言っているよう。だからこそ、遠慮せずに思いっきり楽しもうと。

何回も使える曲調ではないですが、歌詞もうまくハマっていい感じです。

あとがき

単曲で聞くとそうでもないですが、通して聞くとクオリティーに差がある4曲。特に前半と後半では、同じグループで同盤とは思えないぐらいです。

歌詞のタイプも全く異なりますし、チャレンジ要素は強いかも…。ですがこの試せるのは、グループの状態的に余裕があるということなのかもしれませんね。

曲順としても狙っているでしょうけれど、不完全さがあるかそ逆によく見える部分もあるアイドル。だからこその要素を、聞いていて感じてしまいます。

また、今回は気心の知れた仲間とはいえ、歌詞を外部に委託。これからもグループが存在していくためには、対策としていい傾向ではないでしょうか。

さっしーが全ての歌詞を書くには少し無理が見えてきていましたし、メンバーが固定性のグループにおいて、外部の色が入るのはプラスの面が多いはずです。

特にアイドルグループで固定概念が付くのは、触れてもらう前に判断をされてしまうので…。これは実際には以前と異なることをしていてもです。

今後がどうなるかは分かりませんが、今の時点で行ったのは英断かなと。誰が歌詞を書いたではなく、総合的にありなしをプロデュースしてくれますように!

 

以上、『=LOVE:ウィークエンドシトロン ~ずっと同じままじゃないから…~』でした。


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