HKT48:3-2 ~結果は同じだとしても、思いは違うんだよ~

HKT48:3-2邦楽レビュー
邦楽レビュー

HKT48 (エイチケーティー フォーティーエイト) 13枚目のシングル「3-2 (さんひくに)」。

前作「意志」から約1年ぶり。グループの顔であった、さっしーこと指原莉乃ちゃんの卒業。運営体制も変わって、心機一転のシングル。

HKT48にとって勝負の1枚は、グループの幅を広げる内容になっています。

3-2 収録曲概要

「3-2 (Special Edition)」収録曲以下の通り。

  1. 3-2
  2. おしゃべりジュークボックス
    HKT48栄光のラビリンスCM選抜2020
  3. キスの花びら
    Chou
  4. How about you?
    Lit charm
  5. 青春の出口

CDではカップリングの異なるTypeA、B、劇場盤の3種類が販売されていますが、配信ではSpecial Editionとしてまとめられています。

気になるのは同グループ内とはいえ、ユニット曲の多さです。音楽の幅は広がりますが、HKT48の本質を見せるという方法もあったかも…。

どちらが正しいではなく、AKB48との違いはあっても良かったかもです。

3-2

曲名から印象的な「3-2」。(1曲目)

親友の彼女を好きになってしまったからこその、切ない思い。魅力があるからこそ好きになるのですから、既に相手がいるのはよくあること。

それでも、思いを寄せた人が親友の彼女というのが切なさを感じます。

計算じゃ合わないよ 僕たちの運命
3-1 (さんひくいち)なら 割り切れるだろう

3-2なら孤独が残るけれど、3−1なら割り切れる。結果は同じなのかもしれませんが、気持ちの上で自分が一歩引くことで異なるんでしょうね。

寂しさとともに、この曲の続きの物語を聞きたくなりました。アンサーソングをいつか秋元さんが書いてくれますように!

おしゃべりジュークボックス

HKT48栄光のラビリンスCM選抜2020が歌う「おしゃべりジュークボックス」。(2曲目)

オールディーズの曲調と、あえて使用したと思われる古めかしいカタカナ英語が聞いていて楽しくなります。

ラララ ラララ…
踊りましょう

ラララは手抜き歌詞になることが多いのですが、これじゃなきゃいけないという選択。明確な強い意味がないからこそ、曲を盛り上げています。

聞いていて楽しくて踊りたくなるし、口ずさみたくなるジュースボックスです。

キスの花びら

Chou (シュー) が歌う「キスの花びら」。(3曲目)

タンゴのリズムが大人っぽく感じる曲。歌詞も子どもでは表現が難しく、グループ内のユニットではこんなのも歌えるんだとビックリしちゃいます。

例え キスの温もりが やがて消えても
この場所から動けなかったよ

キスの花びらとは君の温もりだったのが分かる部分。なくても想像はできるのですが、あえて言葉にすることで君への思いが伝わってくる気がしました。

唇は体の一部でしかないですけれど、重ね合わせた時の伝わってくる温もりが他の場所とは異なります。それだけに特別なものなんですよね。

寂しさはあるけれどセクシーさも感じる曲は、ライブで聞いてみたいです。

How about you?

Lit charm (リットチャーム) が歌う「How about you?」。(4曲目)

HKT48のダンス選抜ユニットだからこそのダンスナンバー。最初に聞いた時はあんまり印象に残りませんでしたが、ジワジワとくる曲。面白いです。

瞳の奥 覗き込めば
僕の全てが 今わかる

自分に自信があるからこその、強い言葉。だからこそ「How about you? = あなたはどう?」につながる。歌詞をしっかり見た方が面白くなる曲です。

青春の出口

従来のHKT48のイメージの曲「青春の出口」。(5曲目)

まず、大人への入り口でないのが興味深い。1回終わりを迎えるからこそ、新しい世界に入っていけるということでしょうか?

秋元さんの言葉のチョイスに、なるほどねと感じてしまいます。

風の冷たいこの道を歩いて行こう

今までとは異なり、知らない道だからこそ風が冷たいというのは、情景が浮かんでくるようです。今のHKT48を表すような曲。どんな先があるのでしょうか?

あとがき

8枚目のシングル「最高かよ」以降はサラッとした聞いていなかったので、変化の大きさの驚いたシングルでした。

48グループの中でも年少というイメージが強かったのですが、止まることがなく大人に変わっていくからこそ、アイドルが面白いでしょうね。

時間は刻々と進むからこそ、その時にしか表現ができない世界があるんです。

ユニット曲が多いのもありますが、チャレンジをしてきたシングルだなという感じがしました。今回は期間が空きましたが、次回はそう遠くないかも…。

HKT48の中で、新たな突出した顔になる人が出てくるといいですね。

 

以上、『HKT48:3-2 ~結果は同じだとしても、思いは違うんだよ~』でした。


『HKT48』をApple Musicで

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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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