フジファブリック 配信シングル「たりないすくない (feat. 幾田りら) 」。
11枚目のアルバム「I Love You」からの先行シングル。feat. 幾田りらがきっかけという方も多いと思いますが、聞いて楽しくなってしまうデュエットソング。
タイトルも面白いですが、大人の優しさと余裕も感じさせれくれます。
たりないすくない (feat. 幾田りら) 概要
タイトルにもがっつり付与されているので、気にならずにはいられないのが、feat. 幾田りら。いわゆるYOASOBI ikuraのソロ名義ですね。
話題と人だからというだけでなく、曲の雰囲気にもピッタリななのが特徴。デュエットということもあり、YOASOBIともソロとも異なる表現が聞けます。
彼女の表現の振り幅は、聞いていてやっぱり興味深いです。
たりないすくない (feat. 幾田りら)
もっと、ずっとを求めてしまう「たりないすくない (feat. 幾田りら) 」。
聞けば男女デュエットである必要が分かる、面白いタイトルの曲。女性と男性の思いがリンクするからこそ、どちらもがもっと君のことが欲しいんだの思い。
だからこそ「たりないすくない」とは、面白い表現です。不満を持っているんじゃない、もっと、ずっとからの思い。これは愛ですね。
知ってた? 本当の私はちょとだけずるいよ
戸惑っていまうけど
指先が触れあえば
知らない一面に驚くことがあっても、指先が触れあえばいい。あえてだと思いますが、この先を具体的に表現していないのが想像を沸き立てます。
全て言葉にしないからこその面白さへとつながっています。
幾田りらの少しフィルターのかかっ感じと、はっきり前に出てくる山内総一郎の歌声の相性もいい感じ。男性側に大人の余裕が感じられるのも、ポイントかも。
もっともっと
ずっとずっと
フェイドアウトするからこそ、その思いが伝わってくる最後の部分がすごくいい感じ。意味があるだけでなく、この終わりは懐かささえありあす。
また、MVの主演女優「祷キララ」。彼女はいい感じ 派手さはなくとも素朴さが、曲のイメージにあってます。実際見たら素朴でなく、キレイそうですが…。
MVの女優さんのうまさは、indigo la end を思い浮かべちゃいました。
あとがき
フジファブリックの名前自体はもちろん知っていましたが、その音は意識しては聞いたことがなかった存在。正直にfeat. 幾田りらがきっかけでした。
ただ、「たりないすくない」を聞いていて、聞き覚えがある歌声。しかも最近と思っていたら、アニメ「Dr. STONE」を見ているので「楽園」を聞いてました。
誰かというのは知らずともしっかり耳に入ってきていたのは、音楽の面白い部分です。特にアニメだと、こういうパターンがちょいちょいありますよね。
クレジットを見ていなくてアーティスト、曲名は知らないとしても、その曲だけは知っているという。番組を見ているからこそ起こる、面白い体験です。
知らずに「楽園」も聞いていて、「たりないすくない」も興味深いですから、まもなくリリースのアルバム「I Love You」は聞いてみることにします。
以上、『フジファブリック:たりないすくない (feat. 幾田りら) ~君のもっとを~』でした。
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