In Flames：The Great Deceiver ~俺に周りに群がるのは全て~

In Flames (イン・フレイムス) 配信シングル「The Great Deceiver」。

前作「State Of Slow Decay」から1カ月半。詳細は現在も未発表ながら今後にリリースされる14枚目のアルバムからの、セカンドシングル。

メロディアスな楽曲に載せられた、切ない思い。じわじわと心に突き刺さってきます。

この記事の目次(もくじ)

The Great Deceiver 収録曲概要

「The Great Deceiver 」収録曲は以下の通り。

配信シングルというと単曲のみの場合がその殆どですが、前作「State Of Slow Decay」を含む形でのリリース。この手法は、H.E.R.O.と一緒ですね。

現在は単曲のCDの時代よりも寒暖に重要性が高まっていますが、アーティスト側としたら、より多くの楽曲に触れて欲しいいうのは当然の思い。

特に活動的の長いアーティストは掘り下げるきっかけにもなりますから、余計な手間を増やさずに別の楽曲に触れてもらえるのはいいのではないでしょうか。

もっと広まっていい手法だと、感じています。

「The Great Deceiver」
Lyric VideoをApple Musicで観る

見える人の全てが「The Great Deceiver」。(1曲目)

親切な人にように思えても、実際は詐欺師。それも”great”まえ付くと、とんでもない奴であることが容易に分かります。

常に人を疑ってかかるのもどうかと思いますが、度を越えたものであれば警戒する必要があるのかもです。よく言うタダより高いものはないという感じで…・

Nothing but pain
This is the end

「痛み以外の何物でもないんだ。これで終わり」。親切であったり、信用していたからこそ、詐欺師と気付いた時に残るのは大きなダメージ。

時を巻き戻すことはできないからこそ、終わりという表現なのでしょう。ジャケットの時計が壊れているのは、まさにこの部分の表現に思えました。

Joey was right, this is the final countdown

「ジョーイは正しかった。これは最後のカウントダウンなんだ」。ジョーイとは誰のことなのかこの楽曲のみでは分かりませんが、警告をしていた人物かなと。

そんなにうまい話は存在しない。もしその引き止めに応じていたら、この「The Great Deceiver 」で表現されている、絶望はしなくてよかったのでしょう。

全体の歌詞として短く、繰り返して歌われる歌。昔のロックで多いパターンなのですが、だからこそ言葉の重みが強くなり、絶望感が伺えます。

リフはメロディアスでかっこいいですが、切ない思いの歌です。

ファーストシングルの時点では、アルバムの詳細は語らない。これはまだよくあることなのですが、セカンドの時点でもというのは、珍しいかも…。

特に前作「State Of Slow Decay」の時点で単独の楽曲ではなく、14枚目のアルバムからという情報は出ていましたから尚更です。

とはいえ前には横に習えで他のアーティストと同じ様なプロモーションをする必要はないですし、面白いことをしてくるなと感じています。

さすがに今作に続くサードシングルとなった場合は、もっと情報は出てきそうですが…。あえて焦らすというのも、バンド側は楽しんでいるのかもですね。

続く楽曲、アルバムもそう遠い未来ではないと思いますので、情報の開示も含めて楽しみに待ちたいと思います。

以上、『In Flames：The Great Deceiver ~俺に周りに群がるのは全て~』でした。

2022/8/1 release Digital Single
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「In Flames」を

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。もっとプロフィール & あぶまいについて