GRANRODEO:RODEO BEAT SHAKE ~どこからでも聞いてくれ! ~

GRANRODEO:RODEO BEAT SHAKE邦楽レビュー
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GRANRODEO (グランロデオ) 3枚目のベスト・アルバム「RODEO BEAT SHAKE」。

デビュー曲「Go For It!」から現時点での最新シングル「情熱は覚えている」までの31曲に、新曲「welcome to THE WORLD」を追加した合計32曲。

最新曲を頭に、続きは時系列での収録。いわゆるシングルスというものですが、この形はこれまでの2枚のベスト・アルバムではなかった形。

最初から追っている人には歌い方の変化など懐かしさもあり、新規で触れる人には新鮮に聴ける内容になっています。

RODEO BEAT SHAKE 収録曲概要

「RODEO BEAT SHAKE」収録曲は以下の通り。

  1. welcome to THE WORLD
  2. Go For It!
  3. Infinite Love
  4. DECADENCE
  5. 慟哭ノ雨
  6. HEAVEN
  7. delight song
  8. NOT for SALE
  9. デタラメな残像
  10. Darlin’
  11. tRANCE
  12. modern strange cowboy
  13. 恋音
  14. We wanna R&R SHOW
  15. ROSE HIP-BULLET
  16. 愛のWarrior
  17. Can Do
  18. RIMFIRE
  19. DARK SHAME
  20. 偏愛の輪舞曲
  21. The Other self
  22. 変幻自在のマジカルスター
  23. Punky Funky Love
  24. メモリーズ
  25. TRASH CANDY
  26. 少年の果て
  27. Glorious days
  28. move on! イバラミチ
  29. Deadly Drive
  30. BEASTFUL
  31. セツナの愛
  32. 情熱は覚えている

時系列順というとわりとつまらなくなることも多いのですが、GRANRODEOは表現のバリエーションが広く、かつ変化していくので逆に面白く感じさせます。

また、シングル・コレクションということで、ほぼ全ての曲にタイアップ付き。アニメの重要な要素を担ってますから、聞いていて情景が浮かぶ人も多いはず。

ポップ一辺倒になるかと思いきや、シングルでもヘビーな曲が思いの他に多く、かつマニアックな演奏がロック好きを唸らせてくれます。興味深く面白い!

その上でレベルの高い歌唱と、演奏が絶妙に絡まっているのも大きな特徴。

8枚のオリジナル・アルバム紹介時にタイトル曲は間違いなくふれますので、ベスト盤のみに収録されている曲を紹介していきます。

welcome to THE WORLD

「RODEO BEAT SHAKE」のための新曲「welcome to THE WORLD」。(1曲目)

おちゃれな行進曲ような表現で、歴史を振り返る始まりとしていい感じ。ポジティブさと楽しさが混ざりあっていて、この先が楽しいことが分かります。

お花畑でKissをしましょう 唇がふやけるほど

他のアーティストや曲は見たことない、興味深い表現。「welcome to THE WORLD = GRANRODEOの世界へようこそ」は、恋も楽しめそうです。

ロックンロールは楽しく、恋愛もできるからこそ輝いていきますから。

華やかで楽しい曲でありながら、テクニック度も高いので、楽器を弾く人は要注目! 華やかな上モノの音の中でも、バンドが生きているのは参考になりますよ。

We wanna R&R SHOW

13枚目のシングル「We wanna R&R SHOW」。(14曲目)

発売後に開催した武道館ライブを意識し、製作された曲。ライブタイトルに「ROCK☆SHOW」が付く場合にのみ演奏される、面白い趣向もあります。

バラードの前半から、次第にロックンロールへ。これはカッコいい!

ほんの数年前のことでした しがない2人がいて
ちょっとずるお袈裟に 夢を叶えたとさ

武道館をいえば、ロックの聖地。誰もが日の丸が掲げられた箱に立ちたいと思うからこそ、実現した2人はカッコいいなと思いし、思いも格別でしょうね。

また、R&R SHOWといえば、思い浮かぶのはKISS。ブレークの部分でそのままのフレーズが出てくるのが、聞いていて面白いと思う人も多いはず。

パクリではなく、完全なるオマージュ。遊び心があるのがロックです。

セツナの愛

30枚目のシングルで、TVアニメ「文豪ストレイドッグス」第3シーズンOP主題歌「セツナの愛」。(31曲目)

GRANRODEOならではだと思いますが、シングルでここまで弾きまくるというのも、今の時代には珍しい! 加減を一切しないからこそいんです。

振り切っても負けないボーカルがいるからこそできることですが、本当はこうしたいのに、抑えるのはロックじゃないですし…。

少しずつ君を忘れよう思い出せなくなるほどに
喜びだけの洪水で全てを呑み込んで欲しい

「セツナの愛  = 刹那の愛 = 瞬間の愛」だと知っていても、君への本気度を感じさせる部分。ちょっと回りくどいのですが、そこがまたいいんです。

強くありたいと思っても、恋愛となると途端に弱くなり、引きずってしまう多くの男性。女性よりも男性の方が、この思いに同調してしまうかも…。

谷山紀章の書く歌詞は、話し言葉が入ったり、エロさがあるのがいいですね。その上で他に例えがでてこないような、艶がいっぱいなあの歌声ですから…。

あとがき

バッファローというか、北斗の拳のラオウのような強いジャケット。ジュークボックスというと最近はあまり見なくなりましたが、見た目がいいですよね。

「RODEO BEAT SHAKE」はGRANRODEO専用のジュークボックス。好きなまま楽しんでくれ! という感じが、より聞いていて楽しめます。

単にシングルスというだけでなく、気になったならがオリジナル・アルバムなどもっと深い世界へ導くには十分な内容になっているんじゃないでしょうか。

「情熱は覚えている」まで含まれているので、全てを出し切った形。この先で見せるのは新たなるGRANRODEOの世界。めっちゃ楽しみですね。

また、しゃべりも秀逸な2人。TOKYO FMで放送のラジオ「GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて」が面白いので、音楽好きは特にオススメです。

 

以上、『GRANRODEO:RODEO BEAT SHAKE ~どこからでも聞いてくれ! ~』でした。


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JOE (ジョウ)

Guitar、F1を筆頭にモータースポーツ全般、野球(巨人)が好きな、ジャンルを問わない音楽マニア。日々記事更新中で、SNSは基本オマケ。 もっとプロフィール & あぶまいについて

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