GLAY (グレイ) 通算57枚目のシングル「G4・V-Democracy 2019-」。
令和に入って初のシングル。しかも、いつの間にか5月25日にデビュー25周年を迎えているというのはビックリ!
完全なるベテランですが、今のアーティストであるのは精力的な活動と音楽性だけでなく、見た目の若さにもあるのではないでしょうか。
ナタリーでゴールデンボンバー鬼龍院翔のインタビューを見たことがきっかけで久しぶりに聞いたGLAYですが、楽しめたシングルになりました。
G4・V-Democracy 2019- 収録曲概要
「G4・V-Democracy 2019-」収録曲は以下の通り。
- JUST FINE
- はじまりのうた
- COLORS
- YOUR SONG feat.MISIA
活動25周年をこえて57枚のシングル、14枚のオリジナル・アルバムをリリースしているのに、このわかりやすいシンプルなタイトルはGLAYならでは。
普通ならなネタが切れてしまいそうなところですが、マニアックに走らないところが親しみやすく、長く支持される理由ではないでしょうか。
複雑にしないシンプルさが、GLAYの個性になっていまよね。
JUST FINE
これぞGLAYと感じさせてくれる「JUST FINE」。(1曲目)
イントロでためてからサビ始まりで一気に持っていくところはいかにもと言う感じで、多くの人が期待している通りの曲ではないでしょうか。
よく聞くと演奏は途中で変調が入ったりしているんですが、シンプルなロックに聞かせるのは、キャリアの長さと実力があるゆえですよね。
GLAYは変わらないにプラス、進化もしているんだぞ! と聞けば聞くほど思わせてくれる曲。楽器を弾く人はコピーすると、より楽しめると思います。
演奏だけで例えると初期の「KISSIN’ NOISE」ぐらい曲間で変化があるのですが、感じさせない構成はいい勉強になると思いますよ。
あと、MVを見て思ったのは、TAKUROが使っているギターが羨ましいし、欲しい! 完全なるギタリスト目線の欲望という感じですが…。
目の癒やしにもなったMVでした。しかも似合っているからステキ!
はじまりのうた
テレビアニメ「ダイヤのA actⅡ」のオープニングテーマ「はじまりのうた」。(2曲目)
ボーカルTERUの作詞作曲の、ポジティブな思いが詰まったロック。
僕は止まらない、前に歩いて行くんだというのが、本当のはじまりなんだと感じさせてくれる曲。何か理由を付けて止まることは、かんたんですからね。
選んだ道を振り返らずに今日も変わらずに進むというのは、25周年を迎えても突き進むGLAYの言葉だからこそ、信憑性(しんぴょうせい)があります。
野球は特に積み重ねのスポーツだかこそ、ダイヤのAにもぴったりな曲です。
COLORS
TERUが作詞作曲をした「劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の主題歌「COLORS」。(3曲目)
GLAYというと作詞作曲がTAKUROのイメージがどうしても強いので、クレジットを見た時に「ほう! 」思ってしまうのは、いかに聞いていないかですよね。
メインは今もTAKUROですが、他メンバーの作曲も増えています。
ミディアムテンポのロックバラードですが、これまで関わってきた人にそれぞれ思いは違うけれどありがとうを伝えたいという曲です。
それぞれの人の違いをカラーであり、複数形である「COLORS」という曲名にしたのは面白いな〜と感じました。
「ありがとう」が伝わってくる曲。TERUやるな! と。
YOUR SONG feat.MISIA
MISIAとのデュエット「YOUR SONG feat.MISIA」。(4曲目)
MISIAとフューチャリングでコラボをするというのは、長く聞いていなかったのもありますが、予想ができない面白い組み合わせだと感じました。
これでもかというポップな曲は、pure soulに収録されていた「I’m in Love」を思い出しました。にしても、MISIAはやっぱり抜群にうまいですね。
ポップなJ-Popは、今回のシングルで一番聞いていて引っかかった曲。自分のようにしばらく聞いていな人ほど、びっくりを覚えることでしょう。
なんでこうなったの? というものではなく、興味深く感じた変化です。
あとがき
なんとなく横耳では聞いていましたが、GLAYをちゃんと聞いたのは久しぶり。聞いていて感じたのは、今も現役なんだなと…。
昔GLAYを聞いていたけれど、今は聞いていないとなという方に、聞いてみるのをオススメしたいのが今回のシングル。
きっと今聞いてもかっこいいなと感じること、間違いなしですよ。
25周年イヤーということで今回に続く音源、アルバムも期待できると思いますが、どんな楽しみを与えてくれるのでしょうか。
その前に聞かずに通り過ぎていた、過去音源を聞いてみなきゃですね。
以上、『GLAY:G4・V-Democracy 2019- ~25周年の今も当たり前の現役~』でした。
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JOE (ジョウ)
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