=LOVE:CAMEO ~私がいつも同じだと思ったら違うんだから…~

=LOVE:CAMEO邦楽レビュー
邦楽レビュー

=LOVE(イコールラブ) 7枚目のシングル「CAMEO」。

前作「ズルいよ ズルいね」から約8カ月。本来は4月29日予定から発売が延期されていましたが、ついにという感じでリリースされました。

収録曲のMVも随分前に公開されていましたし、現在の状況はあってもこれ以上伸ばしてもという感じじゃないでしょうか。収録内容は変わらないですから…。

途中≠MEとのコラボ曲「次に会えた時 何を話そうかな」を挟みましたが、本筋ではないですし、本来の形は通常の音源ですよね。

今回のシングルは、以前から聞いていた人ほど変化を感じる内容です。

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CAMEO 収録曲概要

「CAMEO」収録曲は以下の通り。

  1. CAMEO
  2. 「君と私の歌」
  3. My Voice Is For You
  4. 「君と僕の歌」
    ≠ME
  5. CAMEO(instrumental)
  6. 「君と私の歌」(instrumental)
  7. My Voice Is For You(instrumental)
  8. 「君と僕の歌」(instrumental)

前作と同様、=LOVEだけでなく、≠MEの曲も収録されたスプリット盤。

「CAMEO」がカップリングなら1つの形ですが、タイトル曲で持ってきたことで、聞いた印象が違います。大分攻めてきたなという感じ。

これまでの6枚の中で幅を広げる変化球はありましたが、今作は漫画やゲームにあるような魔球。良い悪いではなく、好き嫌いは大きくありそうです。

CAMEO

=LOVE流の韓流ソング「CAMEO」。(1曲目)

中華風のイントロの始まりから、今までとは違う雰囲気も持つ曲。ピークポイントをバンバン持ってきて、繰り返しの語尾を上げるのは、正に韓流。

曲に合わせてなのか、今までのさっしーの書く歌詞とは異なるのも特徴。韓流は1ジャンルとして確立した部分もありますが、一聴のインパクトが大きいです。

ねぇ こういうのも楽しめちゃう
ねぇ タイプなのだから Forgive me

歌詞にも出てきますが、この通りなのかも…。想像通りだけじゃなく、違う面ももっているんだよという感じかなと。

コンプレッサーで平坦へいたんにして、リミッターでピーク値を作るのは面白いサウンドではあっても、個の部分までバッサリと切り落とされます。

また一聴のインパクトは強くても、同時に飽きやすくなる音。食事でいえばずっとバイキングで食べ放題みたいな感じでしょうか。

それよりも音を聞いてもMVを見て感じるのは、平均にしてぶった切るからこそ、=LOVEの武器であるはずの個の良さが消えちゃってます。

好みの差もありますし、持っている中の1部分ならありですが、これからの大部分が「CAMEO」の方向へ向かうのは勘弁してほしいかも…。

面白いサウンドですが、好き嫌いの差が大きくでる曲になりそうです。

※注
韓流も韓国も好きとは言わないまでも、嫌いではありません。たまに女性でいる、意味がわからないほどプッシュしてくる人は好きじゃないですが…。

「君と私の歌」

両思いの大好きな気持ちが伝わってくる「「君と私の歌」」。(2曲目)

突き抜けたポップで5分23秒という長さを感じませんが、=LOVE最長の曲。ソロパートがあり、個が大きく出てくるのは、「CAMEO」の対極ですね。

昔みたいに (Miss you)
ガラガラじゃない (Miss you)
客席なのに (Miss you)
見つけてくれてありがとう

いろいろ考えられる部分。「君 = ファン」で、「ガラガラじゃない客席 =  たくさんいるアイドルグループ」と考えると、妙に納得してしまいます。

歌詞の中に「こういう受け取り方もできるよね」というのが、興味深い。

笑顔がいっぱいのMVはいいですね。同じ笑うでも個がしっかりと出ていて、他のグループがまねがかんたんにはできないアイドルソング。

突き抜けているからこそ、こっちがタイトル曲にした方が良かった気がします。MVを見ていて遅ればせながら気付きましたが、佐々木舞香ちゃんかわいい!

ゆかるんもですし、佐々木という名字の子に自分は惹かれるのかも…。

My Voice Is For You

諸橋沙夏のソロ「My Voice Is For You」。(3曲目)

ユニット曲はありましたが、=LOVEとしてソロは初。艶のある色っぽい歌声は、聞いていて心地がいい。この曲は完全なる個です。

Ah 届け 遥か彼方君のもとへ
哀しみだって 力に変える
僕の歌が 道標になる

曲名そのままの思いの部分ですが、道標みちしるべっていいですね。最後にしっかりとしめる言葉がくるからこそ、強みになっている気がしました。

歌声とメッセージが印象的ですが、深めにディレイのかかったギターもいい感じですよ。この曲はちゃんとコピーしてみたいですね。

「君と僕の歌」

≠MEの楽曲「「君と僕の歌」」。(4曲目)

ファンのと絆を歌ったような曲。タイトルは似ていても、「「君と私の歌」」とは少し異なる思い。姉妹グループという違いはありますが、興味深い。

歌詞を見比べてみると、より面白くなります。さっしーはやりますね。

今日も届けたい もっとこの歌声響け

冒頭の夢だったステージだけでなく、歌声を届け、大きなステージに連れて行く。実現するには大変ですが、応援しがいがある思いです。

自分がちょいちょい見に行くライブアイドル。単独では集客が無理なので、対バンというよりもイベントが多いですが、完全に抜けているグループが多い思い。

物販がメインで、曲やステージはおまけみたいな感じ…。この点でも≠MEは見ている場所が異なるのを示してくれているかのよう。いいですね。

これで3曲目ですが、成長が著しい。次は=LOVEがメインのスプリット盤ではなく、≠MEとしての単独でいいんじゃないでしょうか。期待しちゃいます。

あとがき

=LOVEは攻めますね。自分のように片っ端から聞きまくる音楽マニアは変化も楽しめますけれど、オンリーに近い人ほど混乱する可能性が高い「CAMEO」。

今回というよりも、次の一手がどうなってくるのかは重要になりそうです。

もしここでひとクセを入れてきたのも、プロデューサーさっしーの頭の中での戦略。手のひらで踊らされているとしたら、それも面白いかもしれませんね。

確実に育ってきた≠MEに、面白みが増えた=LOVE。興味津々です。

 

以上、『=LOVE:CAMEO ~私がいつも同じだと思ったら違うんだから…~』でした。


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