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GRANRODEO:時計回りのトルク ~人生とは強制スクロール~

GRANRODEO:時計回りのトルク邦楽レビュー
邦楽レビュー

GRANRODEO (グランロデオ) 配信シングル「時計回りのトルク」。

前作「Treasure Pleasure」から3カ月。ユニットにとって初となる配信シングルは、GRANRODEOならではの要素が多く含まれた曲。

単にリスナーだけでなく、プレイヤーこそ楽しめる楽曲となっています。

時計回りのトルク 概要

「時計回りのトルク」は、映画「文豪ストレイドッグス BEAST」主題歌で、公開日と同日に配信リリース、それぞれの相乗効果を狙っているのが伺えます。

加えて、GRANRODEO初の配信シングル。これだけならばわりと他のアーティストでも昨今よくありがちなことですが、もう一つの付け加えがあります。

今作配信の5日後には、33枚目のシングル「カミモホトケモ」をリリース。「時計回りのトルク」は収録されない別物ですから、面白いことをしてくるなと。

15周年アニバサリーイヤーの延長が宣言されていますが、2022年初っ端から行動として国立代々木競技場 第一体育館でのライブも含め、攻め込んだ感じです。

時計回りのトルク

映画「文豪ストレイドッグス BEAST」主題歌「時計回りのトルク」。

進むべき方向の時計回り。その動きは自然であるようで、止められないからこそトルク(力)が負担となってかかっているのではないかと。

それを受け入れるかどうかで、見え方が変わってくる世界。タイトルを見た時に「どういうこと?」と思いましたが、面白いテーマで作られた楽曲です。

死ぬほどに愛したって
死にはしないよ
自由だからこの世界は愛し足りない

愛を語る上で、よく使われる表現。とはいえ死ぬほどに愛して、実際に死ぬ人はいない。言葉の綾だからこそ当然なのですが、改めて考えるとそうだなと。

逆に実際にならないというのはまだその言葉とは異なり、実は思いの他に愛し方が足りないのかも…。そこまで愛する必要がないとも言えますが。

キライだけど この欠落と
Now we wanna go

私たちが進むべき道は、欠落した世界。思い通りには行かず何か欠けているからこそ面白みがあるとも言えますが、参ってしまうこともあります。

それでも現実を受け止め、前へと突き進んでいく。人生とは一度動き出したら止まらない、いわばゲームでいう強制スクロールのステージ。

こんなもんだと思ってしまったほうが不必要な負担もかからずに、日々進んでいく毎日が楽しめるのかもですね。

あとがき

シングルというと、その多くは分かりやすくするのがセオリー。ですが今作は転調も入りまくるし、展開も多い複雑なプログレッシブな構成の曲。

カップリングこそ真髄と言ってもいいGRANRODEOですが、タイトル曲であっても面白いことをしてきてくれました。プレイヤーこそ楽しめそうな曲です。

ヘビーな表現が主にありつつ、ライブ・アルバム「”Rodeo Note” vol.1」で行った表現を追加。よく安定を求めて、置きには行かないのはさすがといえます。

2022年は「FAB LOVE」に続く9枚目のアルバムも恐らくリリースされるでしょうし、延長した15周年アニバサリーイヤーを含めて面白くなりそうです。

 

以上、『GRANRODEO:時計回りのトルク ~人生とは強制スクロール~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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