D (ディー) 全世界へ向けてエールを送る新曲「Hang in there」。
バンドの結成17周年ライブ予定をしていた20年4月17日に公開。遅れること3日。配信が開始されました。
「Hang in there = 頑張れ」。気持ちのとても優しい曲です。
Hang in there 概要
この楽曲を新型コロナウイルス(COVID-19)と戦うすべての人に捧げます。
いつか必ず、世界中が手を取り合えると信じて。Dedicate this song to all who fight ”COVID-19”.
We sincerely hope that one day people all over the world will join hands.
曲に込められた思いが、通常時の活動とは異なります。
バンド自体も重要な意味を持つライブの中止に、CDのリリース日が変更。もろにエンタメ業界が受けている影響を受けています。
そん中でサブスク配信、ダウンロードで発生する収益をライブハウスに分配する制度を開始した D。さらに続くのがこの「Hang in there 」。
普段の曲。バリバリのヴィジュアルとはイメージが異なりますが、今だからこそ表現できる気持ちのとても優しさを聞かせてくれました。
Hang in there
全世界に向けてエールを送る「Hang in there」。
この曲は #StayHomeに基づき、メンバーそれぞれの自宅でやり取り、撮影とレコーディングまで行われました。
家にいても「音楽のプロはここまでできるよ!」 と言っているかのようです。
あなたに届け Love yourself(Love yourself)
未来へ行こう Value your life
あなたの人生を大切にして、未来へと行こう。僕や、僕らでもない”あなた”に向けた思いだからこそ、伝わってほしい…。
今はいつになるか分からないけれど、お互いが生きて逢って手をつなごう。とても優しい思いです。全世界ということで、翻訳英語の歌詞表示もされています。
普段は演奏が凝っていて、歌詞も複雑で難しい D。あえてシンプルで伝わりやすい形の曲にしているからこそ、込められた思いが伝わってきます。
イメージとギャップがあるからこそ、より印象的に聞こえました。
1つ難をいえば、最後に「チャンネル登録をお願いします! 」。ない方がよい好印象で、また見たくなる方が多かったかも…。この不器用さもまた興味深い。
あとがき
オーストラリアの森林火災へ向けたチャリティーソング「ACACIA~Pray For Australia~」、「Hard Koala」の配信を開始している D。※CDは来月に延期
今の状況に便乗してというわけではありません。不安で気が立っている方も多いからこそ、逆に批判を受ける可能性もある中での曲の公開。
思いは純粋であっても、勇気のいる行動だったのではないでしょうか? 気持ちの優しい曲ですし、個人的にはバンドに称賛を贈りたいと思います。
ライブが再開されたら、久しぶりに見に行きたい。そう思わせてくれる曲です。
以上、『D:Hang in there ~今は思いだけでも、後できっと手をつなぐから~』でした。
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D:Hang in there ~今は思いだけでも、後できっと手をつなぐから~ ←今ココ
JOE (ジョウ)
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