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=LOVE:The 5th ~僕はこれからも君にずっと恋をし続けるよ~

=LOVE:The 5th邦楽レビュー
邦楽レビュー

=LOVE (イコールラブ) 10枚目のシングル「The 5th」。

前作「ウィークエンドシトロン」から4カ月。2枚目「僕らの制服クリスマス」での2人が、5回目のクリスマスを迎えるストーリーを描いたタイトル曲。

過去とのつながりと、アイドルならではの表現。キラキラした思いのある音です。

The 5th 収録曲概要

「The 5th」収録曲は以下の通り。

  1. The 5th
  2. お姫様にしてよ!
  3. Poison Girl
  4. BPM170の君へ
  5. The 5th (instrumental)
  6. お姫様にしてよ! (instrumental)
  7. Poison Girl (instrumental)
  8. BPM170の君へ (instrumental)

楽曲ごとにセンターが入れ替わる今作。タイトル曲はほぼ固定ですが、各メンバーをフィーチャーするという意味でも、よい選択肢ではないでしょうか。

見せ方のバリエーションの幅も広がりますし、メンバーの心境も踏まえているというのは、プロデューサーが元アイドル経験者ゆえかもしれません。

The 5th

Apple Music Movie IconThe 5th
フルMVをApple Musicで観る

これからも君への好きが続いていく「The 5th」。(1曲目)

5回目のクリスマスを迎えても、好きな君のこと。”まだ”というよりも”ますます”好きになっていく思いは、たくさん君のことを知れたからなのでしょう。

ときめいた恋だけでなく、愛情を含めての思い。その出会いが素敵です。

I can’t cerebrate without you
Sha la la 愛しい君へ

君がいなくては、クリスマスを祝えない。主人公という君がいるからこそ、キラキラした時を感じられれるというのは、正にぞっこんラブ。

他にいい言葉が思いつきませんが、好きが溢れた思いは君だけではなく、カップルを見かけた人たち全てに伝わるような感情でもありそうです。

冬の君に 僕はずっと恋してる
Love you more and more forever

文法的に少し変な気もしますが、5年経った今もだけでなく、これからもずっと君と一緒に。ずっと恋する相手と出会えたのは、特別なことでありそうです。

音の表現としても興味深くて、アタック音も一定で無機質なリズムパターン。生とは異なるからこそ、その他の音、歌詞が際立つ形になっています。

全てをプラスにするのではなく、引くからこその全体として前へ。アイドルならではの表現をした曲が、うまい形として収まっています。

お姫様にしてよ!

分かってると思うけれど「お姫様にしてよ!」。(2曲目)

スカと、どこか聞き覚えのあるメロディー。コミカルな表現が面白く、カップリングならではの曲。メインではないけれど、いいフックになっています。

大人になれば 勝手に
なれるもんだと思ってた

ただ成長をしても、お姫様にはなれない。夢が崩れる場面でもありますが、それが現実だと知ることは、大人の階段を登った証拠なのかも。

小さな頃の夢って、そういうものが割と性別関係なく多いですよね。

お姫様にしてよ!
ほら 白馬に乗って 渋谷を駆け巡ろうよ

誰から見てのお姫様は無理でも、君のであればなれる。早く私の気持ちを持ち上げてよというのは、めんどくさいよりもかわいく感じる方が多いかも…。

特にアイドル好きの方なんかは、しょうがないな〜なんて言葉にはしつつ、めちゃくちゃ頑張って実現させてくれそうです。

音源だと粗も聞こえますが、ライブでこそ面白みが増える曲であるかも…。

Poison Girl

私は「Poison Girl」。(3曲目)

ファミコン的なピコピコ音に、韓流を混ぜた形。狙っているのか分かりませんが、レトロ感が強めになっているのが、好き嫌いの差になるかもです。

良く言えば逆に今だからこと新鮮。悪く言えば、古臭い感じなので…。

Just teasing you 好きでしょう?

あなたはからかわれるの好きでしょう? なんて、確かに毒っ気がある形。その他は何を表現したいのか理解が難しい歌詞ですが、正にからかってるのかも…。

MVを見ると衣装がかわいいのに、なんといっても音がチープ。アレンジと表現をアップデートしたら、もっといい形になりそうな気がする曲です。

恐らく聞き手側の表現として好きなんでしょうけれど、既存曲を含めて感じることが1つ。韓流的な曲を作るのは、あまり得意ではないのかもしれませんね。

BPM170の君へ

このドキドキを「BPM170の君へ」。(4曲目)

テンポに加えて、心拍数の単位のBPM。運動をしても、恋をするドキドキでも上がっていきますから、すごく面白いテーマ。

1つだけでなく、2つとも同じ曲の中で扱ったというのも相乗効果になって面白くなっています。

BPM160 こんな速度ではきっと
BPM170 君の横は走れない

安静時よりも随分早い形。双方での意味合いは異なるけれど、ドキドキをしているの明らかに。数値で示すというのが、具体的でわかりやすいです。

自分はジョギングが趣味でApple Watchで心拍数も記録されていますが、継続して160〜170になると結構な負荷をかけないと届かないレベル。

慣れちゃうとわりといけますが、そうでなければ長い時間を保つのは確かに難しいかも…。

君だけが走る理由だって事を
伝えよう

私をドキドキさせてくれるのは、君だからこそ。ストレートではない伝え方ですが、その意味合いを分かった時に相手はキュンとしてしまうかもです。

惜しいのは、せっかくBPMを表記した曲。歌詞が出てくるパートは、実際にそのテンポに合わせた方が面白い表現になったかな〜と思います。

その方がドキドキの感じも伝わりますし…。逆になんでしなかったんでしょ?

あとがき

バリエーションの幅を広げた今作。特にセンターを努めた4人を推しているファンの方は楽しめる内容となっていそうです。

今作ではバックに回ったメンバーも、次こそはと期待させる部分があるのもいいですよね。状況にもよりますが、順番がそれぞれに回ってくることでしょう。

ただし、良いことばかりでなくて、気になった部分もありました。タイトル曲と、カップリングとの楽曲のクオリティーの差が今回はかなりあるなと…。

具体的に言えば、カップリングがめっちゃデモっぽいんです。音も狙ったのかもですけれどチープですし、もうちょいなんとかならなったかなという感じです。

MVに差があるのであれば味にもなりますが、音だと変な引っ掛かりとマイナス面になりえます。これがアイドルだからありというのは、少し違うかなと。

アイドルをいろいろ聞く方なら分かるとかと思いますが、知名度が低いライブアイドルと呼ばれるグループであっても、音源の質が上がってきている昨今。

=LOVEレベルで変な引っ掛かりと作ってしまうのは、立場が危うくなりかねないですし、固定ファン以外を新たに獲得するのは難しくなることでしょう。

リリースありきの楽曲ではなく、今これが必要だからという時期に来ていそうです。歌がうまくするべきとは異なるので、言葉にするのは少し難しいですが…。

置きに行くのではない活動をしてくれることを、=LOVEには期待しています。

 

以上、『=LOVE:The 5th ~僕はこれからも君にずっと恋をし続けるよ~』でした。


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Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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