DIAURA:獄彩 ~君に残したい僕の色~

DIAURA:獄彩邦楽レビュー
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DIAURA (ディオーラ) 配信シングル「獄彩」。

2カ月連続リリースとなった「ENVY」「Hydra」から3カ月。会場限定は過去にも度々行われてきていますが、バンドにとって初となる配信シングル。

非対称とも言える漢字が組み合わさったタイトルが印象的で、希望はあるのに寂しさが漂う曲です。

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獄彩 概要

彼らのファンクラブ、愚民党。加入している人だけのお楽しみ部分ではありますが、作曲をメンバーのリレー方式で公開しながら出来上がったという「獄彩」。

作曲過程をオンラインで公開するというのは最近はまれにありますが、普段は完成してから聞きますから、面白い取り組み。新たな楽しませ方の1つですね。

その上で完成した曲を通常のライブがやりづらい状況だからこその、YouTubeでアコースティックライブ(6月20日)の後に、お知らせでリリースの告知。

動画でも語っていますが、現在の未知のできことを形にした「極彩」。今だからできること、制限のある中で楽しんでほしいというのが伝わってきます。

獄彩

曲名からして印象的な「獄彩」。

ジャケットの枯れた大地と、聞くほどにリンクする曲。絶望となっている中で、少しでも光を見せたいし、残したいという思いでしょうか。

空が暗く枯れた大地でも、明るさもある色使いです。とても良いジャケット。

僕が消える前に消える前に証を残したい

曲始まりの印象に残る部分。”消える前に”を繰り返すことで、印象が強く残るだけでなく、自分には時間が残されていない危機感も表しているかのよう。

違う言葉をチョイスすることもできたはずなのに、あえてであると感じます。

いつか信じていた信じていた未来は存在しないとしても

この”信じていた”の繰り返しも、別の言葉にできたはず。それでも選択したのは、最後の「僕ゆえの光へ」を表現するためかなと感じました。

言葉を繰り返すのは音楽でよく使われる手法ですが、一文の中で隣接したままで使われることは少ない。聞くだけでなく、歌詞を見て面白く感じました。

yo-kaの切なくて余韻の残る歌声も、思いを伝えるのにピッタリ!

シングルでMVがないのは、出来上がりほやほやの緊急リリースであることにプラスして、歌詞をよく見てほしいという思いもあるのかも…。

その上でバンドの演奏シーンはなくても、リリックビデオがあったらいいかもですね。

あとがき

すでに続く19枚目のシングル「最果てに降る雪」の10月リリースが決定済み。ワンマンライブも、LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂)で9月3日に開催予定。

ライブは席を減らした状態でとはなりますが、バンドの攻める姿勢は変わらずに続いて行きそうです。動かない選択じゃなく、今できることをなんでしょうね。

ビジュアル系でありながら、当たり前のように音のみでも楽しんで聞けるDIAURA。バンドの結成からも長いだけでなく、面白くなりそうです。

 

以上、『DIAURA:獄彩 ~君に残したい僕の色~』でした。


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