Daughtry (ドートリー) 配信シングル「Alive」。
5枚目のアルバム「Cage to Rattle」続くのは、SIA のカバー。しかも多くの人が聞いて知っているであろう「Alive」というのが、興味深い選択。
女性と男性の違いだけでなく、オリジナルにはないロックなアレンジのカバー。SIA、ドートリーのファンのどちらもが楽しめます。
Alive 概要
「Alive」はSIA 7枚目「This Is Acting」収録曲。シングルとしてもリリースされましたし、アルバムの核となっていた曲。
間違いなく比較をされるので逆に難しいと思いますが、そこはドートリー。オリジナルに似せるでも、アコースティックでもないロックを聞かせてくれます。
デビューのきっかけとなったアメリカン・アイドルでの実績が、ここにきていかんなく発揮されたと言っていいかも…。
またカバーいえどもバンドの本気を感じるのは、聞こえてくる音だけではなく、リリックビデオとMVどちらも制作していることからも伺えます。
Alive
SIA のカバー「Alive」。
始まりの静けさはオリジナルに沿うものですが、徐々に姿を見せつつサビの途中からロックな形に。すこからずっとではなく、1度戻すのがにくいアレンジ。
リスペクトをしつつ、自らの形を示す。実力があるからこそですが、うまい見せ方。聞いていてしびれるものがあります。
I have made every single mistake
That you could ever possibly make
「俺は全ての間違いを犯してきた。あなたが今までにしていないようなことも」。女性と男性では間違いに違いがあるだろうなと、感じさせます。
サビが強いからこそつなぎの部分でとして聞いていたのですが、比較するからこそ面白みが増した部分。比べて聞いてみることをオススメします。
I’m still breathing, I’m still breathing
I’m alive
「俺は息をしている。生きているんだ」。同じ歌詞であるのに、SIAとはまた別の聞こえ方がするのが興味深い。別の形の「Alive」です。
SIAのオジリナル、ドートリーを先でもいいので、双方を比べて聞いてみると面白いですよ。アレンジもですが、女性と男性の違いが出た感じです。
あとがき
カバーでありながら、まるで自分の曲のように表現したドートリー。この「Alive」を聞いて面白いと思う方は多いのではないでしょうか。
また、ドートリーファンであれば気になるのがロックなアレンジ。初期はハードでも近年はポップス寄りだったので、逆に意外に思った人も多いはず。
カバーではありますが「Alive = 生きる」であることも含め、音として表現の回帰というか、大きな変更になりそうが気がしています。
2021年には6枚目のアルバム「Nothing Lasts Forever」のリリースが予定されているドートリー。初期のファンほど、楽しみに待ってよさそうです。
以上、『Daughtry:Alive ~俺は今ここで生きているんだ~』でした。
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JOE (ジョウ)
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