Killswitch Engage:Atonement ~消えることのない過ち~

Killswitch Engage:Atonement洋楽レビュー

Killswitch Engage(キルスウィッチ・エンゲイジ)の8枚目のアルバムである「Atonement」。

前作「Incarnate」から約3年半ぶりのリリースとなりました。アルバムのタイトルが「Atonement = 償い」というのは、少し意味深な感じがしますよね。

タイトルだけでなく、アルバムの内容も今までKillswitch Engageの発展型でありながら、少し違った面が聞こえるアルバムになっていました。

アルバム収録曲概要

「Atonement」の収録曲は以下の通りです。

  1. Unleashed
  2. The Signal Fire (feat. Howard Jones)
  3. Us Against the World
  4. The Crownless King (feat. Chuck Billy)
  5. I Am Broken Too
  6. As Sure as the Sun Will Rise
  7. Know Your Enemy
  8. Take Control
  9. Ravenous
  10. I Can’t Be the Only One
  11. Bite the Hand That Feeds

今まではなかった、フィーチャリングとしてゲストの名前が曲名に入ってくるのも特徴です。2曲が従来のKillswitch Engage らしい曲というのも面白いです。

ゲストが入っている曲だから違ったイメージでなく、バンドのみの曲が少し変わってきているというのは、変化をしていくバンドが見える感じがします。

Unleashed

アルバムのオープニングナンバーである「Unleashed」。(1曲目)

怪しげで不穏なアルペジオから始まる、重さを重視した曲です。

Killswitch Engageのアルバムのオープニングナンバーというと、疾走感のある曲が多かったですから、少し意外性を感じる曲です。

重さを感じる曲ですが、チューニングを落としすぎているわけではないので、聞いていて面白く感じる曲です。新しいKillswitch Engageの感じがしますよ。

The Signal Fire (feat. Howard Jones)

前ボーカリストのHoward Jonesをフューチャリングした「The Signal Fire (feat. Howard Jones)」。(2曲目)

この曲は従来のKillswitch Engageのイメージ通りのスピードもあり、激しい曲です。「Unleashed」の変化から、この曲になると安心感さえ感じます。

関係が悪くないからできることですが、特にMVの共演は激しい曲であるのに微笑ましいという、不思議な感覚を感じられるMVです。また曲がカッコいい!

I Am Broken Too

変化を大きく感じる曲の1つである「I Am Broken Too」。(5曲目)

2分39秒と短い曲なのですが、メッセージ性が強い曲となっています。私もあなたも同じように壊れているんだというのは、切なさを感じる曲です。

壊れているからといって、救いがあるわけでない…。聞けば聞くほど切なさが強くなっていきます。MVもどうしようない切なさを感じずにはいられません。

As Sure as the Sun Will Rise

デスボイスとクリーンボイスの融合がモダンな感じがする「As Sure as the Sun Will Rise」。(6曲目)

疾走感のある曲であると同時に、毎日の変化を通して変わって行くという歌詞は、希望を感じさせる気がします。

1曲の中にいろいろな物を詰め込みましたというごちゃまぜ感がうまくハマってして、聞いていてアルバムの中で1番気になった曲です。

リフを含めて演奏もカッコいいので、コピーしたくなる筆頭の曲でした。

I Can’t Be the Only One

イントロは違うバンドの曲かと思わせる「I Can’t Be the Only One」。(10曲目)

曲のタイトルも今までのKillswitch Engageであれば、選択してこなかった曲名のような気がします。デスボイスがなければ、ポップ感があふれる曲です。

曲の構成も今までになかった感じで、聞いていて面白く感じました。賛否両論ある曲になりそうですが、バンドの変化と進化と捉えると面白く聞こえますよ。

爽やな感じは、Killswitch Engageのイメージが少し変わるであろう曲です。

あとがき

アルバムを通して聞くと、従来のKillswitch Engageとは違った感覚を受ける方が多いのではないでしょうか。変わったではなく、変化がある感じです。

ライブのセットリストにこのアルバムの曲が入ってくると、より大きな変化がでてくるような感じがします。疾走感とは違ったライブが見れそうです。

Killswitch Engageは少し聞いていてうるさいな〜と感じていた人もいい意味で聞きやすくなっているので、聞いてみることをオススメします。

Killswitch Engageの入門編としても、入りやすいアルバムといえるかもです。

変化を面白く感じるか、なんで変わってしまったの? と、Killswitch Engageのアルバムの中でも評価が分かれるアルバムになりそうが気がします。

個人的には変化が面白いなと感じましたが、あなたはどう感じるでしょうか?

 

以上、『Killswitch Engage:Atonement ~消えることのない過ち~』でした。

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