25歳未満の音楽ファンの15%が、フルアルバムを聞いたことがない!

25歳未満の音楽ファンの15%が、フルアルバムを聞いたことがない!時事 & まとめ
時事 & まとめ

あなたは、音楽を毎日聞かれていますか?

きっと、音楽は生活に欠かせないものになっている人は多いですよね。

とはいえ、聞き方は時代とともに変化しています。長く続いたCDの時代は縮小して、サブスク配信が音楽の主流に変わってきているのはご存じの通りです。

サブスク配信もCDの時代と同じように、シングルとアルバムがあるのは変わりません。サブスク配信の傾向として、シングルが1曲の場合が増えてきました。

カップリングの曲がない、1曲のみということですね。CDの時代でもありましたけれど、1曲で1,000円というのは割高になるため、数は少なかったです。

シングルが単曲やプレイリストも作りやすくもなっていますが、ストリーミングサービスDeezerの行った調査で、驚愕(きょうがく)の結果が発表されました。

英国(イギリス)の「25歳未満の音楽ファンは、フルアルバムを聞いたことがない! 」という調査結果になったんです。

日本ではありませんがびっくりした調査結果でしたので、まとめてみました。

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行われた調査とは?

ストリーミングサービスDeezerの調査は以下のように行われました。

  • 調査対象:英国(イギリス)
  • 対象人数:2,000人以上(年齢制限なし)
  • 対象内容:音楽の聞き方について

ストリーミングサービスを行っている会社の調査として、人数を含め不備のない全うな調査といえます。どう聞くかという調査というのは、面白いですよね。

音楽ファンとして、どんな聞き方を他の人がしているのか興味があります。

調査結果はどうなった?

調査結果は以下のようになりました。

  • 全体の82%の人はフルアルバムを聞いたことがある(18%が聞いたことなない)
  • 25歳未満に限ると85%がフルアルバムを聞いたことがある(15%が聞いたことがない)
  • プレイリストは42%の人が利用
  • 1日の聞く時間の平均は17分
  • 音楽を聞くのは自宅53%、車での旅行32%、散歩中14%

聞く時間の平均が少ないように思いますが、世界平均は26分ということです。イギリスは他の国に、比べて極端に音楽を聞く時間が少ないということですね。

25歳未満のフルアルバムを聞いたことがない人が15%いると記事になっていますが、全体平均は18%になるので、もっと聞かない世代がいるということです。

アルバムでは音楽を聞かないのではなく、アルバムを聞いたことがないですので、アルバムの存在意義が問われるような調査結果といえます。

音楽ファンとして、アルバムこそアーティストの聞き方の醍醐味(だいごみ)だと思っていましたので、このニュースと見た時にとてもビックリしました。

アーティストも、アルバムは聞かれて当然と考えるのは間違いかもしれません。

悲観をすることだけではない

アルバムを聞いたことがない人が増えているのはアーティストや音楽業界には悲観的なことですが、悲観的なことだけではありません。

それは2018年としても、違法で音楽を聞かれる率が10%以上低下しているというとです。違法で音楽を聞かれると、アーティストには1円も入りません。

違法ダウンロードで聞くよりもサブスク配信で月額定額を支払い、再生回数に応じてアーティストに分配がされるのは、健全な音楽の形です。

アーティストはリリースや売って終わりではなく、繰り返して多くの人に聞いてもらう必要があります。音楽のクオリティが上がる可能性も秘めているんです。

音楽のサブスク配信は海外に比べて日本ではまだ利用率が低いので、これから大きく育っていく分野だといえます。まだ日本のサブスク配信は初期段階です。

下の亀田誠治さんの講演からになりますが、ヨーロッバでは音楽業界の85%がサブスク配信からの収入に対して、日本は現状たった15%なんですよ。

日本でも変わり始めている音楽のサブスク配信ですが、今後は想像をしている以上に大きく変わっていきますよ。音楽はより楽しめるものになるはずです。

日本でも似た傾向かも…

CDの文化が未だに根強い日本では、アルバムを聞いたことがない人がいたとしても、イギリスよりも少ない数値になると思います。

途中でCDの再生を止めない限り、アルバムを聞くことになるのがそう思った理由です。CDのままであれば、プレイリストも作成できないのもあります。

ただし、サブスク配信になるとアルバムで聞かない人は多くいる気がします。

AppleMusicで毎日更新のトップ100が見られますが、アルバム全体がリストには入ってはきません。大半の人がアルバムで聞いていれば、ない現象ですよね。

アルバム全体で聞いていれば、必然的に聞く回数が多くなる1曲目がランクインするはずです。残念ながらその結果にはなっていません。

ただし、他の国では圧倒的にシングルタイトル曲だらけのトップ100になっていますが、日本ではアルバムの曲も多くトップ100に含まれています。

日本ではサブスク配信でも、アルバム単位で聞く人が多くいる証明ですね。

分かっているからこそのリリース方法?

サブスク配信の最近話題になった大物というと「」です。

10月9日からシングルタイトル曲の5曲限定で配信開始。11月5日に「Turning Up」のリリースに合わせて、全シングルのタイトル曲が配信開始されました。

少し疑問に思ったのはアルバムではなく、シングルの配信となった点です。サブスク配信の聞かれ方が分かっているからこそ、配信方法のような気がします。

今後はカップリング曲、アルバムの配信も徐々に解禁されて開始されるのでないかと思いますが、きっと情報が事前にある上での今の戦略になっていますよね。

※2020年2月7日から、オリジナルアルバムの配信が開始されました。

今はまだ途中段階でも「嵐」レベルの大物がサブスク配信に参入するのは、大きな変化です。インパクトだけでなく、普段は嵐を聞かない人も聞きますから。

嵐に限らずですが、音楽は一部の人が聞くのではなく、たくさんの人に聞いてもらってこそ意味が大きくなるのではないでしょうか?

長い間CDで聞いていた音楽の聞き方は、変わっていくのが時代の流れです。古いしきたりのあったラジオも、radikoの登場で聞き方が変わりましたから…。

音楽の聞き方も間違いなく変ると言い切って、問題ないはずです。

あとがき

自分はシングルはカップリング曲を含めて。アルバムは最初から最後まで聞くのが当たり前だったので、このイギリスの調査結果にはとても驚きました。

プレイリストも使ってはいますけれど、アーティストをまとめるためで、単曲の単位では使用したことがないです。単曲で聞くならランダム再生ですね。

音楽の聞き方は人それぞれで異なって当然ですが、シングルやアルバムの世界観を感じずに聞くというのは、音楽ファンとして少し寂しくも感じました。

アーティスト側もリリースしたら全ての曲を聞いてもらって当然とは考えずに、これからは通して聞いてもらえる音源を作る必要があるのでしょうね。

シングルのカップリング曲や、アルバムでしか聞けない曲が、それぞれのアーティストの本当の底力だと思っています。シングルはよくて当たり前です。

アルバムがシングルの表題曲だけのシングルスみたいなベスト・アルバムだらけになったら、音楽は間違いなくつまらないことになりますから…。

基本的にベスト・アルバムを自分が紹介しないのは、アーティストの世界観が欠けている点が理由です。全てのベスト・アルバムがそうではないですけれど…。

音楽を楽しみ方は人それぞれですけれど、1番楽しめる形で楽しみたいですね。

 

以上、『25歳未満の音楽ファンの15%が、フルアルバムを聞いたことがない!』でした。

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