Flower:セルフタイトルアルバム ~花の歴史が今始まった~

Flower:セルフタイトルアルバム邦楽レビュー

Flowerのセルフタイトルアルバムである「Flower」。

2014年に発売された記念すべき1枚目のオリジナル・アルバムです。脱退があったため現在とはメンバー構成が異なるので、ジャケットに懐かしさを感じます。

収録曲の多くが「THIS IS Flower THIS IS BEST」でNewバージョンとなっていますが、まずはこのアルバムのオリジナルを聞くことをオススメしますよ。

オリジナルがあるからこそのNEWバージョンですし、より楽しんで聞けるのは間違いないからです。通して聞くことでより心に残るアルバムになっています。

アルバム収録曲概要

セルフタイトルアルバム「Flower」の収録曲は以下の通りです。

  1. Still
  2. forget-me-not ~ワスレナグサ~
  3. let go again feat.VERBAL(m-flo)
  4. 太陽と向日葵
  5. Fadeless Love
  6. YOUR GRAVITY
  7. Boyfriend (Moonlight Version)
  8. To Be Free!!
  9. 恋人がサンタクロース
  10. 白雪姫
  11. SAKURAリグレット
  12. 初恋
  13. CALL

6枚のシングルの収録曲11曲が含まれているので、アルバムのための曲は2曲のみと、1枚目でありながらベスト・アルバムかという感じになっています。

シングルが多いと曲を集めてまとめたアルバムになることが多いですが、アルバムとして通して違和感なく聞けるのは、曲順に秘密があるかもしれません。

欲をいえば9曲目の「恋人はサンタクロース」はいらなかったかも…。この曲は抜くか、別の新曲を入れた方がより良いアルバムになっていたかもですね。

オリジナルが名曲過ぎて、カバーの域をこえられていないからこそ、少し浮いていて違和感を感じました。オリジナル曲で十分勝負できるのも理由です。

Still

アルバムのオープニングで、1枚目のシングルでもある「Still」。(1曲目)

大切な思い出をともに、まだあなたを想っているという、少し切ないラブソングです。かなわない恋ではあるけれど、悲観的ではないのがまた切ない…。

完全な大人ではないけれど、子どもにはできない恋の物語です。この曲を1枚目のシングルで出せるというのが、またスゴイところですよね。

Flowerで好きな曲はたくさんありますが、ダントツで好きな曲です。定期的にふとこの曲を聞くたくなるのは、まだという想いが自分にも何かあるのかも?

白雪姫

6枚目のシングルのタイトル曲である「白雪姫」。(10曲目)

童話の白雪姫はハッピーエンドですが、この白雪姫はハッピエンドにはなれなかった白雪姫の物語です。最後目覚めたとはありますが、これは願望ですよね。

出会うことができたら良かったのに、出会うことはなかったという…。どの季節に聞いても冬を思わせるのは、歌詞だけでなく、音作り秘密があります。

鏡に問いかけるのは1番きれいなのは誰ではなく、「この世で1番あの人を愛してるのは誰? 」であるのが、切なさを増大させていますよ。

イントロのピアノの導入を聞いただけで、よい曲とわかる曲です。シンプルな楽曲の構成だからこそ、聞いていて心に残ります。

初恋

E-girlsの6枚のシングル「ごめんなさいのKissing You」のカップリング曲である「初恋」。(12曲目)

切ない恋の歌が多かったですが、この曲は淡い初恋の思い出を歌った曲です。初恋といっても、本当の初恋ではなく、特定の相手に対しての初恋ですよね。

聞く人によって解釈は変わってくると思いますけれど、自分が聞いて歌詞を見た感じでは、特定の相手に対しての初恋のように思えました。

「I’m missing you = 君のことが恋しい」はいくつか恋を経験したからこそ、思う感情なのかなと。ヒュルリラという風の表現がまたいいですよね。

あとがき

Flowerの売りでもあり良さでもある切なさが十分に聞ける、アルバムです。

切なさといっても切なさだけで終わらせるのではなく、最後に「CALL」で忘れられない楽しい思い出で終わるというのは、やっぱり曲順がいいですよね。

曲順で印象が大きく変わるアルバムの内容ですので、本当によく考えられた曲順のになっているなと、聞けば聞くほど思うアルバムです。

1曲目に「Still」、ラストが「CALL」で締めくくられるのは、このアルバムの必然だったのではないでしょうか? リピートして聞きたくなります。

女性目線のラブソングですが、男性が聞いても心に残るラブソングが集まっているアルバムです。男性の方も機会を作って聞いてみてください。

 

以上、『Flower:セルフタイトルアルバム ~花の歴史が今始まった~』でした。

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