【アバロンミュージックスクール】
アバロンミュージックスクールアバロンミュージックスクール

King Gnu:泡 ~逝ってしまったあなたへ思う気持ち~

King Gnu:泡邦楽レビュー
邦楽レビュー

King Gnu (キングヌー) 配信シングル「」。

前作「三文小説 / 千両役者」3カ月。一部が聞け、その存在自体はだいぶ前から知られていた楽曲が、遂にKing Gnuとしてのフルバージョンで配信。

なんともいえない浮遊感のある音が、聞いて印象に残ります。

泡 収録曲概要

「泡」は映画「太陽は動かない」の主題歌。

主演 藤原竜也、竹内涼真による、ノンストップサスペンス。その名前や、告編を見てだけでも感じる濃さが溢れた映画。

「泡」は2020年3月に公開された予告編の時点で、そのタイトル、サビの部分は聞くことができていました。ですから本当に遂にという形での配信。

元々は前身バンドSrv.Vinciの楽曲「ABUKU」。変化を聞き比べても興味深いです。

映画「太陽は動かない」主題歌「」。

読み方は「あぶく」。「あわ」と意味合いは変わらないとしても、今にもハジけてしまいそうな儚さを感じされます。

消えたの 泡となり
消えたの いつの間にか

消えたのを繰り返すことで、予期していなかっただけでなく、より一層の寂しさに。水の中にいるような音とともに、言葉の使い方も面白い。

あなたは今も
どこかで元気ですか?

もう同じ世界で合うことはないと、知っているから出たであろう言葉。今どんな場所であっても、その存在があってほしいという思いでしょうか。

届かない思いであるのに、言葉にせずにはいられない…。寂しいです。

飛んでゆけたらね
この気持ち

泡となって消えた、あなたと同じ場所へ。残ってしまたからこその気持ちは、なんともいえない形です。逆だったらいいのに…。の思いも感じさせます。

残される側の切なさ。感情を抑えているような歌は、まだ現実を受け止められていない部分を表現しているのかもしれませんね。

1人ではない、ツインボーカルだからこそ表現できる感情。興味深い表現です。

あとがき

英詩でボーカルが異なれば、millennium paradeにも合いそう。

聞いていてまず最初に面白いなと思ったのは、リズムの裏と表が混在していること。このことが、なんともいえない浮遊感が増す要因にもなっています。

他のバンドであれば実験的と言われてしまいそうですが、King Gnuであればこの音である必要があったという感じになるから不思議。

突き放してはいないけれど、すぐには理解できない要素を残しているのが、その理由かもしれませんね。興味深い表現をしてくるバンドです。

 

以上、『King Gnu:泡 ~逝ってしまったあなたへ思う気持ち~~』でした。


Amazon【King Gnu】関連商品

King Gnu 関連記事

2015/9/16 release 1st Album
Srv.Vinci:Mad Me More Softly ~そっと私の中に深く入り込んでいく~

2017/10/20 release 1st Album
King Gnu:Tokyo Rendez-Vous ~離れられない密接な関係~

2019/1/16 release 2nd Album
King Gnu:Sympa ~気持ちが重なって全てがリンクしていく~

2020/1/15 release 3rd Album
King Gnu:CEREMONY ~ここから聴き逃がせない式典が始まる~

2020/12/2 release 2nd Single
King Gnu:三文小説 / 千両役者 ~本物とメッキのどっちになるんだ~

2021/3/5 release Digital Single
King Gnu:泡 ~逝ってしまったあなたへ思う気持ち~ ←今ココ

関連アーティスト記事一覧
millennium parade (ミレニアムパレード)

2020/4/3 release Digital Single
Daiki Tsuneta:N.HOOLYWOOD COMPILE IN NEW YORK COLLECTION ~チェロの調べ~

The following two tabs change content below.

コメント