Daughtry (ドートリー) 配信シングル「Heavy Is The Crown」。
前作「World On Fire」から7カ月。ヘビーなサウンドとともに、負けない意思の強さを表現。それでも寂しさを感じてしまうのが、ドートリーらしい曲。
切ない音だからこそ、ギュッと聞き手の心を掴むものがあります。
Heavy Is The Crown 概要
「Heavy Is The Crown」は、2021年リリース予定の6枚目のアルバム「Nothing Lasts Forever」からの、第2弾シングル。
「World On Fire」もですが、活動初期のハードロックに回帰したサウンド。ポップなドートリーもいいですけれど、知っているからこそ求めてしまう音。
「Nothing Lasts Forever」は、大きな期待をしてよさそうです。
Heavy Is The Crown
あんたが偉いじゃない「Heavy Is The Crown」。
権力に負けない意思。相手側にというのではなく、弱さも持ち合わせている自分へ向けた言葉に聞こえます。
Like a cancer running through my veins, oh
It’s never going to give in..
「血管に流れるガンのように、決して諦めることはしない」。人にとってやっかいな存在のガンという存在を、逆に強さとして表現をする。
興味深い形であるとともに、こういう使い方もあるかと関心してしまいます。
I’ll never bow down
Heavy is the crown
「俺は決して頭を下げない。重いのは王冠だから」。王様の物であり、権力の象徴でもある王冠。えらいのは、あんた自身ではないと言っているかのよう。
最近は目にしたり耳にすることは少なくなりましたが、イエスマンと比喩されることの多かった日本人。反論するというのは、必要な行為なのかもしれません。
なんでもかんでもというのではなく、ただ権力を振りかざしてくる人に対しては…。文句と、意味のある反論、屈しないことは意味のあることです。
あとがき
ヘビーであるのに、寂しさのあるサウンド。悲しさを感じさせるのは、誰かじゃないドートリーだからこそというのは、やっぱり強いです。
それは真似しようにもできず、変わりがいないということですから…。そして、やっぱりポップなサウンドよりも、ハードロックが似合う!
まだアルバム「Nothing Lasts Forever」が今年のいつリリースされるかはアナウンスされていませんが、協力な1枚になるのは間違いないはず。
SIAのカバー「ALIVE」から始まった、原点回帰とも言える表現。期待をするなと言う方が無理かもしれません。
以上、『Daughtry:Heavy Is The Crown ~権力には決して屈しない~』でした。
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JOE (ジョウ)
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