Justin Bieber (ジャスティン・ビーバー) 1枚目のEP「My World」。
タイトルを含めて次作のアルバム「My World 2.0」へと続く、ジャスティン・ビーバーの1作目。これが優れたポップな内容になっています。
現在のワイルドな風貌ではなく、モップヘアーでかわいらしく、歌声が大きく異なるのが特徴。今と変化が楽しめるのも、興味深く聞くことができますよ。
My World 収録曲概要
「My World」収録曲は以下の通り。
- One Time
- Favorite Girl
- Down to Earth
- Bigger
- One Less Lonely Girl
- First Dance (feat. Usher)
- Love Me
- Common Denominator (Bonus Track)
トラックリストにも記載がありますが7曲目までが本編で、8曲目はボーナス・トラック。1曲目から最後まで、しっかりと楽しめます。
かわいらしい歌声だけでなく、歌唱力の高さが曲のクオリティに貢献しているのは間違いありません。今あらためて聞いても、いい内容のEPです。
One Time
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オープニングは1枚目のシングル「One Time」。(1曲目)
大人ではなく、当時のジャスティン・ビーバーだからこそのラブソング。演奏がシンプルなので、歌唱力の高さが十分に感じられる曲になっています。
You world is my world
「あなたの世界は私の世界」。強い恋をしているのが分かる部分であり、このEPと1枚のアルバム・タイトルにもなる「My world」も含まれています。
シンプルであるのも印象に残りますし、オープニング曲にピッタリな曲です。
Favorite Girl
大好きな女の子への思いを歌った「Favorite Girl」。(2曲目)
好きな女の子の表現方法はいろいろありますが、「Favorite Girl = お気に入りの女の子」という表現は好きです。自然ですし、とてもいいですよね。
You take my breath away
「あなたは僕の息を奪うんだ」。お気に入りであるのが、伝わってくる表現。ストレートに好きや、愛していると言わなくても、好きなのが分かります。
大人ではない10代だからこその、ラブ・ソング。歌詞も含めて興味深い曲です。
One Less Lonely Girl
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2枚目のシングル「One Less Lonely Girl」。(5曲目)
コーラスが、とても印象的な曲。最初は復唱になっているのが、歌っていくことの回答になっていくのは、興味深い手法です。
One less lonely girl (I’m coming fo you)
「1人の孤独な女の子(僕は君のために来たよ)」。続けて歌うのではなく、コーラスで続くからこそ、優しさがより伝わってくる気がします。
この手法はツインボーカルのバンドで使える手法であるのに、「One Less Lonely Girl 」のような印象的な曲をあまり聞かないのは、難しいのかも…。
コーラスは特殊ですが、アコースティックギター1本でも成立するシンプルさ。コーラスがいたら、弾き語りで歌ってもとても映える曲ですよ。
First Dance (feat. Usher)
Usher (アッシャー)とコラボ「First Dance (feat. Usher)」。(6曲目)
コラボは活動の中で多くでてくるのですが、最初がアッシャーというのは、今で考えてもすごいですね。これは海外の良さだと思います。
日本だとデビュー時に大物とのコラボは、まずないので…。アッシャーもフィーチャリングということで、必要以上に前に出てこないのも特徴です。
「First Dance = 最初のダンス」は1回しかないからこそ、忘れないよという思いと、優しい思いが伝わってきます。とてもいいメロディの曲です。
Love Me
本編ラストをかざる「Love Me」。(7曲目)
EPの中で一番派手であり、思わず口付さんでしまう曲。
Love me, love me
Say that you love me
「僕を愛して、僕を愛して。愛していると言ってほしい」。日本語すると少し照れてしまいますが、英語だと抵抗がなく口ずさめてしまいます。
こんな風に「僕を愛して」と言われたら、女の子も「Yes! 」と言っちゃうんでしょうね。聞いていて、とても楽しい気持ちになれるラブソングです。
Common Denominator
ボーナス・トラック「Common Denominator」。(8曲目)
「Common Denominator = 共通分母(共通点)」と名付けられた、ラブバラード。ボーナス・トラックにしておくには、もったいない良曲になっています。
オススメを1曲だけこのEPから選ぶとしたら、自分はこの曲を選びます。歌詞の思いも、ジャスティン・ビーバーの歌声も優しいのが理由です。
Between me and love
You’re the common denominator
「僕の愛の中であなたは共通分母(共通点)です」。どちらが優位にたつのではなく、同じなんだよとうのが、大好きだからこその優しさを感じます。
こういう優しい思いのラブ・ソングは、男でもキュンときちゃいますよ。
あとがき
インパクトだけいえば続く1枚目のアルバム「My World 2.0」の方が強いのですが、先にこのEPがあったのは良かったのではないでしょうか。
歌唱力の高さも分かりますし、根本となるものも聞けるからです。ラブ・ソングが多いとダレる場合もありますが、このEPは聞いていて楽しいです。
今もカッコいいですが、初期のジャスティン・ビーバーもかわいらしいだけでなく、しっかりと聞いて楽しめますよ。
以上、『Justin Bieber:My World ~僕の世界がここから始まったんだ~』でした。
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