Ed Sheeran:No.5 Collaborations Project ~コラボはここから始まった~

Ed Sheeran:No.5 Collaborations Project洋楽レビュー
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Ed Sheeran(エド・シーラン) コラボレーションEPである「No.5 Collaborations Project」。

「+ (プラス)」デビューする前の、2011年にリリースされたEPです。

最新アルバム「No.6 Collaborations Project 」はコラボレーションをした楽曲をまとめたアルバムでしたが、このEPがベースとなっています。

本人のインタビューでもNo.5があるからこそ、No.6が作りたかったと…。

No.6を聞いただけでなく、元となるNo.5も聞いてみると、よりどちらも楽しめる内容になっているのが特徴となっています。

No.6だけでなく、このNo,5もぜひ聞いておきたいEPです。

No.5 Collaborations Project 収録曲概要

「No.5 Collaborations Project」の収録曲は以下の通りです。

  1. Lately (feat. Devlin)
  2. You (feat. Wiley)
  3. Family (feat. P Money)
  4. Radio (feat. JME)
  5. Little Lady (feat. Mikill Pane)
  6. Drown Me Out (feat. Ghetts)
  7. Nightmares (feat. Random Impulse, Sway & Wretch 32)
  8. Goodbye To You (feat. Dot Rotten)

最新アルバムのNo.6ではいろいろなタイプの人とのコラボでしたが、No.5はMCやラッパーと呼ばれる人たちとのコラボレーションです。

当時のEd Sheeran本人ではできない部分も、コラボでうまく実現している感じになっています。どの曲も、ラップをうまく生かした曲作りですね。

また、どの曲もゴージャスな音使いではなく、ファースト・アルバムの「+」に近いのですので、No.6よりも違和感がなく聞けるアルバムになっています。

それにしてもデビュー前のアルバムでこの内容というのは、恐ろしいですね。

Lately (feat. Devlin)

アルバムのオープニングを飾る「Lately (feat. Devlin)」。(1曲目)

DevlinのラップがEd Sheeranの歌を、より引き立ている曲です。シンプルなリフが繰り返し続く切ない歌詞の曲ですが、カッコいいですよ。

ラップがあるからこそ、より引き立った曲になっていると感じました。

Family (feat. P Money)

スローテンポな曲に早口ラップが特徴的な「Family (feat. P Money)」。(3曲目)

「Family = 家族」がテーマの曲は明るいものや希望に満ちた曲の場合が多いですが、この曲は家族との別れを歌った曲です。

Ed Sheeranの歌声をより切なくさせているのは、早口ラップがあるからではないでしょうか? 歌詞を見ると、より切なさが増す曲です。

ですから曲を聞くだけでなく、歌詞にも注目して欲しい曲になっています。

Little Lady (feat. Mikill Pane)

曲名はかわいいのに、切ない曲の「Little Lady (feat. Mikill Pane)」。(5曲目)

ラップというと日本語ラップの強い印象のイメージがあったのですが、語りかけるようなラップに、歌詞の内容が想像以上にヘビーで切ない曲です。

普通に流しただけでは聞き流してしまいますが、特にラップ部分は切ない歌詞になっています。Ed Sheeranのパートが、より切なさを増していますよ。

音数も少なくシンプルな曲ですが、ラップのイメージが変わった曲です。

Drown Me Out (feat. Ghetts)

アルバムの中でも1番の高速ラップが特徴的な「Drown Me Out (feat. Ghetts)」。(6曲目)

高速過ぎて歌からは今の自分の英語力では歌詞が聞き取れませんでしたが、歌詞を見ると自分の人生を生きたいだという、メッセージが伝わってきます。

日本語ラップのイメージからラップは日記のようなメッセージを想像してしまうのですけれど、切実な思いが込められているラップもあるんです。

特別なことを望んでいるのではない。ただ恐怖におびえることなく生きたいんだというのは、誰もが望んでいいメッセージのように感じました。

ラップでの強い思いを、Ed Sheeranの歌が補完している感じです。Ed Sheeranの歌はシンプルですけれど、切なさを感じずにはいられません。

曲名も切ないですが、歌詞を見てみるとより思いが伝わってくる曲ですよ。

あとがき

このアルバムがあるからこその「No.6」と「+」があると考えると、スゴく重要な意味があるEPだと言えます。

No.5と聞いた後に「No.6」、「+」を聞いて感じたのは、なるほどねです。一つ一つがつながっているからこそ、今のEd Sheeranになっているだろうなと。

それにしてもこのEPを作ったのが20、21歳の頃だというんですから、Ed Sheeranは本当にハンパないアーティストですよね。

「No.6」を先に聞いて違和感が合った人はこの「No.5」を聞くと、特につながりが見えて、より楽しめるEPになると思います。

また、Ed Sheeranの特に切ない曲が好きな人にも、「No.5」を聞いてみることをオススメします。デビュー前の音源ですが、聞いて損はないEPです。

 

以上、『Ed Sheeran:No.5 Collaborations Project ~コラボはここから始まった~』でした。

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