Flower:花時計 ~あなたと同じ時を一緒に刻みたい~

Flower:花時計 邦楽レビュー

Flowerのセカンド・アルバムである「花時計」。

セルフタイトルのファースト・アルバム「Flower」からほぼ1年の間隔となる2015年に発売されたアルバムです。

ファースト・アルバムはリリースまでに時間がかかっていましたが、びっくりすようなハイペースでのリリースとなりました。

セカンドがあるからこそ、この後ベスト・アルバムをはさみましたが、3枚目のアルバムのリリースに4年もかかると想像していた人は少なかったかもです。

CDでは「Flower Clock -covers-」という8曲のカバー曲が収録したディスクが付いてくる形態もありましたが、配信ではアルバム本編のみとなっています。

アルバム本編で十分に満足ができるアルバムになっていますが、カバー曲を収録したCD付きもまだ購入できますので、どうしてもという方はCDをどうぞ!

私のこの思いを受け止めて

「花時計」の収録曲は以下の通りです。

  1. 花時計~Party’s on!~
  2. 秋風のアンサー version2015
  3. 青いトライアングル
  4. さよなら、アリス
  5. 熱帯魚の涙 version2015
  6. Dolphin Beach version2015
  7. Flower Garden version2015
  8. Dreamin’ Together feat.Little Mix
  9. あの日のさよなら feat.鷲尾伶菜(Flower/E-girls)
    DJ DECKSTREAM
  10. Spring has come
  11. 七色キャンドル
  12. 時間旅行
  13. 白雪姫 orchestra mix version2015

「version 2015」となっているのは、武藤千春が在籍時のパートを再収録をしたものに変わっているのが理由です。

シングルとしてリリースされている音源との違いを聞いてみるというのも、新たな発見があるでしょうから、してみてもいいかもしれませね。

恋する女の子気持ちから失恋ソングまで、バランスよく通して聞きやすくなっているのは、今回も曲順がいいのが理由になっているのは間違いありません。

特にオープニング曲「花時計~Party’s on!~」なんて、ここしかない曲順にある曲で、アルバムを期待させる内容になっていますよ。

伝えたかった本当の気持ち

8枚目のシングルでもあり、告白の曲である「秋風のアンサー」。

アルバムの中で聞くと、少し表情が変わって聞こえた曲です。「少しずつ、ほんの少しずつでいいから」というのが少しいじらしくもあり、かわいらしい。

好きだからこそ、好きといえなかった。でも好きなのというのはステキです。好きというのも秋の風を理由にして言っているというのが、またいい感じ。

ごめんねというのはかんたんな言葉ですが、言いづらい言葉です。男性が聞いていたら、しょうがないなと大抵のことは許せてしまう優しい曲になっています。

少し険悪なムードになっているカップルがいるとして、この曲を女の子が歌ったら、関係が修復できるような気がしてしまう曲です。

次に会えたらきっと一緒に…

9枚目のシングルとしても発売された、「さよなら、アリス」。

好きだけどもう会うことはできない。さよならという失恋ソング。切ないけれど、切ないだけで終わらないのは、よい恋だったと感じられるからでしょうか?

サヨナラではなく、ひらがなで「さよなら」というのが感情が伝わってきますし、「最後に君の名前を呼び捨てにしてみるよ」というのはいいですよね。

受け取り方は人それぞれですが、アリスとは自分のことを指しているんじゃないかなと。客観的に自分を見つめた時のだからこその歌詞のように感じました。

男性の優しさよりも、女性ならではの優しさを感じる曲です。もう会えないけれど、次に会えた時には一緒に幸せなれたらいいなと思わずにはいられません。

思い出の春がサラサラとやってくる

かなわなかったらけれど、ステキな恋の思い出となった心情を歌っている「Spring has come」。

淡い恋心が切ないというよりも、よい思い出として残っている情景が思い浮かぶような曲になっています。春が来る度に思い出す、思い出。いいですよね。

これでもかという優しい歌声と、春風をサラサラと表現することろなど、爽やかな恋の物語になっています。とてもかわいらしい女心です。

アルバムの中で1曲を選ぶなら、自分はこの曲を推したいですね。

花時計 あとがき

ファースト・アルバムの勢いを保ったまった発売された、このアルバム。

女の子の恋の物語がかわいらしく聞ける、女性だけでなく、男性にも聞いて欲しい内容のアルバムになっています。

もっと素直に言ったり、気持ちを伝えられたら楽なのにと思うのは、まだ自分が女心を素直に理解できていないからでしょうか?

Flowerの3枚のオリジナル・アルバムの中でも切なさは若干控えめでポップなアルバムですので、Flowerの入り口をして最適なアルバムだと思います。

特に男性はこのアルバムが、1番入りやすい内容になっていますよ。

この「花時計」を聞いてから、またはベスト・アルバム経由で最新アルバムを「F」を聞くと、時間の流れも感じられるのでオススメな聞き方です。

欲をいえば、最後ボーナス・トラックの白雪姫は入れずに時間旅行で終わった方が、よりアルバムの世界観は強く出たかもしれませんね。

 

以上、『Flower:花時計 ~あなたと同じ時を一緒に刻みたい~』という記録でした。

Flower 関連記録

2014/1/22 release 1st Album
Flower:セルフタイトルアルバム ~花の歴史が今始まった~

2016/9/14 release Best Album
Flower:THIS IS Flower THIS IS BEST ~今ここに存在するべき理由~

2019/3/27 release 3rd Album
Flower:F ~あなたの心を私が揺さぶらせてあげる~

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