DESURABBITS (デスラビッツ) 配信シングル「無視するな、君の色は君で決めればいい」。
前作「一瞬で」から9カ月。21年6月20日 Zepp Hanedaでのライブをもって解散を発表していますので、今作はラスト・シングル。
本当に最後するのか? と思ってしまうような、勢いと強さがあります。
無視するな、君の色は君で決めればいい 概要
「無視するな、君の色は君で決めればいい」は、21年3月31日にリリースされる3枚目であり、ラスト・アルバム「JUMP」の先行シングル。
また、最初にレコーディングした時は、決まっていなかった解散。今回リリースにあたって、再レコーディングを実施。
その理由はアルバムのリリースが本来去年だったので、今の自分たち歌で録り直したかったとのこと。活動が思うようにできなくても、進化ができていると。
バンドだとよくあることですが、アイドルでも行うというのが興味深い。それだけ意味のある曲、聞いてほしいという意思を感じさせます。
無視するな、君の色は君で決めればいい
ラスト・シングル「無視するな、君の色は君で決めればいい」。
不満ではなく、奮起させるための思いと行動。君とは誰かではなく、自分自身対しての言葉と思うわずにはいられない形。心にある本心との会話なのでしょう。
同じ色で在る必要なんてない
I will find my way!
自分に向けての言葉。よくも悪くも右にならえをすることが良しとされる世の中で「本当にやりたいことなの?」 と問いかけ、変わっていくきっかけです。
要らないんだ
決められた運命に従うルール
はみ出したっていいじゃない。これだと決めつけてしまったら、できることもできません。アイドルの異端児だからこそ、見せかけでないのも分かります。
Before I’m drawing black!
Please me something to move!
「黒く描く前に、何かを動かして!」。塗りつぶしてしまったら戻れないから、その前に気付いて、動いて。変わっていくために必要なことです。
BUCHO(部長)のデスボイスで、英詩。この曲ではいつも以上に重要なパートであり、意味を持った言葉を発していますよ。かつカッコいい!
複雑な形ではないですが転調が入ったり、最後のシングルはしっかりと爪痕を残す曲です。本当に解散しちゃうのかと思うと、実にもったいない…。
あとがき
多くいるアイドルの中でもメンバー構成が特殊だった、DESURABBITS。読み方としては同じでも、2度改名をしたという珍しさもありました。
何よりも曲、ステージングも面白かったというのが特徴。現在の状況というのもありますが、解散をするのは本当に惜しいと言わざるしかないグループ。
それでも空中分解ではなく、こうしてシングル、ラスト・アルバムも残ていくというのが、DESURABBITSらしさなのかもしれません。
活動の集大成となるアルバム「JUMP」楽しみに待ちたいと思います。
以上、『DESURABBITS:無視するな、君の色は君で決めればいい ~我を行け!~』でした。
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JOE (ジョウ)
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